第二新卒での転職を考える時、「どんな人が受かりやすいんだろう」と考えるものですよね。新卒での就活以上に、面接の占める比重が大きくなるでしょう。
ですから、「面接で受かるためには、どんなことに気を付ければいいのか」が大いに気になるわけです。
あなたと同じように、私も第二新卒での転職を考え、就活した経験があります。
その時は採用担当の仕事をしている先輩などに相談して、アドバイスしてもらいました。そんな私自身の経験も踏まえて、どんな人が受かりやすいのか、お話ししますね。
①自然な敬語が使える
第二新卒を採用する企業は増加傾向にあります。その理由の一つが、社会経験のある第二新卒には、新卒の持っていないビジネスマナーがあるということ。
ビジネスパーソンとして、誰もが身に着けていなければならない基本的マナーが備わっているのが、第二新卒の大きな魅力なんですよね。
ですから、ビジネスマナーがしっかり身に着いているということをアピールできれば、就活を成功させやすくなるでしょう。
では、採用担当者は、どんなところに着目して、応募者のビジネスマナーをチェックするのか。それは「言葉づかい」です。ほかのビジネスマナーは、それぞれの仕事のシーンでチェックするしかありません。
その点、言葉づかいなら面接中に簡単にチェックできるわけですね。
ビジネスシーンでの言葉づかいの基本は、敬語です。ですから、面接時の受け答えで、正しい敬語を自然に使うことができる人が、受かりやすくなるんですよ。
②前向きで強い意欲を感じさせる
採用する側にしてみると、応募者の「やる気」も大きなチェックポイントになります。
「前職をやめてしまい、転職の必要があるために応募している」という消極的な印象の人と、「ぜひともこちらで働きたい」という強い意欲を持っている人では、担当者は100%、後者の方を採用するでしょう。
そうした意欲をどれだけ担当者に感じさせられるかが、面接の合否を左右する大きなポイントになるわけですね。
注意したいのは、第二新卒の場合、「早い段階で前職をやめてしまったために、大したキャリアがない」という、マイナスの自己評価をしがちだということ。
そうした後ろ向きの意識を持ってしまうために、たとえば、退職理由を聞かれた時、言い訳じみた答えを返してしまうこともあるんですよね。これは、もちろんマイナスです。
大事なのは「これまで」ではなく「これから」です。その会社に入って何がしたいのか、何ができるのか、仕事を通じてどんな人生を実現していきたいのかなど、前向きな自己アピールができるのが、受かりやすい人の特徴なんですよ。
③協調性があり、人柄の良さを感じさせる
「人柄の良さ」も受かりやすい人の特徴です。というと、なんだか抽象的に感じられるかもしれませんね。
けれど、「応募者の人柄」を、採用の判断をするためのポイントと考える採用担当者が、実際に多いんですよ。
第二新卒の転職理由で多いのが、「人間関係の問題」です。採用担当者はそれをよくわかっていますから、「うちに入って、ほかの人とうまくやっていけるかどうか」ということが、大いに気になるわけですね。
ですから、「協調性がありそうだ」と感じさせることができれば、採用される率は高まります。
また、対外的な仕事の場合は、取引先などに良い印象を与える人を採用する必要が出てきます。
大事なのは第一印象ですから、担当者は、応募者の表情や態度、姿勢、話し方などから、その人が相手に与える印象を見極めようとするんですよ。
「人柄はかんたんには変えられない」と思うかもしれませんね。大丈夫です。面接のときに、「穏やかでにこやかな表情」と「明るい声とはきはきした話し方」、そして「正しい姿勢」を心がけることによって、相手に与える印象は確実に良くなりますから。
まとめ
以上、私自身の経験も踏まえた上で、面接で受かりやすい人の特徴を3つお話ししてきました。第二新卒での転職を成功させるための参考になさってくださると、嬉しいですね。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。