「夫の収入だけで家計をやりくりし、私自身は専業主婦を楽しみたい。」
働きたいという女性が多い一方で、そんな女性もまた多いのではないでしょうか?
医者や弁護士、大手企業のサラリーマンや経営者との出会いを求め、日々奮闘する女性もなかにはいることでしょう。
しかしそうは言っても、全員が全員そのような高給取りの男性と出会えるわけではありません。
またいくら肩書きや役職が立派であったり、大手企業等に勤めていたりしても、実際の年収の額によっては、専業主婦として気楽に過ごすことは難しいかもしれません。
そこで今回は、専業主婦を夢見ている人必見。専業主婦として気楽に過ごすために必要な旦那の年収についてお話していきます。
①そもそも「気楽に過ごす」という定義は人それぞれ
先ずはじめに申し上げたいのが、「気楽に過ごす」という定義は人それぞれによって異なるということです。
要は、旅行三昧、贅沢三昧をして過ごすということを気楽に過ごすと捉えている人。反対に、生活に困窮する心配がないレベルで生活できるというレベルを気楽に過ごすと考えている人。
前者と後者とでは捉え方が全然違いますよね?
前者のような生活を気楽に過ごすと考えている人にとっては、後者は気楽に過ごすには当てはまらないわけですから、その人の価値観に合わせて話をしなければ大変危険なのです。
ゆえに、夫の年収がいくら必要になってくるのかということは、その人たちの価値観や理想の生活像を整理してから出ないと語ることはできず、またそれらは千差万別なのです。
そのため、もし「僕の給料だけでも君は専業主婦をやって生活することができるよ。」なんて言われても、絶対に鵜呑みにしてはいけませんよ?
彼と自身との価値観や生活レベルが同じであればよいですが、そうでない場合はとんだしっぺ返しを受けることになってしまいますからね。
②夫の年収がいくら必要かというよりも、趣味・贅沢にいくら必要になるのかを考える
先ほど申し上げたように、「気楽に過ごす」というものほど曖昧な定義はありません。人によって感じ方、捉え方が異なる以上、これといった指標を出すことはできないからです。
したがい、夫の年収がいくら必要かということはそれがある以上は一概には言えないのです。
ではどうすればよいか?
答えは簡単、「趣味・贅沢にいくら必要になるのかを考える」ようにすればよいのです。
例えば、外食や旅行の頻度。もし夫婦二人で、毎週土日は外食で二人で一日1万円使うケースがあったとしましょう。月に8回土日があれば、それだけで8万円。
夫の手取り分から住居費、光熱費等の必要経費や貯金に回す分を引いた後、残金が8万円以上あるのかどうか見てみましょう。
もしそこで8万円以上あるのであれば、自身が専業主婦であっても、楽しみを我慢することなく“気楽に”生活をしていくことは可能です。
しかしながらそこで8万以上残らなかった場合。
楽しみである外食に充てる分の額を8万円でなくても、残った分だけでOKという形で納得できるのであれば、自身は専業主婦を続けても構いません。
しかしそれだけではNGという場合。
当然、自身の楽しみを補うためにパートなのか、正社員なのか、あらゆる方法で働いていく必要があります。
夫の年収がいくら1000万円超であったとしても、外食や旅行といった趣味・贅沢に使う分が足りなければ、ストレスなく専業主婦を楽しむことは絶対にできないのです。
③よく分からないという場合は、取り敢えず年収600万円以上を基準にしてみる
これまで、人によって生活レベル、求める質、趣味・贅沢に関する価値観が異なるため、絶対値でいくら!ということは難しいと述べてきました。
しかしながらそうは言っても、なんらかの指標は欲しいというのが本音かと思いますので、あくまで参考という形で絶対値を提示します。
指標となる額は、ずばり「年収600万円以上」を夫が貰えるかどうかです。
要は、現在言われている男性の平均年収約500万円を超えられるのかどうかという点です。
そして年収600万円以上であれば、恐らくその企業の将来性や福利厚生面に関しては比較的安心であると考えられるでしょう。
また、年収600万円以上であれば、恐らく残業代等の支払いは絶対に企業側よりして貰っているはずですよね?
きちんと働いた分はきちんと支払ってくれるという企業体質からしても、安心することができるのです。
実際、私の友人は専業主婦をしていますが、年収600万円以上の夫と子供二人と共に4人で生活をしています。
専業主婦をしている彼女の様子を見ていても、節約を頑張って窮屈にしているようには見えませんし、だからと言って派手にお金を使っているという素振りも特にありません。
現在彼女の子供は小学校にもあがっていない年齢であるため、現在は彼女が専業主婦でうまくやっていけても、今後はどうなるかは分かりません。
二人のお子さんを私立の学校に入れるともなれば、事情も変わってくるかもしれません。
しかしながら、それでも企業の将来性や福利厚生面といった給与以外のバックアップ体制がしっかりとしているため、夫の将来に関しては不安はそこまでないでしょう。
何度も申し上げますが、あくまで個々の生活レベルや求める質等などによって、専業主婦でも気楽に生活できる額というのは異なってきます。
ゆえに明確に言うことは不可能ではありますが、それでも指標が欲しいというのであれば、平均年収以上である600万円をひとつ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
働きたい女性がいる一方で、専業主婦を希望する女性がいるのも事実。
専業主婦として気楽に過ごすことを考えた際、個々の生活レベルや質によって異なるため、肩書きや役職、企業名等だけで一概に判断することは困難です。
ましてや明確に年収額をポーンと提示することなんて難しいのです。
今回、ラストの部分で参考指標として600万円という金額を提示しましたが、完全鵜呑みだけは注意してくださいね?
「気楽に過ごす」のニュアンスや考え方はそれぞれ異なりますので、きちんとその点は踏まえた上で判断しましょう。
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