第二新卒でUターン転職を考えた時、「どうやったら成功させられるだろうか」と考えるものですよね。

新卒で就職した仕事をやめて、地元に帰るのですから、ぜひとも成功させたいと思い、その方法を知りたいと考えるのは当然のことと言っていいでしょう。

あなた同様、私も第二新卒でUターン転職を考え、それを実践した経験があるんですよ。その経験から、Uターン転職を成功させるためのおすすめ方法を紹介させてもらいますね。

①コネ入社は避ける

地元に戻れば、家族や親類、学生時代の友人や隣近所など、子供のころからよく知っている人がたくさんいます。

そのため、第二新卒のUターン転職の際に、そうした人のコネを使って入社するケースが少なくありません。

たしかに、あなたのことをよく知っている血縁者や近隣の人のコネがあれば、転職しやすいことは間違いないでしょう。

「こういう仕事がしたいんだけど」というあなたの希望通りの仕事、希望に近い仕事に就ける可能性は、コネを使った方が高くなるのは事実ですよね。

けれど、私としては、それはおすすめできません。

というのも、地元での人間関係はかなり濃いものですから、コネ入社をしてしまうと、それが精神的に大きなプレッシャーになってしまうからなんです。

地元でコネ入社をすると「コネに縛られている」という意識を持ってしまいがち。

そのため、仕事に精神的な閉塞感を抱きやすくなり、結果、仕事が長く続けれられないというケースが少なくないんですよね。

地元の人脈は大切です。それを仕事に生かすのはもちろんOK。子供のころからのすべての人脈を、積極的に仕事に生かすべきだと思いますよ。

ただし、それは入社してからのこと。入社の際にコネを使うと、何かトラブルが起こったときなどに、会社にも地元にもいられなくなってしまうということにもなりかねません。

それは避けたほうが賢明だと思いますよ。

②一人暮らしを始める

Uターン転職の場合、地元に帰るために、実家暮らしをするケースが少なくありません。

ひとり暮らしよりも実家暮らしの方が、家事の心配をする必要がないため、毎日の生活は楽ですし、金銭的にもずっと余裕が生まれます。

それで、Uターン転職者は実家で暮らしを選ぶことが多いわけですね。

一見、メリットしかないようですが、私はあまりおすすめできません。

というのも、実感暮らしにしてしまうと、精神的にどうしても「甘え」が出てしまうからなんですよ。

第二新卒でのUターン転職の場合、久しぶりの親や家族との同居生活ということになりますよね。

そうなると、気持ちがどうしても「子ども」に返ってしまいます。親もそのような意識で接しますしね。

そうすると、親や実家に甘えてしまい、仕事に対する緊張感や覚悟のようなものが、どうしても薄れてしまうわけです。

これまで都会で一人暮らしをやってこられたわけですから、物価の安い地元なら、経済的にもそう苦しい環境にはなりませんよね。

ですから、甘えが生じることを防ぎ、緊張感をもって転職するために、ぜひ、ひとり暮らしをすることをおすすめします。

③長期的ライフプランを考えてみる

これからのライフプランを具体的に考えてみるというのも、Uターン転職を成功させるために有効な方法だと思います。

新卒での就職の際は、まだ自分の人生について、リアルなイメージがわかないものですよね。

けれど、それから数年たって、社会経験も積んだ今なら、「自分の人生」をリアルに考えてみることも可能なのではないでしょうか。

第二新卒というのは、ライフプランを考えるのに、適切な時期だと思いますよ。

ぜひ、これからの自分の人生について、できるだけ長期的にプランニングしてみてください。

そのことによって、「自分の人生における、仕事の意味」が見えてくるはずです。

自分にとっての仕事の意味がわかれば、転職先で長く仕事を続けることもできると思うんですよね。

せっかく地元に帰るのですから、地元で充実した人生を送るためのプランを、考えてみてください。

それが、仕事のモチベーションを高め、結果としてUターン転職の成功率を高めてくれるのではないでしょうか。

まとめ

以上、私の経験から、第二新卒でのUターン転職を考えていらっしゃるあなたへ、3つのことをお話しさせてもらいました。

これはあくまでも私の個人的な考えですし、この3つことを実践すれば、必ず成功率がアップするとは言い切れないでしょう。

ただ、少しでも成功率を上げるための小さなヒントぐらいにはなるかもしれません。

参考になさってくださると、うれしいですね。