退職を切り出すことはなかなか難しいものです。
特に第二新卒の場合、入社してまもない時期に退職するわけですから、裏切ったような気持ちで尚更難しいですよね。
そこで、第二新卒での退職の切り出し方のポイントをご紹介します。
①夢を熱く語る
新たにやりたいことができたことをアピールしましょう。
特に、新たに夢ができただとか、昔からの夢に挑戦したいだとかといった、夢に関する理由であれば、より良い印象を与えることができるでしょう。
もしもこのようなプラスな理由での転職ではない場合も、多少は嘘をついてでも、やりたいことができたから退職する、ということにすることが大切です。
マイナスな理由を伝えてしまうと、お互いに嫌な気分になるはずです。
プラスな理由であれば、会社の人達も、「しょうがない。」「応援しよう。」という気持ちになりますよ。
実際に私が転職した際も、他にやりたいことができたのだという理由を言ったところ、「残念だけれど私達も応援しないとね!」と言ってもらうことができました。
そのおかげで、退職日までも心から楽しく仕事ができましたし、転職後も頑張ろうという気持ちになることができました。
退職の話をする時ももちろん、スムーズに話を進めていくことができましたよ。
②将来への強い気持ちを伝える
将来を考えた上での判断だということをしっかり伝えましょう。
例えば結婚を考えた時に、女性の場合は、結婚してからでも働きやすい職場に転職したいと考えたという理由があげられます。
また男性の場合は、家族を養っていくだけの収入がある職に転職したいという理由があげられるでしょう。
他にも引っ越しを考えた時に今の職場のままではずっと働くことは難しいから転職するだとか、親の介護で忙しくなるからもっと近くの職場が良いだとかといった、勤務先の場所を理由にすることも使えますよ。
これらの理由は仕方のないどうしようもない理由ですし、退職するあなたも悩んだ末の答えなのだということを、会社の人達に伝えることができますよ。
こういったどうしようもない理由の場合は、満面の笑みでの退職は難しいですが、退職を止めることもできないので、必ずうまく退職できます。
また、会社の人達も深く突っ込みづらい理由のことも多いため、深く聞かれることなくスムーズに退職話を進めていくことができるでしょう。
③感謝をまずは伝える
決して今の職場が嫌で辞めるわけではないのだということを伝えるためには、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
入社してからの苦労話、あの時のあの言葉が嬉しかったといったような話をしましょう。
本当に今の職場が大好きだけれど、だからこそ新たな職場で頑張りたいのだ・・・という気持ちを伝えるのです。
そういう気持ちがあれば、自然と感謝の気持ちは生まれてきますし、自然と言葉として表に出てくるはずですよ。
いきなり退職したいことを伝えたり、退職理由から話すよりも、まずは感謝の気持ちを伝え、その後に早期退職が申し訳ないのだという気持ちを伝えることで、お互いに気持ち良く退職話を進めることができるでしょう。
まとめ
とにかく、自分が会社の上司だったら、自分が退職話を聞く側だったら、という気持ちで考えてみることが大切です。
やはり気持ち良く退職者を退職させてあげたいと思うものです。
そのためには、お互いに笑顔になれるか、しょうがないと思うことができるかが必要でしょう。
また、退職話を切り出すことも大変ですが、切り出して終わりなわけではありません。
切り出した後は、退職日までの日々をどう過ごすかも大切なのです。
退職する最後の日まで、しっかり今の職場に貢献して、笑顔で退職できるようにしてくださいね。
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