【転職理由:体力的にきついため】
私は高校生の頃から部活が放送部だったこともあり音響照明に興味を持ち、いつか仕事でそのようなことに携わりたいと思っていました。
本当は音響の専門学校に行きたかったのですが、両親に反対されたので短大に進学しました。
短大では少しでも就職に有利なように理系を選択して、バイトでホテルでの音響照明のオペレートをする仕事に就きました。就職は音響照明の会社を受け続けましたが、なかなか受かりませんでした。
でも、就職活動の終盤で大きなホテルに常駐している会社に採用していただきました。そこでは、土日祝日は披露宴のオペレートをします。新郎新婦入場で入場用の音楽をかけ、照明を落とし演出します。その他披露宴が行われている間、様々なシーンでオペレートをする仕事です。
平日は披露宴はないので、会議での録音や、パーティーでのオペレート、その他持ち込みのコンサートがあれば、電源関係の立ち合いをしたりします。
毎日違うことが出来てたくさんの体験が出来てとても楽しかったです。
しかし、仕事内容は楽しくても体力的には本当にきついし、時間的にも終電になることも頻繁、泊りでの仕事もあります。
3年は楽しく仕事をしましたが、ずっと続けていくのは難しい仕事だと思っていました。そういった環境の中で、将来を考えると今の仕事は楽しいけれどほかに興味を持てる仕事はないかと考えるようになりました。
そして、音響照明の仕事をしながら短大で学んだプログラムを勉強してみようと思いました。
短大時代は音響照明にしか興味がなかったのでプログラムを組む課題が与えられても人に聞いてなんとなく提出したりしたので、全然身についていませんでした。
そこで、自分がわかりそうな簡単な言語から勉強し始めました。音響照明の仕事をしながらだったので、仕事のあき時間や休憩の時間を活用したりしました。
そして休日もあき時間はプログラムの勉強をしました。書店で売っている本を買って、実際にプログラムを簡単なものから組んでいくのですが、短大時代イヤイヤしていたのとは違い自分から勉強しているので楽しかったです。
そして、プログラムの勉強を進めながら、転職に向けて広告や情報紙を読み始めました。そして興味を持ったところは、実際に会社の前まで行ってみて雰囲気をみてみたりしました。
その中で本当に受けてみたいと思えるところを休日を利用して試験を受けに行きました。いつまでに転職したいと思ってしていたわけではなく、決まったらやめようと思っていたので休日のたびに探しに行ったりはしませんでした。
興味の持ったところをポツポツと受けているといった感じです。短大でプログラム関係のところだったこともあってか就職活動はそれほど長くはなく、2社か3社目には決まりました。
そして新しい会社と入社日を決めたところで音響照明の会社の上司に辞めることを告げました。新しい会社を決めていることから真剣みが伝わったのか、円満に辞めることができました。
どんな仕事をしていても悩みのないところはないと思います。みんなどこかで何かを妥協しながらお金のために仕事をしていると思います。
けれど、自分がどうしても納得いかないときはすぐに今勤めているところを辞めるのはいけないと思います。まずは次にどういった仕事に就きたいか、そしてその為には今自分が何をできるのか考えます。
次にしたい仕事が資格を取ったほうが有利なのであれば、働きながら資格をとってもいいと思います。働きながらは本当に大変ですが、いづれかは役立つと思うし就職活動をするうえで自分がどれだけ本気で転職したいかをアピールする材料にもなります。
「転職したら頑張ります」ではなく、態度で示すことで自分のしたい職業をあきらめることなく就けると思います。自分がやりたいことに向かって努力して初めて転職活動はうまくいくと思います。
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