• もう辞めます
• 今日限りで辞めてやるよ
• これ以上やってられません

など、日々仕事をしている中で誰もがストレスを抱えて生きています。

それに我慢できなくなってしまった時にこういった言葉が我慢できずに出てしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか？

仕事を辞める時はもうこんな仕事はやってられない、もっと自分に合う仕事があるはずだ、今の職場に比べたらどの職場もきっとマシだろう。

など、様々な思いを持ち転職をしてしまう事というのは今のご時世なら結構ありますよね。

実際自分が働いている時には毎日、残業続きで終電で帰り次の日も比較的早く出社しなくてはいけなかったり、責任が重すぎるので毎日ピリピリしてしまい憂鬱だったりして一刻も早くこの状況から抜け出せるなら抜け出したいという気持ちが日々大きくなっていきました。

そして、ついに我慢できなくなった時に後先考えず行動してしまって後悔したこともあります。。

私も今現在六社目の会社に勤めておりますので、転職に関してはとても思う所があります。

勿論退職しないでそのままいれば良かったなと思った事も多々あります。

何であの時に爆発してしまったのだろう、何で我慢できなかったんだろう、何で諦めてしまったのだろうと、いざ自分が職無しになってしまった時なんかは痛い程そういった悔みが沢山出てきました。

辞めた直後は清々しい気持ちで一杯なのですが、家に帰り次の日朝起きた時に出社しないで良いと気がついた時に猛烈な後悔が襲ってきます。

人間は働きたくないと頭では思いながらも、自然の摂理、勤労という義務に対してはとてもシビアな目線を持っています。

なので自分がその義務を果たしていないと感じた時自分の価値を疑ってしまいます。もうそれも痛い程よく分かります。

私も何度も何度も会社を退職して、何でこんなに自分はダメなのだろうかととても強く自分を責めたのを覚えております。

でも本当は自分自身でも頑張って働きたいという気持ちはとても強く持っているんですよね。仕事自体嫌いじゃなかったりして、それがまた後悔の度合いを上げてしまうんです。

ポジティブに考えましょう

ですが、もう過ぎてしまった事なのです。

悲しいですし、中々悔やみきれない気持ちも勿論分かりますが、実際一度辞めてしまった会社にもう一度入れてもらうなんてとても恥ずかしいですし、できないですよね。

ですがそんなダメだと思っている自分の事をどこかで好きな自分がいませんか？

現実では確かに会社を辞めてしまっていて後悔している気持ちが大きいですが、実際に自分の人生の主役は自分自身です。

なので何となくですけど、そういった問題を起こしている自分を何故か完璧に嫌いにはなれないのが正直な所ではないでしょうか？

一度退職してしまったとはいえ、その会社で経験した職務経歴は一生有効ですし、実際に一つの会社にずっといるよりも様々な会社を知っているという事はそれはそれで大きな武器になるのも事実です。

自分の特技というものは意外な所で役立つ様になっています。その会社の経験は次の職場で何かしらに必ず生きてきます。

様々な職業、会社を経験しているというのは本当に大きな武器となる可能性があるのです。

新しい会社で前の会社のやり方を最初から突き通せば角が立ち、周りとのコミュニケーションに良くないですが、多少慣れてきた頃に過去の経験を活かしながら今の仕事をやってみると意外に上手くいくものです。

それは貴方が別の会社を経験しているからできる事なのです。

その会社にずっといたらその会社の考えが染み付いているので、中々枠から出た考えというものが思い浮かばないものです。

ですが、転職してきた人はそういった枠の中だけではなく、枠の外からの視線からも物事を判断できます。

ですので、会社を辞めた事を後悔するよりも、次に自分がしたい事をしっかりと見つけ出し、その仕事をやりながら自分が過去に培ってきた能力をプラスアルファとして役立てる事ができたらそれだけでワクワクしませんか？

転職組というのは新しい風を吹かせる部隊です。

なので会社を辞めたというのは何も恥じる事等ないのです。

人間は慣れる生き物です。たとえ自分が退職して後悔していたとしても、次の職場で何ヶ月もしたらその仕事にも慣れてきて、その仕事の生活スタイルが体にしみついてきます。

もし退職して後悔していたとしてもその退職が無ければ今の自分はいないのです。自分の経験は必ず後から生きてきます。

転職エージェントに相談する

それでも、どうしても今の状況に耐えられないのなら転職エージェントに相談に行くようにしてください。

転職をコーディネートしてくれるエージェントは、あなたの資格や経験からあなたの転職市場での冷静な価値をアドバイスしてくれますので、自分自身で自分を過大評価している場合には客観的に自分を見つめ直すことができます。

また、逆にあなた自身が自分で思っている以上に価値が有ることに気が付かせてくれることもあるかもしれません。

転職のコーディネーターは、大手の場合経験豊富なコンサルタントも多く、求職者（あなた）と求人者（会社）の双方を納得させることができなければ仕事の評価を受けることができませんので、基本的には信頼をして話を聞く価値があると思って間違いないでしょう。

特段の資格も経験もない場合であっても、その事実を冷静に説明し、あなたに現実的な選択肢を示してくれる事が多いかと思いますので、まずは提案内容を聞く価値があると思います。

例え、転職してすぐ辞めたいという場合も同様ですよ。

まとめ

転職というのは皆が思っている以上に体力、精神力を大きく使います。それを経験した事がある人はよく分かるはずです。

そんな経験が出来ただけでも大きな幸せなのです。昔からやらないで後悔するよりも、やって後悔した方が良いという言葉を聞いた事があると思います。

それは事実でして、実際もしその会社を辞めなければ、一応自分が考えている様な人生は多少は送れたかもしれません。

ですがそれだと内心あの時別の会社に行っていれば自分はどうなっていたのだろうと、たらればを思うのが人間です。

それはその時会社で上手くいっていたとしても心から無くなる事はありません。転職はやりたくてもできない人は沢山いるのです。

新しい世界を見れないで一つの会社しか知らないで定年を迎える人も大勢います。

どちらが正しいというのはありませんが、自分の気になる所は納得がいくまでチャレンジし続けた経験というのは自分が結婚し、子供が出来た時や、友人から相談を受けた時等、様々な角度から参考の意見を言ってあげられるのです。

聞いた話と、実際に経験した話どちらが信憑性があるのかは考えるまでも無いのです。

なので退職した事を将来的な目線で落ち着いて見てみれば今の自分をちょっと好きになれるのではないでしょうか。