どんな仕事をするにしても、仕事を辞めたいとだれもが思うものです。時代の変化に伴い、一つの会社に一生勤めるというのも少なくなりました。
歯を食いしばって何くそ根性で頑張る人も段々少なくってきています。その中でも、やはり仕事を辞めずに頑張り通すというのは、とても素晴らしいことだと思います。
でも、限界まで耐えて、最終的に体に悪い影響が表れてくるという会社勤めの方も少なくありません。
体が食事を受け付けずに、仮に食べたとしても会社の事を考えるだけで吐き気をもよおすという深刻な状態にある人もいます。こんなになるまで私は頑張る必要があるのか、と考えるかもしれませんね。
では、それほどつらい状況になったと時の対処法を3つ考えてみましょう。
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①自分の気持ちを誰かに話す
まず一番最初に出来る事は自分の気持ちを誰かに話すことです。
但し、相手をよく選ぶことが大切です。ある人たちは、あなたのつらい状況を聞いてなんとか解決策をひねり出し話してくれるかもしれません。
でも、今のあなたにとって一番必要なのは解決策ではなく、あなたの理解者です。
人は何か問題を抱えるときにそれを何とか軽くしたいと考えます。
例えば、買い物に行って重い荷物を持っている時、隣の人がこの荷物をどう持つか、効率的な持ち方、運び方を語りだしても、それには何の意味もありませんね。
隣にいる人が荷物を半分持ってくれる時に初めて、自分の負担が減ります。同じように、あなたの悩みを他の人と共有するなら、その時点で問題はあなただけのものではなく、あなたとそれを聞き理解してくれる人との二人共通のものになります。
このように、つらいときに悩みを聞いてくれる人を自分の身の回りに置いておくなら問題に対処しやすくなります。
②運動をして心や頭を健康に戻す
次にできることは、運動です。体と心はとても密接に結びついています。強制的に体を動かすことはかなりの効果があります。
そして、運動している時には、何も考えないのがベストですが、考えずにはいられない状態まで追い込まれている場合もあります。走っていたり、泳いでいたりしても仕事や上司や部下の事を考え続けてしまい、運動にも集中できないかもしれません。
たとえ、そうであったとしても運動するには効果があります。なぜなら、運動は睡眠と食欲を推進させるからです。
例えで考えてみましょう。バッテリーが上がってしまった車を思い浮かべてください。どんな方法を使ってエンジンを始動させますか?答えは押しがけです。人力で車を押して、タイヤからの回転力をエンジンに伝えて始動させます。
体も同じです。強制的に体を動かすことによって、正常な体の機能を呼び起こすことができます。
それは、食欲であり睡眠であります。そして、できるならば運動は定期的に決まった時間に行うならそれはさらに効果的なものになります。これは食事や睡眠と同じ原理ですね。
私たちは普段、食事と睡眠は気にかけることは多いですが、運動という人間に必要なサイクルをおろそかにしがちです。
人間の三大欲と言われてもいますから、このバランスを良い状態に戻してあげる事により、心や頭を正常な健康な状態に戻るのを助けてあげることができます。
③積極的な部分に目を向ける
あなたが辛いと思っている事は、すべての仕事でしょうか?一人の上司が嫌な態度をとりますか?あるいは、仕事の量が多すぎてこなすことができず苦しい思いをしていますか?
いずれにせよ、今苦しいと思っている事はあなたのすべてではありません。
仕事の大部分を上手くこなしてきたのではないでしょうか?一人の上司を除いた他の人たちは、あなたによく協力してくれませんか?今ある仕事がとてつもない量だとしても、それはいつか終わります。
このように考えると、苦しんでいることは一時的なまたは一部分で、そのほかの部分は生活を楽しくさせるものではないでしょうか。
人は往々にして、問題を抱えた時にそれを考える続ける傾向があります。そのような思考は、頭の中だけで問題を雪だるま式に巨大化させ、絶対解決できないもののように変化させます。
実際のところ、問題はいつも小さいものです。それで、積極的なもの見方は問題の大きく複雑にしないために必要不可欠なものです。問題を考え続けずに一旦離れるように頭を切り替えましょう。
趣味に少しの時間をとるのはとても効果的です。仮に頭の中で風船のように大きく膨らんだ問題であっても、少しの時間でも離れるなら、風船の中の空気が出ていくように問題も元の大きさまでもどってしまいます。
まとめ
このように、仕事を辞めたいほど辛い、そして、その辛さが体にまで影響してくる場合には、それを誰かに話す、運動する、積極的な事に目を向けるなら、問題自体はなくならいとしてもそれを悪化するのを防ぐことができます。
環境や問題は自分でコントロールする事はできませんが、自分自身の体や考えは変化させる方法がたくさんあります。辛くても、吐き気がしても仕事をやり遂げようとするあなたはとても素晴らしいです。
何かをやり遂げる、決して投げ出さないというのは、時代が変わっても変わらず必要とされるものだからです。
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