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【第5回】節約して最低1年無職になっても生活できる程度の貯金を作る!(家計管理①)
前回、60歳で3000万円の資産を20代から作るには2つ方法があるとお伝えしました。
【第4回】60歳定年時に3000万円の老後資金を作るには「家計管理&貯蓄・資産運用&副業」
「頭を使って使わない努力をする」「頭を使って増やす努力をする」ですね。
これから前者についてお伝えしていきますが、長くなるので3回に分けてお伝えさせて頂きますね。
これで、最短距離で最低1年は無職になっても生活できるぐらいの貯金が作れます。目標金額は最低240万円です。
今回は、銀行口座とクレジットカード、カーシェアについてお話します。
結論を先にお伝えすると、銀行口座はイオン銀行、クレジットは楽天カード、車買うならカーシェアを使おうということです。
新社会人のときに給与受け取りの銀行口座どこにしたらいい?とか、クレジットカードを作るべきか?など悩みませんでしたか?
銀行にしろクレジットカードにしろ多すぎて分けわかんないですしね。そのお気持ちはよく分かります。
私も銀行口座についてかなり迷いました。結局、調べるのが面倒くさくて三井住友銀行を貯金用口座にしたのですが、正直失敗でした。
理由は、普通預金利率がビビるぐらい銀行によって異なるからです。
なので、すでに持っている銀行を貯金用口座として使っているのであれば、見直したほうがいい可能性がありますよ。
貯金用口座にはイオン銀行一択!理由はメガバンクの120倍の普通預金金利が得られるため!
まず、準備段階として生活用口座と貯金口座の2つを作ります。
生活用口座は家の近くの銀行の口座でOKです。現在、給料を受け取ってる口座を生活用口座にするのでいいと思います。
そして、毎月余ったお金、もしくは給料振込み時に決まった額を貯金用口座に移せるようにしましょう。
私はサラリーマン時代、会社で振込先設定が2つできたので、給与受け取り時に強制的に貯金口座にも入れていました。
このあたりはあなたの好きなようにやって頂いて大丈夫です。でも、必ず貯金用口座を生活用口座とは別に作って下さい。
そして原則、貯金用口座には手をつけないでください。
毎月いくら貯金したらいいか?については余ったお金全てです。とにかく240万貯金目標ならそれを達成するまでは貯金第一に考えて下さい。
それでここからが重要なのですが、貯金用口座はイオン銀行にしてください。理由は、普通預金利率がゆうちょ銀行やメガバンクの120倍あるからです。
120倍ですよ?
普通預金利率は銀行に預けておくだけで年1~2回貰える預金利息のことですが、イオン銀行の普通預金利率は0.12%で全銀行の中でトップです。
ゆうちょやメガバンクの利率は0.001%なので100万預けても貰える預金利息は10円ですが、イオン銀行なら1200円です。
1000万なら年間12000円貰えることになります。
実際には預金利息にも税金がかかるので0.95%ですが、それでもメガバンクと比べたらどれほど差があるか分かりますよね?
銀行名 | 普通預金利率 |
---|---|
イオン銀行 | 0.12%(通常は0.02%) |
楽天銀行 | 0.10%(通常は0.02%) |
オリックス銀行 | 0.02% |
ジャパンネット銀行 | 0.01% |
新生銀行 | 0.001% |
セブン銀行 | 0.001% |
三菱東京UFJ銀行 | 0.001% |
みずほ銀行 | 0.001% |
三井住友銀行 | 0.001% |
ゆうちょ銀行 | 0.001% |
表を見て頂いて分かる通りネット銀行の方が利率がいいです。
この0.12%という数字はメガバンクなどの定期預金より利率がいいです。定期預金とは例えば、1年定期預金として預けたら引き出せないお金になるけど1年後普通預金利率よりいい利率で返しますよという制度です。
聞いたことはあると思いますが、それでもイオン銀行の普通預金利率のほうが高いです。ゆうちょやメガバンクは定期預金利率も0.01%ですからね。
つまり、貯金用口座はイオン銀行にして後は放置しておけばOKなんです。これが一番お金が貯まります。
イオン銀行のATMがあれば手数料はもちろん無料ですが、みずほ・UFJ・ゆうちょのATMでも平日の18時までは無料です。ファミリーマート設置のゆうちょ銀行ATMも同様です。
その他、ATM無料の提携銀行は多数あるので、預入や引出しのときどうしたらいいんだ?と心配になる必要性もありません。
それと、ネット銀行って本当に信用できるのか?と思ってしまいがちですが、銀行が破綻しても1000万円までは必ず保護される仕組みになっています。
なので、1000万円までならどの銀行に預けても大丈夫です。要は、一つの銀行に預入するのは1000万円までにしましょうということですね。1000万円を超えてくるとリスクが有るということです。
ちなみに、私は貯金用口座はイオン銀行で投資用口座は楽天銀行を使っています。楽天銀行については別途解説させて頂きます。
さて、上記表にイオン銀行の普通預金利率は通常時は0.02%と記載していますが、普通にイオン銀行のみ開設となれば0.02%と言うことです。
これを0.12%にするには、イオンカードセレクトと言ってクレジットとキャッシュカードが一体型となったカードを作る必要があります。
と言っても年会費等はかかりませんし私もクレジットは一度も使っていません。イオンのWAONという電子マネーの機能もついていますがそれも一度も使っていません。
一切使う必要はないので、要は、0.22%をゲットするためだけに一体型を作る必要があるというだけです。
会社勤めであれば審査に落ちることもないので、とりあえずイオンカードセレクトを開設するようにしてください。
クレジットはVISA・JCB・マスターカードが選択できますがどれでもいいです。使わない前提で申し込むので、私はデザイン重視でディズニーのJCBを選択しました。
あくまでも銀行のキャッシュカードととしても使えるイオンカードセレクトでないと意味が無いので、イオンカード(WAON一体型)は選択しないでくださいね。
イオンカードセレクトで、「通常デザイン」か「ディズニーデザイン」のどちらかを申し込むようにしてください。
「明細書自宅発送」「ETCカード」などのオプションも選択できますが、全て「利用しない」を選択して大丈夫です。
これで普通預金利率0.12%をゲットできますので、万全に貯金できる体制が整いますね。
20代の若手社会人は問答無用で楽天カードを作ればOK!ポイントで生活物資を買えばいい!
貯金用口座はこれでOKとして、次に生活用決済のためのクレジットカードを作ります。作るのは楽天カードです。もうこれ一択です。
なぜクレジットカードを持つべきかというと、ポイント機能があるのと、使った明細がアプリで見れるのでお金の管理がしやすいからです。
その中でも楽天カードは、「年会費永年無料、ポイントが溜まりやすい、楽天市場・楽天トラベルなど日常生活に関わるものにポイントが使える」というメリットがあります。
私は大学1年生のときから楽天カードを使っていますが、現在は年間で約40000円分のポイントが貯まります。要は、あらゆるものを楽天カードで決済してポイントを貯めて、それで必要物資を買ったりして節約しようということです。
- とりあえず、何か欲しいものがあれば楽天市場
- 日用品を買うなら楽天MART
- 外食するなら楽天ダイニング
- 旅行に行くなら楽天トラベル
- 本を買うなら楽天ブックス
- ピザや弁当なら楽天デリバリー
- 美容院なら楽天ビューティー
そして次回解説しますが楽天モバイル(格安スマホ)にすると携帯料金を楽天スーパーポイントで支払うことも出来ます。
ポイントも100円で1ポイントつきますし、楽天カードを使い楽天市場で買い物をすればポイント4倍になるので4ポイントつきます。うまく使えば、ポイント6倍になるので100円で6ポイントつきます。
凄いですよね?
10000円なら600ポイント貰える計算です。
丸井のエポスカードなども便利ではありますが、日常生活に関わるもの全てを楽天グループのサービスで利用できるので非常に便利でお得としか言いようがありません。正直、デメリットも思いつかないぐらいです。
なので、楽天カードを作って使った料金の引き落とし口座を生活用口座に設定する。
そして、一人暮しなら電気代、ガス代など公共料金も通信料も当然クレジット払い。とにかく、どうせ支払わなければいけないものはクレジット払いにしてがんがんポイントを貯めて有効活用しましょうということです。
今なら新規申し込みで5000ポイント貰えますのでチャンスです。タダで5000円貰えるということですからね。
これもイオン銀行と同様に絶対作ってください。社会人1年目でクレジットカードを1枚も持っていないというなら尚更作ってくださいね。
車に強いこだわりがなければ購入厳禁!都市部なら尚更カーシェアで十分!
次はカーシェアです。特に一人暮らしで車を検討しているという方はご参考にしてください。携帯などの通信費見直しについては説明が長くなるので次回に回させて頂きます。
なぜ、カーシェアがいいのかと言うととにかく安いからです。それだけです。
私は生まれも育ちも神戸ですが、転勤ありの会社だったため新卒で入社して東北に飛ばされました。
しかも田舎だったので車がないと厳しい。そこで中古車を買おうと思ったのですが、会社指令でト◯タの新車を半強制的に購入させられました。
会社のローンを組んでトータルで260万ぐらいしたと思います。私は車に全く興味がありません。それに、土日しか使わないのに260万かよって感じでした。
しかも、保険料が毎月1万円弱。ガソリン代、駐車場代ももちろんですが、更に雪が降るので冬用タイヤも買わなきゃいけない。ローンも返さなきゃいけない。
そう考えると、本当に無駄金の一言でした。会社を辞めて車を売ったときは2000kmぐらいしか走ってなかったと思います。
でも辞めて神戸に戻りまた車が必要になったのでどうしようかと悩んでいたのですが、そこでカーシェアの存在を知ったわけです。
それで、現在毎月のカーシェアのコストがいくらかと言うと2000円ぐらいです。めちゃくちゃ安いですよね?
なぜこんなに安いのかと言うと、
- 駐車場代・ガソリン代・保険料代が無料
- 15分206円以外かからないから
私が使っているのはタイムズカープラスですが、もう一つ有名な三井のリパークのカレコは10分130円というシステムです。
双方ともに月額基本料があってないようなもので、初回入会費も無料です。なので、毎月使った分だけしかかかりません。
私の場合は、食料品を買いに行くときだけしか使っていないのでこれだけ安いのですが、車の使用用途が近所への買い物のみという場合はカーシェアを強くオススメします。
但し、1回の利用時間が6時間を超えてくると距離料金というものが16円/1km加算されるので、週末に車で片道2時間かけて実家に帰るとか、土日に遠出するという場合は月3万円ぐらいかかる可能性があります。
それでも駐車場・ガソリン・保険料・ローン・税金・車検費用などが全て無料なので安いんですけどね。
使い方も非常に簡単で、スマホから家の近くのタイムズの空き車両に予約して、専用のICカードを使い車を使うだけです。そして、返却も借りた場所に返すだけです。レンタカーのように乗り捨てなんかはできません。
なので、車を検討していてあなたの家の近くのタイムズにカーシェア専用の車が置いてあるのであれば、申し込む価値ありです。それだけで、かなりの節約がでますからね。
首都圏にお住みの場合は、三井のリパークのカレコでもいいでしょう。カレコは原則、首都圏のみ(主に東京)にしか展開していませんからね。それに対してタイムズカープラスは島根県と佐賀県以外のすべての都道府県で利用可能です。
但し、双方とも申し込むにしても支払い方法がクレジットカード払いのみです。
なので、そういう意味でも楽天カードは持っておいて欲しいんですね。
カーシェアに限らずネットを介す格安サービスはクレジット払いのみというのが基本になりつつありますので、1枚は必ず持っておきましょうね。
とりあえず、車を買おうか迷っている場合は家の近くにステーションがあるかどうか調べてみて下さい。もし近くにあるようでしたら申込みを検討してみてもいいと思いますよ。
まとめ
とりあえず、マストなのはイオン銀行と楽天カードです。この2つだけでかなりお得になります。
2つをとりあえず作って、楽天カードの引き落とし口座は生活用銀行口座で設定する。そして、余ったお金をイオン銀行に預けて優遇金利で貯める。
そして、1年無職になっても生活できる貯金が貯まれば投資に回すようにする。これが、理想の流れです。
私は既婚者なので念のため400万円をイオン銀行に入れていますが、現在、余ったお金は全てイデコやNISAなどに回しています。
なので、我慢も必要ですがとりあえず最低240万円を目標に貯金するようにして下さい。
次回は、節約する上で一番ネックとなる通信費についてお伝えします。場合によっては、年間で6万円ほど節約できるので必ず目を通すようにしてください。
【第6回】スマホを格安SIMに変えることで年6万円、50年間で300万円以上は節約できる!(家計管理②)
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