“専業主婦”
このワードを耳にした場合、あなたはどのように感じますか?家族を支えるかっこいい人と感じますか?それとも、楽している人と感じるでしょうか?
恐らく、後者のようにマイナスイメージを持っている人の方が多いのではないでしょうか?
そしてそれは決して男性からの印象だけではないはずです。
同性である女性からも、専業主婦に対してはそのようなマイナスイメージを持たれているのです。
ではなぜ専業主婦が勝ち組とは言えないのでしょう?働いていないことだけがマイナスイメージを作り出す要因なのでしょうか?
そこで今回は、専業主婦に憧れはあるものの、いまいち専業主婦になることにとまどいを持つ人は特に必見。
専業主婦が勝ち組とは言えない理由2つについてお話したいと思います。
①専業主婦を負け組としているのは、同性である女性
先ずはじめに断言します。
- 専業主婦が勝ち組とは言えない。寧ろ負け組である
- 専業主婦はかっこ悪い
- リスト3
そんなマイナスイメージを作り出し、それを強くしているのは、実は男性ではありません。
同性である女性なのです。女性の社会進出が一般的となった為、社会に出て働く女性こそがかっこいい、当たり前というイメージを女性自身が強めているのです。
特に20代や30代の女性の中ではかなり強いイメージとなっています。
と言いますのも、これは私自身が身をもって経験しているからです。
私の友人は、20代で結婚し、結婚後は専業主婦になりました。その際、周囲の女性たちの多くは、「あの子は働きたくないから専業主婦になるんだ。」とかなりマイナスな捉え方をしたのです。
確かに彼女自身、働きたい欲というものはなく、もともと結婚したら専業主婦になりたいという願望がありました。
しかし、働きたくないから専業主婦を選んだというのは間違いではありません。
問題なのは、周囲の捉え方。お世辞にも彼女に対しての評価は、ポジティブ、賞賛に値するようなものとは言えなかったのです。
それこそ、「専業主婦に逃げた。」というような評価でした。決して尊敬をするようなものではなかったのです。
専業主婦に対するマイナスイメージは男性が作り出しているものとよく思われがちですが、実際のところはそうでもありません。
勿論、男性でも専業主婦を負け組と見ている人もいるでしょうが、全員が全員男性なわけではないのです。
寧ろ同性である女性が言うことによって、更にそのイメージが強まってしまっているのです。
勝ち組か負け組かなんていうのは、人によって価値観が異なりますので、断言することはできません。
しかし、それでも専業主婦に対する評価がどうしても低くなってしまっている現状を変えるためには、専業主婦がそれを払拭すべく頑張るしかないのです。
例えば、日々の家事や育児で得た知識や経験をSNSを通じて発信したりして、カリスマ的なイメージを作り出す等。
そもそもワーキングウーマンがかっこいいとされたのだって、スーツ姿でばりばり働く姿がかっこいいというものからはじまっていますよね?
であれば、専業主婦の固定概念を崩すようなことをしてしまえば良いのです。それがなかなかできていないから、負け組レッテルを貼られがちなのです。
②専業主婦=女を捨てていると思われがち
多くの人が経験があると思いますが、ワーキングウーマンと専業主婦、なんとなくワーキングウーマンの人のほうが見た目が若く見えませんか?
実年齢と見た目年齢に良い意味で乖離があるとは思いませんか?
これについては、一度面白い経験をしたことがあります。
以前、専業主婦の人たちの集まりに参加した際、ほぼ皆さんがすっぴんで登場、服装もTシャツ短パン状態で現れたのです。中には子供が使っているアンパンマンのかばんに財布や貴重品を入れて現れた人も。
場所は家でしたし、メンバーも全員顔見知りでしたので、皆さんあまり身だしなみや服装については気にしていなかったようでした。
後日、今度は私はワーキングウーマンの女性たちの集まりに参加しました。場所は家、メンバーも皆友人同士。
専業主婦の集まりのときと同様の条件であったのにもかかわらず、全員フルメイク、服装もアクセサリーや小物にも気を遣ってバッチリ決めてきたのです。
要は何が言いたいのかと言いますと、私の例からも分かるように、専業主婦の人にはノーメイク、おしゃれは二の次状態になっている人が多いのです。
勿論、家事や育児が忙しくて、それどころではないなんていうのは百も承知です。
しかしながらワーキングウーマンだって労働時間は専業主婦とほぼ同じ。忙しさと言う意味では同じレベルです。
それでもワーキングウーマンの場合は、外に出ているという点から常に誰かに見られているということを気にしているのです。
それは無意識レベルでそうなっているのでしょう。だからこそ見た目年齢が若く見えるのです。
ベビーカーを押しながら綺麗に着飾っている女性がいたらどうでしょう?きっと素敵に見えますよね?
誰も負け組なんて思わないはずです。
先ほども申し上げたとおり、要はかっこいいかどうかなのです。それが先ずは勝ち組か負け組かを左右するポイントになっているのです。
現在、ママモデルとして多くの一般の専業主婦の女性が雑誌等で取り上げられていますよね?
そして非常にかっこよく映っているはずです。
彼女たちの持つそもそもの美しさというものもあるかもしれませんが、決してそれだけが要素なわけではありません。
私の友人も、学生時代はミスコンに誘われるなど相当な美女でしたが、専業主婦になった途端、見た目もおしゃれも全く気にしなくなってしまい、はっきり言って「劣化」してしまいました。
要は、意識が重要なのです。意識一つで如何様にもイメージを逆転させ、勝ち組にすることは可能なのです。
まとめ
いかがでしたか?
意外かもしれませんが、専業主婦が勝ち組とは言えない理由を作り出し、そしてその理由を強めてしまっているのは、皮肉にも女性なのです。
ワーキングウーマンがかっこいいとされ、尊敬される傾向にある今、それがますます強くなっています。
しかしながら、専業主婦が本当に負け組なのかと言えばそれは価値観によりますので、本当のところは分かりません。
ただこれだけは言えるのは、「かっこいいかどうか」。それだけです。
専業主婦を望む女性は多いでしょうし、別に悪いことでは決してありません。そして周囲の評価も気にする必要なんて全くありません。
しかしながらそれでも専業主婦に対する評価やイメージを変えたいのであれば、今回挙げたように、如何にしてかっこいいイメージを作り出すかを考えてみてください。
残念ながら現在の専業主婦に対すイメージは勝ち組ではなく、負け組みが優勢になってしまっています。
専業主婦のイメージを変えるのもまた、専業主婦にしかできないのです。
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