年収が低いことを理由に「転職しようか、それとも現職を続けようか」と迷うこともありますよね。私も前職にあったとき、同じ理由で転職を考え、どうしたらいかかなり悩んだ経験があります。
その経験から、私は「男性が年収の低さを理由に転職を考えるなら、すぐに転職を決断すべき」と考えています。
どうしてそう考えるのか、3つの理由をお話ししましょう。
①思うようなライフプランが立てられない
1つ目の理由は、「このままでは思うようなライフプランを立てられない」ということです。
私は当時、独身でした。もし、あなたも独身なら、将来の結婚を考えることもあるでしょう。結婚するには、当然お金がかかりますよね。いわゆる「結婚費用」ですが、もっと大事なのは、結婚した後の「家計」でしょう。
家計を成り立たせるためには、男性にそれなりの収入がなければなりません。男性の年収が低い場合、「この年収でやっていけるのか?」という問題が起こりますよね。
奥さんになる人がよほど高収入で、奥さんが家計を支えるというケースんあるでしょうが、ふつうは、主に男性の収入でやっていくことになりますよね。
また、すでに結婚している場合は、子供にかかる養育費や教育費のことも考える必要があるでしょう。
その場合も、年収が低いと、「子どもはほしいけど、とても経済的に無理」ということになってしまいます。
さらに、家を購入するにしても、将来に備えた蓄えをするにしても、すべてお金が前提になりますよね。
「今は年収は低いけれど、将来、大幅に昇給できる」という確信が持てるなら、話は別です。思うようなライフプランを立てることもできるかもしれません。
しかし、今年収が低いのに、将来は必ずアップするなんて確信は、とても持てないのではないでしょうか。年収が今現在低い仕事は、将来もなかなか年収アップを見込めないに違いありません。
そういう現状を変えて、夢のあるライフプランを立てられる状況にするには、いますぐ転職するしかないと思うんですよね。
言い方を変えれば、転職すれば現状を変えられる可能性がきわめて大きいということ。これが、私が転職を決断したほうがいいと考える理由です。
②人生を楽しめない
そのように「将来」を考えるなら、転職を決断したほうがいいわけですが、「今」を考えても、今すぐ転職したほうが賢明でしょう。
私もそうでしたが、年収が低いと、「今」を思うように楽しむことができませんよね。
休暇に旅行へ行きたいと思ったとしましょう。「海外に行きたい」という希望があったとしても、年収が低いと、「予算の関係で、近場にしか行けない」ということになってしまいます。
独身で彼女がいる場合でも、彼女に高価なプレゼントを買ってあげられないとか、デートの費用を節約しなくてはならないということになってしまいますよね。
「お金がたくさんあればあるだけ、しあなわな人生になる」とは思いません。けれど、やはりある程度、金銭的に余裕のあった方が、人生をより楽しめるのではないでしょうか。
また、「自分は年収が低い」と感じ、転職を考えているということは、現状に満足できていないわけですよね。現状に不満があるからこそ、転職しようか迷っているわけです。
ということは、金銭面での今の状況にストレスを感じているということになるでしょう。
「もっと、年収が高ければなあ」と思うと、そのつど、ストレスを感じるわけです。そんなストレスを感じる状況では、「今」を思うように楽しむことはできませんよね。
もっと楽しい人生にしたいと思うなら、年収をアップさせればいいわけです。そのためのもっとも有効な方法が転職なのではないでしょうか。
これが、すぐに転職を決断したほうがいいと私が考える、2つ目の理由です。
③年齢が高くなるほど好条件の転職がむずかしくなる
もし、今、あなたが転職するとすれば、転職先に望む一番の条件は「年収の高さ」になりますよね。
今の年収の低さが不満で、それで転職するのですから、転職先はぜったいに今より高い給料でなくてはなりません。そのような好条件の募集案件の数は、こちらの年齢が高くなるほど、少なくなると考えたほうがいいでしょう。
よほど特別なスキルや社会経験、資格などがあれば別ですが、一般的に、年齢が低いほど、好条件で転職できる可能性は高くなります。
転職しようかどうしようか迷いながら年をとってしまうと、それだけ、転職そのものもむずかしくなるんですよね。
「なかなか思うような転職先が見つからないから、現職に留まる」ということになりかねません。
それではいつまでも、年収の低さを悩み続けることになってしまうでしょう。「すぐに転職を決断すべき」というのは、つまり、できるだけ早くした方が、自分にとって有利な転職ができるからなんですよね。
まとめ
年収の低さに悩んでいるあなたへ、同じ悩みを抱えたことのある経験者の私が「すぐに転職すべき」と考える理由をお話ししました。
もちろん、私とはちがう考え方をする人もいるでしょう。ぜったいにこれが正しい判断だと、断定することはしません。
ただ、こういう考え方の経験者もいるということを知っていただけるとうれしいです。
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