私はある企業で、新卒の採用試験官を経験したことがあるものです。試験官にとってもすばらしい可能性のある新人さんを採用することは大変大事なことなのです。
ですから、試験管も緊張していてドキドキしています。あなたばかりが緊張しているわけではありません。ただ、短い時間であなたの素晴らしい素質を見抜くことは大変な事なのです。
そこで、試験官も集中して一言、一動作見逃さないように必死になっています。こわい感じがしても、相手も必死なので気持ち的には同等と思い緊張を減らしましょう。
当たり前のことですが、身だしなみは直前でも化粧室等で確認しておきましょう。家を出るとき万全だと思っても移動途中で崩れる場合もあります。
風邪で髪が乱れているのだが、面接前で緊張してしまい気が回らないとか、かけるべきボタンがどこか外れているとか。身だしなみが悪いと、あなたが当社に入っても、客先でも身だしなみを整えられないのか心配になります。直前まで気を付けましょう。
そこで、いよいよ自分の名前が呼ばれて面接が始まりますが、第一印象は大事です。呼ばれたときには大きく返事をして部屋に入っていきましょう。
話しの中でネタがたせないときは本当に上がるものです。
①落ち着いて対応する
ネタが無く、答えに困っても、緊張を解くためでしょうが、逆にへらへらしている方がいます。緊張してません、素の自分を出していますというアピールかと思いますが、逆効果です。
面接を真剣に受ける気が無いかと感じてしまいます。多少緊張するのは当たり前ですし、その方が好感をもって面接が進むと思いますよ。
余裕があるようにしたいのなら十分な事前準備をしておきましょう。
でも慌てるのは想定外の質問をされる場合だと思います。相手の素を引き出すためにわざと予想されないような質問をして動揺具合と対処能力を見る面接官もいます。
決して意地悪で行っているわけではありません。あなたの長所をすこしでも引き出そうとしていると考えましょう。
そうすれば落ち着いてきて、いろいろな対応が出来ると思います。とんでもない高度な対応を期待しているわけではないと思いますよ。
②エントリーシートのキャラを意識する
最初に提出したエントリーシートと本人から受ける印象のギャップが大きくて驚くこともあります。
すごく活動的でやる気があるシート内容だったのですが、質問すると面接は声が小さく、自信が無さげな方がいました。
シートの内容がいい応募者は、面接側も期待しています。ギャップがあっても、いいところを引き出してあげようと、時間を取る場合もあります。
それに答えられなければ、いい結果に繋がらない可能性があります。
なるべく好条件のエントリーシートを書くことも大事ですが、ネタがしゃべれなく面接でも自分を表現できなければ、信用されなくなります。自分のいい部分のイメージの一貫化をして、面接官に納得して頂くのが有効かと思います。
③会話を意識する
企業側は職種にもよりますが、やはりやる気のある人材を欲しています。そこで、質問に対して大いに自己アピールをしていただきたいです。
面接官も少しでも情報が欲しいのです。しかし、熱くなりすぎで面接官の質疑と編み合ない自己アピールばかりする方もいます。
緊張しているのですから仕方がないと思いますが、コミュニケーション能力も現在の企業は非常に重要視していますので、うまく会話をする必要があります。
自分のネタだけではなく、面接官の質問にも相手を見て、何が聞きたいのかゆっくり考えて回答しましょう。好印象が残ると思います。
ただ、あがってしまい赤面状態で面接になったとしても、堂々と前を見て面接を受けましょう。再度いいますが企業もあなたの素晴らしいところを確認したいのが面接です。
大いに自分の魅力をアピールしてください。
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