家事と仕事の両立に限界を感じている・・・
このようなときってありますよね
では、あなたと同じように、
家事と仕事の両立に限界を感じている・・・と悩んでいた方は、
どのようにしてその悩みを解決したのでしょうか?
ご紹介します。
ゆきんこさん、女性、29歳、公務員
学生の身分を捨ててからの勉強はとてもプレッシャーでしたし、図書館司書はほとんど採用が無いので、本当に狭き門です。
なので、勉強していた1年半は精神的プレッシャーと将来の不安から精神的にかなり追い詰められていました。
そんなに苦労して勝ち取った仕事だったのですが、結婚して気持ちが変わりました。
結婚するまで一度も実家から出た事が無かったのもあるのでしょうが、仕事から帰って来て家事をするのが心底身体に応えました。
その内身体のしんどさから仕事にも身が入らないようになってきたのでした。
でも、図書館の現場というのは、正規職員を極力減らして、若い非正規職員をなるべく増やして補うというのが現状です。
そんな現場で、運良く正規職員として採用された私が自己都合で仕事に身が入らない横で、独身の若い非正規職員の方々が活き活きと働いているのです。
そんな毎日が続き、「申し訳ない」という気持ちと、「しんどい」という悲鳴から、せっかく手に入れた仕事から解放されたくて仕方なくなっていったのでした。
そんな八方塞な日が続いている中、妊娠しました。
公務員、特に図書館司書の方は基本、結婚や妊娠で退職する事はありません。
職場の上司にも妊娠を報告しましたが、当然のように産休育休を取って復帰するような話しの流れになりました。
「もう辞めたい」と主人にも言いましたが、最初は凄く反対されました。
職場でも、図書館長まで出て来て猛反対を受け、「数日考えるように」とまで言って下さったので、「自分はしんどい事から逃げる卑怯者ではないか?」とさんざん悩みました。
でも、「子供がいない状態でも家事と仕事の両立で気がおかしくなりそうなほどしんどい自分が、育児をしてまで仕事が続けられるはずがない」と思ったのです。
公務員なので様々な権利を使えば職を失わずに続けられたかもしれませんが、気持ちとしてそんなの無理でした。
そこで数日後、「退職を希望します」とはっきり言いました。
あれから10年近くが経ちますが、退職した事に後悔した日はありません。
脇目も振らず必死に勉強した日々も、念願の仕事に就けた日々も、今の、そしてこれからの私の糧に充分なっています。
女性は結婚や出産で状況が変化したり、気持ちが変化したりするものだと思います。
「せっかく手に入れた仕事なのにもったいないよ」と周りからは言われるかもしれませんが、それはステレオタイプな意見であって、本当にもったいないかどうかは自分次第だと思います。
100人いたら100人の考え方があり、人生があります。
こういう生き方をしたら失敗しないとか後悔しないなんて絶対に無いと思うのです。
自分にとって何が大事かを見つめていけば、自分なりの生き方が見付かっていくと思います。
ゆきんこさんは、妊娠をきっかけに退職して悩みを解決できたようですね
ご参考にしてください
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