働き始めの頃は、事務ではなく、倉庫内でピッキングの仕事をしていました。

体力勝負のピッキングの仕事でしたが、以前の職場で色々鍛えられた私にとって何も問題なく、同期で入った仲間達と和気あいあいと楽しく仕事をさせて頂いていました。

それが３ヶ月位経った頃でしょうか。

上司から、事務の仕事をしてみないかと打診されました。

実は私には、結婚前10年程事務仕事をしていた経験があり、今回そのスキルをかわれてのお話でした。

事務仕事は嫌いではなかったので、同期の仲間達とは離れてしまうけれども同じ職場だから・・と思い、申し出を受けることにしました。

しかし、それがこれから始まる地獄の始まりだったのです。

事務の部署には、勤続10年以上のベテランパートさん達が軒並み首を揃えており、まだ働いて1年も満たない私はゴミみたいな扱いようでした。

ろくに教えもしないのに、ミスをすれば頭ごなしに怒り、重箱の隅を楊枝でほじくる様に人のアラを探し、本人を目の前にしてコソコソ陰口を叩く、そんな日々が続きました。

転職しよう！と何回思ったことでしょう。

でも、アラフォーの私にとって、転職はそう容易なことではなく、職場の人間関係はどこにでもついて回ると考えれば、中々１歩を踏み出すことが出来ませんでした。

それでも忙しい時は、仕事に集中出来るし、残業で収入も増えるので、まだ我慢もできました。

しかし、最近になって忙しさも落ち着き、パート労働者は4時間労働で、出来るだけ定時に返すと会社の方針で決まったとき、今の職場に何のメリットを感じられなくなった私は、転職を決意しました。

まずは、インターネットの求人情報サイトで、毎日出勤前の午前中検索しました。

しかし、中々条件に合う転職口が見つからず、途方に暮れていた私の目に、「在宅ワーク」の文字が飛び込んできました。

早速調べていくと、お勧め在宅ワークで、クラウドワークスさんを発見しました。

昔から文章を書くのが好きな私にとって、記事作成の仕事はとても魅力的で、調べたその日の内に、もう仕事を開始しておりました。

そして現在、午前中はクラウドワークスで記事を仕事をし、午後からは事務のパートを続けております。

記事作成の仕事を始めてからは、会社に行くのが苦にならなくなりました。

何故ならそこは、情報の宝庫だからです。

会社に勤めていれば、毎日色々なことがあります。

苦しいこと、楽しいこと、様々です。

もし貴方が、今仕事を辞めたいと悩んでいるのだとしたら、少し視点を変えてみたら如何でしょうか。

顔を上げてみると、今まで気付かなかった色々な道が目の前に広がっています。

そして、１歩踏み出してみましょう。きっと道は開けるはずです。