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トラック運転手から他業種へ転職したいと思うときってありますよね。私も以前トラック運転手をしていたので、あなたと同じような悩みを抱えていました。
私は最終的には転職をしましたが、あなたの気持はよく分かります。そこで私の体験を踏まえてトラック運転手から他業種への転職を成功させるためのポイントを紹介します。
(診断時間は約5分です)
①健康状態を知ろう
トラック運転手から他業種へ転職する前に、あなたの健康状態について知っておきましょう。私がトラック運転手をしていた時は、ずっと運転をしている状態だったので、腰と膝を悪くしてしまいました。
ある意味職業病にもなりますが、腰や膝を痛めてしまうと、かなり職業選択の幅が狭まってしまいますよね。あなたの健康状態に何ら問題が無ければいいのですが、もしも腰や膝に違和感があったら、早めに直しておくことをおすすめします。
トラック運転手の仕事はずっと運転をしっぱなしですし、重たい荷物を運ぶ仕事です。腰が痛くても自分のペースで運転もできますし、荷物運びも休みながら行うこともできるでしょう。
しかし他業種へ転職すれば、休みながら仕事ができる業界などほとんどありませんよね。腰が悪いからと言って休むことはできませんし、最悪辞めさせられるかもしれません。体調が悪くても仕事はしっかりとこなさなければなりませんよね。
転職した時は新人扱いなので、仕事も人一倍頑張らなければなりません。
そんな時に腰が痛いと言ってしまえば、仕事を続けることは難しいでしょう。トラック運転手の時は腰が痛くても、ごまかしながら何とか仕事はできます。しかし転職をするならきっちりと体調を整えてから、他業種へ転職することをおすすめします。
②スキルや能力を見極める
他業種へ転職する時に、あなたが持っているスキルや能力を見直してみましょう。
運転免許証は持っているのは当然ですが、語学のスキルや資格は他に何があるのか、または得意なジャンルを考えてみましょう。
トラック運転手の主な仕事は荷物を運ぶことです。多少のコミュニケーションは必要かもしれませんが、それほど必要はないでしょう。しかし他業種へ転職となると、高いコミュニケーション能力も求められます。
社会人としてのスキルやビジネスマナーは、トラック運転手には必要ありませんが、これからは必要とされるでしょう。
もちろんあなたが必要のない他業種へ転職すれば問題ありませんが、多くの業種でコミュニケーション能力やビジネスマナーは必須となっています。
運転して荷物を運ぶ仕事から、パソコンやコミュニケーションが必要な仕事をするかもしれません。自分のスキルや能力を再認識し、足りないと思ったものがあれば、早めに自分で勉強をしておきましょう。
スキルや能力は一生使えて自分の財産になるので、勉強してムダになることもありません。
③就きたい仕事を決める
自分の体調やスキルを確認した後は、自分が就きたい仕事を明確に決めましょう。ここでは2つのことを考えることが大切です。
1つ目は仕事内容について考えます。就きたい仕事が見つかった時に、あくまでも中途採用だということを意識しましょう。どの業種への転職も大変ですが、もしも未経験でスキルがなければ厳しい転職活動になります。
それでもあなたが就きたい仕事ならば、熱意と努力で頑張て就活するしかありません。少しでも転職活動を有利にするためには、早めにスキルの勉強や資格を取得することも考えておくと良いでしょう。
2つ目は収入についてです。トラック運転手は会社によっても違いますが、手取り比較的収入の良い業界です。そのため他業種へ転職した時に一気に年収が下がってしまうことも考えられます。
トラック運転手は短距離から中長距離まで幅広いですが、短距離ならば生活はそれほど変わらないでしょう。
しかし長距離運転手は仕事の拘束時間が長いので、お金を使う時間が少ないので貯まりやすいです。実際私も長距離運転手だった時には、比較的貯金しやすかったので嬉しい思いをしました。
転職した後に収入が落ちて、さらにお金を使える時間が増えると生活が一気に悪くなってしまいます。収入の面は一概には言えませんが、仕事のサイクルが狂うと生活リズムも狂いやすいので気をつけましょう。
あなたも転職した直後は収入減を想定しているはずですよね。ならば一番の問題は就きたい仕事をしっかりと考えることなので、体調とスキルを考えてやりたい仕事を見つけましょう。
④上司に相談をする
就きたい仕事が見つかったら、できるだけ早く上司に相談をしましょう。
上司に相談をする時点で辞める決意が固まっているはずですが、1ヶ月以上前には相談することをおすすめします。
理由はトラック運転手はなかなか募集をしても、採用までに時間が掛かるからです。トラックによっても違いますが、比較的短距離ならばすぐに見つけられるかもしれません。
普通の運転免許証があればできる仕事なので、募集をしてもすぐにきますし、仕事も教えやすい環境です。しかしあなたが中長距離運転手や大型トラックを扱っているなら、かなり早めに相談をすることをおすすめします。
なかなか大型の運転免許証を持っている人を見かけないですよね。大型運転手は夜中の仕事が多かったり、長距離で地方に行くこともあります。
そのため生活も不定期のなりやすいので、なり手が見つかりにくいのが現状です。あなたが大型トラックの運転手ならば、3カ月前には上司に相談をしてもいいでしょう。普通の会社でも役職クラスになると、3カ月前に相談するのは当たり前です。
あなたもトラック運転手をやっているので、業界の人材不足を感じているはずですよね。仕事も少なくなりましが、人材も減っているので大変な業界です。
あなたも辞めると報告したときに人がいないから無理だと言われるよりも、早めに相談をしておけばしっかり対応してくれる可能性が高くなります。
お世話になった会社とあなたのためにも、早めに上司に相談した方がすんなり退職できるので、就きたい仕事が決まったらすぐに相談しましょう。
⑤転職活動を開始する
上司に相談をして退職日を決めたら、本格的に転職活動をしましょう。転職活動は休日に行うことになるので、休み毎に4社くらいは面接を受けることができます。
就きたい仕事が決まれば後は会社にとにかく連絡をして、面接を数多く受けることが大切です。
トラック運転手からの転職は、多くの業種で中途採用の未経験扱いといて見られることになります。ライバルが経験者だと採用が大変になるのは仕方がないですよね。ならば面接を数多くこなして、その中から採用されるようにするしかありません。
こちらから会社を選ぶんで面接を受けるというよりも、片っ端から面接を受けて、採用された中から条件を見て選ぶのもおすすめです。
そのためにはまずは採用されなければいけないので、面接を数多く受けて少しでも合格確率を上げましょう。あなたの熱意とやる気が伝われば、きっと採用してくれる会社がみつかるはずです。
まとめ
トラック運転手から他業種への転職ポイントについて紹介しました。
スキルや経験がない業種への転職は大変ですが、あなたが転職したいと決めたのです。
どの業界も採用されるまでは大変ですが、採用されれば新たな気持ちで仕事をすることができます。あなたが就きたい仕事へ転職するために、真摯に対応して採用を勝ち取ってください。
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