ブラック企業で働いていると例え新卒でも辞めたくなることはありますよね。

ブラック企業とはその名の通りブラックな働き方や人間関係で成り立っている企業のことです。

長時間労働やサービス残業は当たり前、毎日上司に怒られたりキャパを超えた仕事内容などあなたの身体と心両方とも疲れ果てさせるような企業のことです。

実際に私も新卒で入社した企業がブラック企業だったので毎日会社に行くのが嫌で辞めたいとばかり考えていました。

しかし新卒で辞めるとなると職歴に傷がついて転職が不利になったり、自分自身の成長に繋がらないのではないかと不安ですよね。3年は働かないといけないという声も聞くかもしれません。

そこで今回は実際に私が経験したことも元にしてブラック企業を新卒で辞めたい際にどうすればいいのかアドバイスを大きく3つに分けてお伝えします。

①職歴に傷がつくことはない！

まずは新卒で辞める際に不安要素になる職歴に傷がつかないかということをしっかりと認識しておきましょう。

結論から申し上げると傷はつきません。実際に私は新卒入社半年でブラック企業を退職した経験がありますが、退職後の転職活動は成功して無事に転職することができました。

新卒で入社したのならば3年は働かないと成長できないし仕事の面白さがわからないということを聞くと思います。

しかし現代ではそんなこと通じません。転職は当たり前。今の仕事が合ってなかったり心身ともに限界だったりあなたにとってマイナスな部分しかない場合はためらわず転職をするべきです。

その上ブラック企業に勤めているのなら身につかないことの方が多いですしブラック企業に長く勤めていると逆に職歴に傷がついてしまう場合もあります。

なのでもう辞めたいなと思うのであれば転職の準備をすぐに始めて行きましょう。

新卒だからもっと頑張らなければならない、すぐに辞めてしまうのはダメだという固定観念のようなものは捨てていきましょう。

②上司に告げる前にやっておくべきこととは？

さていざ辞めることを上司に告げようとしてもやはり中々勇気が出なかったりしますよね。

辞めたいことを告げてもブラック企業ならば中々辞めさせてもらえないところが多いです。私も上司に何度も辞めたいことを告げても新卒だからもっと頑張らないとということを言われて中々取り合ってもらえませんでした。

その場合の対策としては辞める理由を明確にしておくことです。辞める理由は様々ですがブラック企業を辞めたい場合は大抵精神的、肉体的に限界だからでしょう。

しかしそのような理由だけでは辞めさせてもらえないことが多いです。入院でもしないとブラック企業は辞めさせてもらえないでしょう。

なのであなたが辞めてから何がやりたいのか、しっかりとした未来のイメージを作ってそれをはっきりと上司に伝えられるように考えておきましょう。

今の仕事、企業が合わないからではなくやりたいことが他に見つかって夢に向かって突き進みたいという自分のプラスになるような理由であれば上司も耳を傾けてくれるでしょう。

実際に転職活動を始めてみて行動をしていることをアピールしても効果はあります。あなたがどれだけ本気で辞めたいのかをしっかりと示しましょう。

③転職活動は辞める前から行っておく

辞めたいと思い始めたのであればもう辞める前提で転職活動を早い段階から始めておくべきです。

②で伝えたように上司に本気で辞めたいことをアピールすることもできるのも理由の一つですが、新卒ということを武器に転職活動をできることもありますのでなるべく早い段階で進めておくべきです。

また新卒は給料が少なく退職後に転職活動を進めてもその間の生活費が稼げないため生活が苦しくなってしまいます。

私は一人暮らしだったため収入がゼロになるときつかったので転職活動を働きながら進めていました。また辞めるまでの間の唯一のモチベーションにもなり得ます。次の転職先が決まればあと少しの辛抱だと頑張ることもできます。

しかし仕事をしながら転職活動をするのは中々きついです。残業が多かったり仕事量が多かったりすると中々そんな時間も確保できないかもしれません。

その場合は求人サイトに登録をして求人情報を見るだけでも転職活動のスタートに立てるためので良いです。

辞めたいけれど何もしていないよりかはモチベーションも下がらずに行動することができます。

辞めたいと思うことを逆に力に変えて仕事を頑張りながら次へのステップにすぐにつなげるように早めに行動をしておきましょう。

まとめ

ブラック企業に勤めていると様々な困難が降りかかります。

新卒であれば尚更です。身体が悲鳴をあげ始めたら倒れたりする前に辞める選択肢も持つことが大事です。その際には上に挙げたような方法であなたにあった対策を取っていきましょう。

職歴が・・と考える前にまずはあなたの身体と心が最優先です。

ブラック企業に飲み込まれてしまう前にしっかりと考えて辞めた方がよければ辞める選択をとりましょう。