歯科助手からエステティシャンへ転職【22歳 女性】

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【転職理由:新たな居場所を求めて】

当時、初めての社会人として就職したのが地元にある個人経営の歯科医でした。

特に、歯科専門の学校を卒業したわけではなかったのですが、医療関係の仕事に強く憧れがあった事や休日・福利厚生などがしっかりしていたこと、その場ですぐに採用が決まったこともありここで働いていました。

もちろん、働く上では大変なこともたくさんありましたが、人間関係も良好でアットホームな環境だったため、特に何の不満も持たずに2年ほどこちらにお世話になっていました。

けれどその頃になると、時代の流れと共に医療関係の仕事の内容にも変化が出始め、これまでのやり方に馴染んで長年働いていたスタッフや先生、新卒で入社してくるスタッフなどの間に感覚のズレのようなものが徐々に目立ち始めて職場内でも衝突が多くなってきていました。

そこで、これまでとても居心地が良かった環境が失われつつある状態に辟易していた私は、「まだ年齢的にも転職には有利な年頃だし、早いうちに次の居場所をさがしておこう。」と、新たな居場所を求めて転職を考えるようになりました。

転職をするにあたってまず考えた事が、「どういう職種が自分に合っているのか?」ということでした。

また、当時はまだ20代前半のとても勢いのある年頃でしたので、漠然とではありますが「活躍したい!」という気持ちも大きく持っていたと思います。

そこで私が参考にしたのは、歯科医に勤務している時に感じた感覚でした。患者さんの対応や歯のお手入れの他、病院への訪問診療などもやっていたのですが、その度に患者さんがとても喜んでくれて私に会うのを楽しみにしてくれていたんです。

そういう環境で、私自身も周りの人を癒したり綺麗にすることに自信を持っていましたし、楽しんで働く事が出来ていたため、「癒し産業」である美容業界(主にエステやリラクゼーション)への転職に絞って求人広告やインターネットなどで求職活動を始めました。

けれど、歯科医での条件や環境がとても良かった事もあり、幾つか目星をつけていくうちにただ美容業界に転職するというだけではメリットがないなと感じ始めていました。

なので、改めて自分の強みなどのアピールできるポイントをまとめたり、その自分にあった条件をこちらから求めるような、今思えばかなり自信過剰な行動に出ることにしました。

その中でも時間やお休みはある程度決まっているので変えられませんがお給料の面での具体的な希望金額を提示したり、その職場に入社することで自分が将来的にどう活かしていきたいかなどのイメージも膨らませた上で、面接時にはそれをそのままストレートに伝えていきました。

よほどアットホームなエステ業界でない限りは、ああいった職種は向上心のある人材を好むということもなんとなく感じていたので、あまりの自信たっぷりに笑われたこともありましたが、受けた会社は全社、即採用というありがたい結果をいただきました。

おそらく、長年勤めてきた職場を辞めて将来のために転職を考えている方や現状に満足できずに転職に悩んでいる方も多いのではないかと思います。

私自身は無鉄砲な性格なのであまり悩むこと自体がなかったのですが、現在、主人が転職をする決意をするまでに(結局、自営になりましたが)とても悩んでいてなかなか行動に踏み切れなかった姿を間近で見てきたので、簡単なことではないと思います。

それに、年齢や性別によっても責任の重さも違うので余計にそう思います。ですから人にもよりますが、まず20代前半で「なんとなく今の職場は違うな」「転職したいな」と感じたら、勢いに任せて思い切って転職をするのはとても自信に繋がると思います。

結果的に、以前の職場の方が良かったと思う事があったとしても、それが経験として糧になりますし、月並みではありますが「失敗や挫折は早い方が良い!」というのは間違いないです。

また、ある程度年齢がいってしまった方や家族を抱えている方にとってはその後の一生を左右する決断になると思います。

そういう方は、自分の将来の目標や理想をイメージして、現状を続けていくことで少しでもそこに向かう道が見えるのか?を考えてみて、全くイメージできずに暗い気持ちになるのなら思い切って見ても良いのではないかと思います。

また家族がいる方は、信頼できる家族に相談するのが一番です。

私の主人も、一人で抱え込むタイプでしたのでなかなか言い出せず、相談された時に私のあっけない対応に安心して行動を起こせるようになりました。でも、家族にとっては身内の健康や幸せの方がよっぱど大切です。

信頼できる人がいるのなら、絶対に相談するべきだと思います!それに、仕事は「知らない」だけで「無い」わけではありません。

ただ、自分に自信がなくなってしまうと、あるものもなく感じてネガティブな発想になってしまいます。

自分に自信を持ち続けることは大変ですが、それを維持するためにはやはり行動力と経験に尽きると思うので、悩んでいる方にはどんな些細なことでもまずは環境を変えるための行動をしてほしいなと思います。

最後に、20代前半の女性にアドバイスです。

今思えば、その後の苦労を考えるとまだ何も知らないあの頃に「結婚」という道を選んでいれば楽だったかな・・・と思う事もありますが、結果的にはこのタイミングで業界を変えて転職を試みたことで、しっかりと自立した大人の女性になれたのではないかと思います。

どちらが正解などはありませんが、どちらを選んでも女性は幸せになれます。頑張ってください!

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