就活の面接の「あなたの強みは？」の質問の回答方法3つ

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就活の面接では、実に様々な質問が就活生に投げかけられます。その中でも、特に多いのが「あなたの強みは何ですか？」という質問です。

この質問はとても厄介に感じてしまいがちですが、捉え方を変え、要点を抑えることでとても良いアピールポイントとなってくれるのです。

筆者も、初めての就活では、この質問をうまく活用することが出来ず、沢山の面接に落ちてしまいました。

ですが、ある時気がついたのです。企業の求めていることに。そして企業の求めている人物を知るきっかけともなりました。

それでは、これから挙げる３つのポイントを抑えて、しっかりとアピールポイントを稼ぎましょう。

①企業はどうしてこの質問をするのかを考える

中途採用の面接では、即戦力や経験を見るためにこの質問をすることが多いですが、新卒でこの質問をする意図は何でしょうか？

人の持つスキルには、ヒューマンスキルとテクニカルスキルの二種類があります。前述の通り、新卒の面接では、テクニカルスキルはあまり求められていません。

もちろん、研究職や専門職のように、学校でのスキルを要するところもあります。

しかしながら、書類選考を通った時点で、テクニカルスキルがないことは面接官は知っているのです。

では、どうしてこの質問をするのかもう一度考えてみましょう。

そうです。企業はあなたのヒューマンスキルに着目しているのです。

この就活生は、この後会社にとって重要な担い手になるか？研修などの厳しい時期を乗り越える力を持っているのか？

短時間の面接で、企業もあなたの内面をしっかりと見定めるために、このような質問をするのです。

そう考えた上で、しっかりと事前に回答を用意しておきましょう。

②「リーダーシップを取れることです」のように一文で終わらない

人にはそれまでの人生で得た、様々な経験があります。それは学校の中だけではありません。例えばこんな回答ではどうでしょうか？

私は、幼い頃から習い事としてピアノをたしなんでおりました。そのため、発表会等のステージに上がることも多く、人前に立つことの鍛練が出来ました。その事を活かし、学校での委員会活動や生徒会活動、クラブ活動においても積極的にリーダーを担いました。様々な人がいるなかで、リーダーシップを取ることは難しいと感じた事もありますが、沢山の友人にも恵まれ、この経験は私にとって最大の強みとなりました。

いかがですか？

この文章を聞いて長いと感じますか？自分で確認すると確かに長いかな、と感じます。ですが、面接を受けた企業に入りたいと心から思うのなら、これでも短いと言えるでしょう。

そして面接官には、特技、経験、試練、結果と、たった一つの質問でこれだけアピールする事が出来たのです。

この中で、面接官が気になったところは、さらに質問がされ、あなたの印象もより強く面接官の心に残るでしょう。