面接って、普段あまり経験しない関門なので、どうしても緊張するし、大げさにとらえがちですよね。
グループ面接というのもあるし、一対一のもあるわけで、それぞれ善し悪しがあるので、対策を練って練習しても、なかなか本番でうまくいくとは限らない。
だから、面接でパニックになるのは、当たり前だとも思うわけです。
それに、どんな質問が出てくるかわからないし、面接官も就活生の本当のところを知ろうと、質問の内容を考えてくるようですから、あまり型通りの答えに頼り切るのもパニックの元になるかもしれません。
面接に臨むときには、面接官の質問の真意を考える練習をしておいた方がいいと思います。
私などは、ある広告出版企業の面接に行ったとき、抜き打ち的にペーパーテストがあって、時計を忘れていったために、時間配分ができずに終了となり、続く面接ではパニックになりそうでした。
予定と違うことが起きたときに、人はパニックになるのですね。
そういう窮地を経験している私としましては、あなたの心配はよくわかります。もしそうなったときにどう対処すればいいか、早いうちから考えておいたほうが安心するというものです。
まずは、パニックになる前にどう対処するかが大切なのでしょうが、それは言ったところでしょうがないですね。
なってしまったら、というご質問ですから、そこからのことを考えましょう。まずは、パニックになる原因を認識しておいたほうがいいでしょう。
原因としては次の3つです。
- 最初から緊張しすぎて浮足立って、あがってしまう
- 面接官の質問の意味がわからない
- 質問に対して答えが浮かばない
だいたいこんなところでしょうか。次に、それぞれに対する対処法をお伝え致します。
①冷静さを取り戻す
パニック対処の第一は、冷静さを取り戻すというこの一点から始まります。面接はとにかく緊張するものです。
なので、ここはどこ、私はだれ。それを確認できれば、ここで何をしているのかを思い出します。
自分は第一志望にしている企業の面接に来ているのだ、ということを確認します。それから、自分がすべきことを思い出します。
すべきことは、ゆっくり深呼吸をして、面接官の声に集中することです。面接官が何か言っています。その内容を理解することだけを考えましょう。
これは、意識して練習すればできるルーティンです。これを練習しましょう。
②聞き直す
次ののパニックの対処法ですが、面接官の質問の意味が理解できず、何を答えればいいかわからなくなってしまった、という場合に起こった場合。
遠慮はいりません。大変申し訳ないのですが、もういちど質問をお願いしますと聞いてください。
それでもまだ理解できないようでしたら、理解できていることの中身を話して、そこから推測できる質問内容について確認すればいいと思います。
自分自身としてはこう捉えましたが、そのような意味でよろしいでしょうかと確認してから答えればいいと思います。
面接官は、ひょっとしてわざとわかりにくい質問を投げかけているのかもしれません。コミュニケーション能力を試されていると思い直して、答えましょう。
③自分の言葉で話す
最後に、面接官の質問の意味はわかるが、それに対する答えが見つからなかったという場合。普段考えていることを話してください。
自分の言葉で、質問の内容にできるだけ近いところで答えましょう。そして、質問の趣旨に合っているかどうかを確認してみるのもいいかもしれません。
面接で企業側が見たいのは、その会社に入って活躍したいという意欲と、問題解決できる能力と、あなたが持っている価値観、そしてコミュニケーション能力といったところでしょう。
ですから、自分の言葉で、普段から考えていることを丁寧に話す練習をしておくことをお勧めします。
まとめ
以上、アドバイスを3つお伝えしましたがいかがでしょうか?
もし、どうしても何も考えられなくなった場合は、しかたがないと開き直ることも大事です。人はミスをする生き物です。
パニックもまたしかり。そうしていろんな経験を積むことも、あなたの人生の肥やしになっていくと思いますよ。
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