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プログラマから他業種に転職したい。このように考えるときってありますよね。プログラマは忙しいことが多く、納期が迫っているときは徹夜も珍しくないです。そういうことが続いて、他業種に転職したいと思ってしまう人は少なくありません。
実は私もプログラマをしていて、他業種に転職したいと悩んだ時期があります。
本当にプログラマを続けることが自分にとって正しいことなのか、疑問を抱くようになったのです。それで悩んだ末に転職を決意しました。
プログラマから他業種への転職は簡単ではありませんが、転職活動を通じて、転職を成功させる5つのポイントがあることを知りました。そこで今回は、同じ悩みを抱えているあなたにその5つを紹介したいと思います。
(診断時間は約5分です)
①IT全般に詳しいことをアピールする
ソフトウェア開発会社などのIT系企業以外では、プログラマはそれほど求められていません。そのため他業種への転職の際、前職がプログラマであったと伝えても魅力を感じてもらえる事は少ないです。
その一方で、ITに関する知識やスキルを持っている人はどの企業でも需要が高いです。ITに全然関係のない業種の企業でも、IT関連の機器や知識は業務を行う上で欠かせません。
それを考慮して、プログラミングのスキルではなく、IT全般に詳しいことをアピールすればいいのです。プログラマはIT全般に詳しいことが多いです。プログラミングを行う上で最先端のハードやソフトについて知っておく必要があるからです。
また、近年ではWebに関するソフトウェアも多いので、ネットワークに詳しいプログラマも少なくないはずです。プログラマは自分がITに詳しいことを当然志望先の企業は把握していると思い込んでいます。
しかし、プログラミングについて詳しくない企業は、プログラマがIT全般に詳しいとは考えないことがあるのです。
そのため面接や履歴書では、プログラミングができることを強調するのではなく、様々なIT関連の知識や技術を持っていることアピールすると良いです。
そうするとIT系以外の業種でも、職場にそういうITに詳しい人が方が便利だと感じ、採用してもらえる可能性が高まります。年配者しかいないような企業の場合は効果が絶大です。
例えば、そのような企業では社内LAN等の設定もすべて業者に任せていることが多いです。自社に社内LANを構築できる社員がいれば、経費の削減になると思い、積極的に雇ってくれる可能性があるからです。
以上のように、今はどの業種でもIT関連の機器や技術が用いられていることに着目して、ITに詳しいことを強調するのが得策です。
②コミュニケーション能力が低そうという誤解を解く
前職がプログラマだと言うと、コミニケーション能力が低いと思われることが少なくありません。プログラマの仕事を理解していない人は、プログラマに対してそのような印象持っていることが多いのです。
黙々とパソコンの画面に向かってひたすらプログラミングをしている光景を思い浮かべる人が少なくありません。しかし、実際にはプログラマはチームを組んで仕事をすることが多いです。
チームのメンバーとは頻繁にミーティングを行いますし、クライアントとの打ち合わせも何回も行うことがあります。また、メールでのやりとりを頻繁に行うケースも少なくありません。チームで仕事を進めるには、非常に連携が大切です。
そのためプログラマは他人との共同作業に慣れていることが多いといえます。志望先の企業は、孤立して仕事をするような人を雇おうとは思いません。
もしプログラマがそのように思われているのなら転職において不利になってしまいます。そのため、前職でコミニケーションを十分取っていたことをアピールしましょう。
③文書作成の経験を伝える
他業種へ転職する際、志望先の企業で行うのがデスクワークであれば、必ず文書作成の仕事があると考えた方が良いです。
またデスクワークでなくても、どのような作業したのかという報告書を作成する機会は少なくありません。つまり、どの企業に転職するにしても文章作成能力が求められる事は非常に多いのです。
プログラマはプログラミングばかりをしていて文書作成の能力がないと思われているケースがあります。しかし、実際にはプログラマは多くの文書を作成します。
例えば、ソフトウェアの仕様書は非常に専門性の高い難しい文書です。そのような高度な文書の作成もしますし、クライアントへの説明のための分かりやすい文書を作成するケースも多いです。
他にも様々な文書を作成する機会があります。志望先の企業には、自分がどれだけ多くの文書を作成してきたのかを伝えることが重要です。
また、文書作成の経験を伝えることにはもう一つの意味があります。それは社会人としての基礎がしっかりできているということを伝えられることです。
まともな文章書けない人物は、その他の能力もないことが多いです。逆に、文書作成の能力がしっかり備わっていることをアピールすれば、それだけで他の能力も最低限は備わっていると推察してもらえるのです。
④問題解決能力の高さを認識させる
昔は企業の言うことを何でも聞くイエスマンが重宝されていました。しかし、今では主体性を持って動ける人物が評価されるようになってきました。
特に何か問題が発生したときにそれを独力で解決できる人物は非常に重宝されます。実は、プログラマは非常に問題解決能力が高いです。
プログラミングを行っていると予期しない問題が次々と発生します。その問題に対する解決策を自分で考えて対処していかなければならないからです。特に、納期直前に大きなバグが見つかると全力で問題解決に取り組みます。
このような経験を繰り返しているプログラマは、プログラミング以外の問題に対する解決能力も高くなってくるものです。
志望先の企業にそれを伝えれば、未経験の業種であっても、自分でいろいろ考えながら対応していけるという安心感を与えることができます。
プログラミングをしていた経験を伝える場合は、プログラミングのスキルを伝えるのではなく、プログラミング中に起こったいろいろな問題を自分で考えて対処してきたということをアピールすればよいのです。
⑤他分野の知識を披露する
プログラマはプログラミングに関する知識は非常に豊富だけど、他の知識がないと思われているケースが多いです。
しかし、実際にはプログラマはいろんな知識を持っていることが多いです。なぜなら、プログラミングを行う対象が様々だからです。
例えば、テレビを動かすためのソフトウェアをプログラミングしていれば、テレビに関する知識が身につきます。
ガスの計測器に関するソフトウェアをプログラミングしていればガスに関する知識が身につきます。そのため長くプログラマをしていれば、色々な分野の知識が身に付くのです。
志望先の企業があなたにプログラミングの知識しかないと考えているなら、多くの知識を持っていることを伝えましょう。
そのギャップに驚きあなたの評価が急激に高まる可能性があります。今は知識が豊富な人材が非常に重宝される時代だからです。
まとめ
上記の5つが、プログラマから他業種へ転職するときのポイントです。
プログラマしか経験したことがないと不安になってしまうからもしれませんが、この5つのポイントをしっかり理解しておくことで、転職を成功させやすくなります。
5つ全てを実行できれば最も効果的ですが、自分のできる範囲で活用してみてください。きっと、その効果を感じられるはずです。
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