よく聞く話ですが「お前は派遣なんだから黙って仕事を続けろ！」などの叱責や圧力で辞められない人やすぐに辞めたい人は多いと思います。

こんな上司や同僚からの差別的な言葉が精神的にこたえることは間違いありません。

どうして自分だけ他の社員と違う言葉のかけられ方をするの？とか、なんで他の人たちはお昼ご飯をおいしそうに食べるのに自分だけ地下の個室なの？という泣き声はよく聞きます。

「労働者」という名前で呼ばれて本当の「○○さん」という名前で呼ばれることもなく、自分だけ別人扱いや「違う人」という視線が突き刺さる毎日があります。

メンタルも精神衛生面も通り越した恐怖が襲うはずです。こうしたなかで「給料が安い」とか「交通費が出なかった」という「あいまい契約」が問題になっています。「あいまい契約」は自分のワークライフを確実に破壊します。

「みんなはバスなのに自分だけ自転車だった」というような意味のわからない通勤の違いもありました。

確かに他の人はバスで送迎があるのに派遣の人は自転車で７キロも走って通勤し、道中で他の社員の方の冷たい目線を受けると叫びたくなります。

秋から冬にかけて「社員のかたは制服を着てください」と言われているのに「派遣は持参しろ」と言われる、という扱いの差が大きいようです。

このような嫌な空気と危険から自分の身を守るためには「速攻で辞める」というのが道理です。そこで、派遣をすぐ辞める方法についていくつかお伝えしたと思います。

①派遣の仕事を即日で確実に辞める方法

今日、派遣の仕事に行く人は午後１８時までに仕事中に必ず「耳鼻科」を受診してください。実際に異常はなくても耳の様子を診てもらいます。

そこで異常なしでも「今日は耳鼻科にいったので仕事は続けられない」という理由を話してください。確実にストーリーではなく「実話」として見せ領収書も用意します。

他には薬局に行き栄養を取る食料を準備します。そして、近くのネットカフェなどを利用して自宅には帰ってはいけません。なぜ自宅に帰ってはいけないかといいますと自宅まで関係者が押しかける可能性があるからです。

ネットカフェに居れば個室で守られて安全ですから誰にも邪魔されません。そして、ネットカフェから担当者にメールで「今日で仕事を辞めます」と伝えます。

その後は会社に行かず「解雇予告通知」が送られてくるのを待ちます。次は解雇通知になります。これには３週間ほど時間がかかります。

しばらく身を安全なところに隠す必要があると思いますのでゲストハウスやカプセルホテルなど頼れる人の所へ移動します。もしも、隠れる場所がなければ即日入居型物件を探し無一文でも入居できるようにします。

②法律事務所や司法書士の事務所に相談する

なるべく法律事務所や専門家のところへ出向いて法的な意味もこめて仕事を辞める方法を尋ねます。仕事を辞めるためにはあらゆる方法を教授してもらいます。

仕事の契約内容や、すぐに辞めるために必要なアイテムなど書類も含めてアドバイスを受けることができます。

たいていは新しい仕事に挑戦するために辞めたいとか体調不良で辞めるなどの２通りの辞め方を検討している派遣労働者の人がいると思います。実際には仕事に対価や見込みが全くなくなったから辞めるなどの方向で話は進みます。

しかし、事業所の都合でやめられないという状態でも契約を解除する方法は必ずあります。契約解除をしたからといって何か身の回りで問題が起きないようにしっかりと最後まで専門家に相談してください。

業種によっては厄介なトラブルに巻き込まれる危険があります。そうしたトラブルを避けるために安全な方法で契約解除を目指しましょう。

③司法書士なら電話で交渉してくれる

司法書士の先生に相談すると場合によっては電話で取り次いでくれます。電話で取り付いでくれるので自分が直接話さなくても良い場合があります。

料金や費用などは自己負担になります。自分である程度は費用を計算してから利用するようにしてください。多くの派遣社員の人は「会社の責任を取れ」などと言われて契約が解除できない状態にあることがほとんどです。

契約は強制ではありませんから解除の権利は派遣社員（働く側）にあります。法的な意味でも派遣社員のほうが立場的には優遇されると思われますし普通の社員と同じ扱いを受けても良いはずです。

間違った考え方の派遣会社はなるべく早期に契約解除を申告して速やかに退社しましょう。後から何か起きるような心配はいりません。

労働者派遣法に基づいた契約内容にのっとり双方協議の上で契約を途中で解除するという方向で話は進みます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

もちろん、派遣をすぐ辞める場合、一番いいのは派遣の営業担当者に相談することです。それが、通常の流れですからね。

ですが、場合によっては相談できない場合もあるでしょう。そういう場合は、上記を参考にすぐ辞めれるよう行動に移すようにしてください。