毎日職場に行くのが辛くなることってありますよね。気分がずっとふさぎ込んでいて、仕事も思うように進まなくなると職場に行くのが嫌になってしまいます。

そうすると、常に機嫌が悪くなり、いつも暗い状態になってしまいますよね。また、辛くて仕事が進まない時は、そのことを隠すために、仕事のことを一生懸命考えているフリをすることもあります。

いつも悩んでいるような顔をするようになるんですよね。仕事ができないのに明るく振る舞っていると、お調子者の馬鹿だと思われてしまうという強迫観念からそうなる人が多いようです。

そうやって、いつも不機嫌そうにしていると、周囲の仲間たちが話しかけてくれなくなってしまって、さらに辛い思いをしてしまいます。

実は私にもそのような経験があります。職場に行くのが辛くて、毎日気分が落ち込み、常に不機嫌でいる時がありました。

さらに、周囲の人たちはみんな仕事ができるので、自分だけが仕事をできないことを何とか隠さないといけないと思っていました。

そのため、会社ではいかにも何かを考えているような難しい顔をして過ごすようにしたのです。そうすることで、自分も会社の役に立っていると見せかけていたのですが、その行為自体も私にとってはとても辛いことでした。

その時は、職場の先輩や同僚と機嫌よく付き合えたらどれだけ気楽だろうと毎日考えていました。不機嫌にしている私には誰も話しかけてくれなくて、ランチは1人で食べることも多かったです。

しかし、ある時を境に、私のこの状況は一変しました。職場に行くのが嫌と言う気持ちがなくなったのです。それはあることに気付いたからです。それをあなたにもお伝えしたいと思います。

①機嫌が良いことの大切さを認識する

不機嫌でいても何もメリットがないことに気づかなければなりません。自分が不機嫌にしていることで他の誰かの気分が良くなったり、業務が円滑に遂行するわけはありません。

くよくよしたり、無気力でいたりすることで、新しいものは何も生まれないのです。不機嫌にしていることで自分の能力の低さを隠せると思ったらそれは大間違いです。

不機嫌にしていると、周囲に対してバリアを張ってしまうことになります。そのバリアを取り除くなければ円滑な対人関係は生まれないのです。お互いの間に円滑なコミニケーションを生み出すには上機嫌でいる必要があるのです。

②辛さの終了宣言をする

何をしていても、職場に対する辛い思いが自分の中に存在する人が多いです。職場の辛さを忘れて、楽しい気分になることができない人が多いのです。

仕事の辛さを思い出して、どうやっても気分が優れない時は、その思いにとらわれている状態を強制終了させる必要があります。

強制終了のコツは、職場に対する辛さに対して、もう考えないとはっきり断言することです。辛いのは事実であって仕方がない、その現実をはっきり認めてもう悩まない、と終了の宣言をするのです。

職場の辛さに支配されて、自分のメンタルや体調までも辛い状態に染めてしまうと、そこから抜け出せなくなります。そうすなると、どんどん元気がなくなりますよね。

その状態では、何かチャンスがあっても逃してしまうし、他の人から好かれることもなくなってしまいます。そのためには、職場の辛さをしっかり認識した上で、今はその辛い状況に染まるべき時間ではないと断言するのです。

③想像力を活用する

想像力とは人間に与えられた非常に優れた力です。例え、今が辛い状況であっても、それとは違う状況を自分の中に作り出すことができるのです。

柔軟な発想ができる子供の頃は誰もがそのように想像していました。子供の頃にも勉強が辛かったり、親に叱られたりして、とても苦しい状況はあったはずです。

しかし、そんな時でも、楽しい想像すれば気分が晴れていたのではないでしょうか。気分というものは周囲の状況によって決められると思っている人が多いですが、そうではありません。

豊かな想像力を持っていれば、職場に対する捉え方も変わり、能動的に自分の気分を良くすることができるのです。

想像で自分の中に理想的な職場を思い描くことによって、新しい自分の気持ちを構築できるのです。もちろん、現実の職場は想像の中のものとは違うでしょう。

しかし、想像の職場にいる自分を現実の職場でも演じることで状況が好転することは多いです。少なくとも、極端に気持ちが落ち込むことはなくなります。

また、自分のそういった態度が仕事や仲間にも影響し、次第に職場環境が良くなっていく可能性があります。

まとめ

いかがでしたか？上記のように、職場が辛いと感じるときにその辛さを克服できる方法はいくつかあります。

多くの人は、外に対する考え方しかできませんが、今回紹介したように自分の内面を見つめてみることで状況打破できることは少なくないのです。冷静になって、自分の内面を今回紹介した方法で見つめ直してみてはいかがでしょうか。