「転職をしてから、まだそんなに経っていないのに、もう仕事を辞めたくなっている」というあなた、私も過去に、まったく同じ心理状態になったことがあります。
私の場合、新卒で入社した会社を数年で退職し、転職しましたが、数か月の段階で、「辞めたい」と思うようになったんですよ。
さすがに「今辞めてしまうのは、いくら何でも早すぎる」と感じました。けれど、辞めたいという気持ちは募るばかり。そこで、ある人に悩みを打ち明け、相談に乗ってもらうことにしたんです。
その時、その人からいただいたアドバイスと、自分で工夫したことを合わせて、おすすめの対処法を3つ紹介しますね。
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(診断時間は約5分です)
①前職の退職理由と、今退職しいたいと思う理由を分析する
アドバイスをくれた人に、こう言われました。
「一番危険なのは、退職グセ、転職グセをつけてしまうこと。ちょっと嫌なことがあったり、思っていた仕事でなかったりすると、すぐに辞めてしまうという人がいる。そういう人は、どんな仕事についても満足することができず、何度もそれを繰り返すことになる。若いうちはまだいいけど、年齢が上がると転職がむずかしくなるから、悲惨な末路を迎えるということになりかねない」と。
自分の「末路」を想像して、ゾッとしましたよ。そんなことにならないためには、自分の現在と過去をしっかり見直してみる必要があると、その人からアドバイスされました。
具体的な分析対象は、「退職理由」です。前職を辞めて転職したのはどうしてなのか、また、今現在「辞めたい」と思う理由や原因がどこにあるのかを、冷静に見つめてみましょう。
客観的にそれを捉えることができれば、自分の心理傾向や、行動傾向がわかってきます。自分を知ることができれば、同じ失敗を繰り返すリスクが小さくなるわけですよね。
ですから、もし、もう一度転職したとしても、今度は長続きする確率が高くなるにちがいありません。そういう分析をしないまま、「辞めたいから辞める」という安易な行動に走ってしまうと、また同じように、短期間で転職ということになりやすいということなんですよ。
②現職を続けるために自分でできることを考える
現職にとどまって、そこに働きがいや生きがいを見つけることができれば、それがベストです。私の場合、かなり悩み迷いましたが、結果としてその時の仕事をつづけることができています。
その時、私がしたことは「この仕事をつづけるために、自分で努力できることは何だろう」と考え、実行することでした。
私の例を挙げてしまうと、話が限定的になりますので、ここでは一般論としてお話しすることにしますね。
たとえば、セクション内の人間関係が辞めたい理由だったり、仕事が自分に合わないと感じている場合は、別のセクションに移るという解決法があります。
そのケースなら、上司に異動希望を伝えるといいでしょう。時間はかかっても、異動の可能性が増すだけで、辞めたいという気持ちは小さくなると思いますよ。
また、なんとなく仕事が面白くないとか、考えていた仕事とは違ったという場合は、「ガマン」という努力で、仕事をつづけることが可能でしょう。
その際、単に「ガマンして仕事をつづけよう」と意識するより、努力目標を設定したほうが効果的だと思います。つまり、「今年いっぱい、がんばってみよう」とか、「次のボーナスまでガマンしよう」という目標を、自分で決めるわけですね。
そして、その目標をクリアしたら、「ここまでガマンできたんだから、あと半年、夏休みまで、もうひとがんばりしてみよう」というように、少しずつ目標を先に延ばしていくのです。
このように、判断を先延ばしするうち、仕事が面白く感じられるようになることもありえるでしょう。職場の環境が変わったり、それこそ異動によって別の仕事に就くことだってあるわけですよね。
そうした可能性を高めるために、自分で「時間稼ぎ」をするという方法です。
③「お金」を目的に、割り切って仕事をつづける
もう1つの対処法は、仕事を続けるためのモチベーションとして、「お金」を意識することです。これも、私自身が過去に、人からアドバイスされた方法です。
仕事自体はつまらなかったり、辛かったりしても、働いている以上、給料は間違いなく入るわけですよね。退職してしまえば、それがゼロになります。
なかなか転職先が見つからなければ、経済的にひっ迫し、「悲惨な末路」につながるリスクも高まっていきます。
その点、現職を続けてさえいれば、そのリスクは生じません。そこに着目しましょう。そして、「お金をためること」を、生活のテーマにするのです。
給料やボーナスが入ったら、とにかく預金最優先。積み立てを始めてもいいですし、倹約を工夫して、少しでも預金額を増やしていきましょう。
実際にやってみましたが、これはかなり効果的です。私はもともとそれほどお金に執着しないほうだと思っていましたが、預金額が増えていくと、それが仕事のモチベーションに、確実につながるんですよ。
お金が好きでない人はいませんよね。ですから、「お金のため」と意識することは、仕事のモチベーションをアップさせるために、かなり有効な方法だと思います。
まとめ
私の体験をもとに、人からしてもらったアドバイスも含めて、3つの対処法をお話ししてきました。どれか1つだけでもいいですが、できれば3つを試してみることをおすすめします。
3つの中には、きっと、あなたに会う方法があると思いますので、是非トライしてみてくださいね。
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もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。
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辞めた後どうなる?を知ることで、今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。
(診断時間は約5分です)
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