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SEを辞めたい。このように悩む方は非常に多いです。そこで、SEを辞めたい・・・と悩んでいた方も体験談を集めました。
是非、ご参考にしてください。
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SEの仕事は辛すぎる
ホスト系SEの体験談
【どういう悩みを抱えていたのか?】
あるメーカー企業の外注として、企業内のシステム部に勤めていました。10年に1度の新システムへの移行プロジェクトに参加する形でした。
全プログラムの見直しと新しいシステム設計に携わる内容でしたが、具体的には社員がシステム設計書を作り、私たち外注がプログラミングをするというような流れでした。
社員の方が専門的な知識を持たずに仕様書を作成し依頼してこられるのと、自分も会社の業務をよく理解していないこともあり、社員の方との意思疎通で大変苦労しました。
実際に、プログラムができてデータを通してテストをすると、社員の望まれている結果が出てこず、納期の関係で異常なほどの残業が続き、心身ともにまいっていた状態です。
【悩みをどうやって解決したのか?】
別会社へ配属を変えてもらって解決しました。
別会社でも自分のシステム会社が外注していたので、そちらへ異動させてもらったのですが、こちらは直属の上司が話をまとめ、ブレークダウンする形で仕事が下りてきたので大変作業しやすく、結果も出しやすくなりました。
【アドバイス・メッセージ】
同じ会社に勤めていても、新システムの移行時期などその時々で余裕がなければ人間関係がぎくしゃくしたり苦しい時があるかと思います。
自分にとって限界であれば、転職を考え、ハードな時期を過ぎればまた穏やかな時期もくると達観できれば、お給料のよしあしで割り切るのも手だと思います。
SEに向いていない
中途入社の体験談
【どういう悩みを抱えていたのか?】
25歳で中途入社しました。デザインオートメーション系の仕事をしていました。入社前にIT関連の知識も経験もありませんでした。
入社後も1週間の研修で現場配属となってしまったため、基本的な知識を持っていませんでした。
設計書を作るということも初めてで、既存の設計書を読んでも何が書いてあるのかわかりませんでした。
そのため周囲の人間との差が激しく、SEに向いていないんじゃないか?という思いを持ち続けていました。
【悩みをどうやって解決したのか?】
入社1年後に同じような境遇の後輩が入社しましたが、吸収力が髙く、瞬く間に知識を深めて行きました。
先輩、後輩の立場を捨てて、その人の真似をすることで仕事に即効性のある部分だけを習得しました。
雑誌やテキストでプログラミングを覚える時に、基本から学ぶのではなく、実例を打ち込んでプログラムを動かして意味を学ぶのと同じ方法です。
恥も外聞も無く設計書も真似をしました。
それを繰り返すことで設計とは何か?設計書で何を伝えるべきかが分かってきました。
そこで自信をつけると、SEとしての力量よりも、本来自分が持っている指導力などを認められて昇格することが出来ました。
【アドバイス・メッセージ】
まず、将来もSEの仕事だけで食べていくかどうかを決めましょう。そのつもりであれば、システム開発の経験と幅をとことん増やすべきです。
出来るだけ多くのシステム開発に携わることが出来るようになれば仕事の幅は広がります。
SEから、プロジェクトマネジャ、コンサルタント等の道を目指すのであれば、技術や経験よりも人間力を深めましょう。
プレゼンテーション、コミュニケーション、リーダーシップ等の力量は、本や雑誌から学ぶだけでは身に付きません。
普段から自分がどのような考え方で人に接するかを大切にすると、SEよりも自分の力を発揮できるかどうかが分かってきます。
人をまとめる力、人を引っ張る力、分かり易く説明する力、等は仮にIT業界にいなくても応用できます。
新卒でSEを辞めたい
アプリ開発SE(新卒)の体験談
【どういう悩みを抱えていたのか?】
今もアプリケーションソフトの開発会社に勤めています。私の職種はSEではあるのですが、大まかな設計は下っ端の私ではなく、開発部のもっと偉い人たちがおこなっています。
私は肩書きはシステムエンジニアではあるのですが、しかしどちらかと言えば、プログラマーに近いかも知れません。ですから、悩んでいたことと言えば、給料泥棒な件ですね。とくに新卒のときは悩みました。
そこそこに給料も悪くはありませんので、尚更悩みましたね。
ハッキリ言って研修期間なんて、会社にとって利益のあることはしていませんし、そして内容も割とチンプンカンプンでしたので、わからないことだらけで不安は募っていきましたね。
いっそ辞めてしまった方が楽だろう、もっと文系な職場が良い…と、辞めるか異動願いを出すかで悩みました。
【悩みをどうやって解決したのか?】
けれど、辞めもせず異動願いも出さなかったのは、開発部の人間関係が良かったからです。男性色の強い職場だからでしょうか、以前いた女性ばかりの職場よりも、仕事内容はハードなのですが、けれど過ごしやすさがありました。
確かに給料泥棒的な日々は辛かったのですが、人間関係に関しては開発部はとても良く、ですから頑張れたのだと思います。
よく「会社を辞めたくなる第一の理由は人間関係」と言いますが本当だと思いました。今はそこそこに仕事ができるようになってきて、改めて思っています。
あそこで踏ん張れたのは、周囲の人間関係の良さですね。
【アドバイス・メッセージ】
激務な労働環境というならば仕方がないかも知れませんが、私のように自分の能力が足らなくて転職を考えているのならば、もうちょっと踏みとどまって、エイヤッとここで努力してステップアップすれば、悩みは案外解決できるものかも知れませんよ!
女性でSEを辞めたい
web系SE(女性)の体験談
【どういう悩みを抱えていたのか?】
私はweb系の開発業務をしています。悩んでいた時期は、とにかく仕事がきつくてきつくて、やってもやっても終わらない状態。
プロジェクトは終盤、システムはほぼ出来上がってテスト工程だというのに、プロジェクトリーダーをしていた先輩がお客様の要望(特に性能関係)を全部聞いて帰ってくるので、毎日のように仕様変更・・・・という、地獄のような日々が4か月以上。リリースは目の前。
自分が女であるということも忘れて日々がんばっていたのですが、精神的にだけでなく身体もついてこなくなり、慢性的な頭痛と腹痛に悩まされるようになってきて、ついに会社を辞めてしまおいかと決意してしまったのです。
【悩みをどうやって解決したのか?】
「仕事辞めようと思う」と人事部に相談したところ、同様な状況だったが直属の上司だけでなく、更に上の人に現状を訴え改善された例があるとのこと。
確かに、当時の上司は見て見ぬふり的なところがあったので、上司とその上司を含めて面談までこぎつけました。
情けないながら涙混じりに現状と要望を訴えたことで、どうやらそのプロジェクトの危うさが分かってもらえた様子。
私はメンバーから外されることはありませんでしたが、プロジェクトリーダーの采配にチェックが入る体制ができ、限られたリソースの中で仕事が進められるような状況になりました。
結果私も病院に通う時間もでき、それもあって体調も元通りです。たまに飲みに行けるほど、充実した毎日にありがたみを感じています。
【アドバイス・メッセージ】
SEの仕事は思わず目先のことだけに集中してしまいがちですが、不満や不安が爆発する前に、客観的な第三者に状況を理解してもらうと心が休まります。
私のように状況が一変することだってあります。
どうか「あと一息」で頑張り続けるのではなく、「ちょっと一息」で助けを求めてみてください。
SEから転職したい
ERPパッケージ系SEの体験談
【どういう悩みを抱えていたのか?】
ERP会計システムの法人向けのカスタマイズ開発を行っていました。
開発が好きで得意だと思っていたけど、自分よりも好きで得意な人が何人かいて、その人たちには勝てないと思い転職を考え始めました。
【悩みをどうやって解決したのか?】
インターネット業界のポータルサイトを運営している会社に転職しました。システム開発より、インターネットのほうが成長市場で魅力的に感じられたためです。
リクナビNEXTと自社サイトを利用して転職しました。転職後は、決算パーティーは毎回高級ホテルというバブルな雰囲気を味わうことができました。
インターネットという新しい業界を自分たちが切り開いているというような自負(多分錯覚)を持って仕事をすることができるようになしました。
【アドバイス・メッセージ】
SEという仕事は、PGM(プログラマー)にも展開できるし、上流のコンサルタントにも展開する可能性を秘めています。
まず、「自分がSEの仕事を好きか、得意か」を見極めて「社内に残りスペシャリスト、もしくは管理職を目指してやっていく」のか考えてみると良いでしょう。
自分の目指す将来がそこにないなら、SE経験を軸に職種を変えていくのか、人のためのシステムをつくるのか、自分がつくりたいシステムをつくってお金を稼ぐのか、社内・社外・職種・サービスなど、現在のSE経験がしっかりしていれば、道を切り開きやすい職業でもあります。
SEとして超一流でなくても、IT業界以外では、「PC詳しい人」というのは何かとニーズがあるものです。
SE経験中にどこまで自分のスキルにできるか。そいういう気持ちでやっていくとよいのではないでしょうか。
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