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仕事は楽なことばかりではありませんから、「辛い」と感じることは誰にでもあるものです。
特に新人の時には、「仕事が辛い」と思いがちですよね。私にも覚えがありますから、あなたの今のお気持ちはよくわかるつもりです。
けれど、中には仕事を楽しんでやっている人もいます。
そういう人を見ると、「自分もあんなふうに仕事を楽しく感じられたらな」と思うもの。
けれど、どうやったら仕事を楽しくさせられるのかわからないのが新人というものでしょう。
そこで、あなたと同じことで悩んだ経験のある私から、仕事を楽しくさせるためのポイントをいくつかお話しさせてもらいますね。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
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①仕事を覚え、スキルを磨く
この見出しを見て、「そんなことは当たり前なのでは?」と思われたかもしれませんね。
仕事を覚えるというのは、仕事を楽しむかどうかに関係のない基本中の基本ですし、覚えたからと言って、それがイコール「仕事を楽しめる」ということにはなりません。
けれど、逆に、仕事を覚えることができなければ、楽しむことは不可能なんですよね。
水泳に喩えてみましょう。学生時代、泳げない人は水泳の授業が苦痛でたまらなかったはずです。
けれど、先生の指導をしっかり聞いて、努力をし、泳げるようになれば、苦痛ではなくなるでしょう。
さらにスキルを磨いて、水泳が得意になれば、水泳の授業が楽しく感じられるに違いありません。
仕事も、それとまったく同じです。
新しい仕事を始めたときは、仕事が楽しめないのは当然です。
仕事を覚え、身に着け、さらに仕事のスキルを高めていくことで、だんだん仕事が楽しめるようになるものなんですよね。
では、どうすれば早く仕事を覚えられるか。おすすめの方法は「仕事ノート」を作ること。
上司や先輩から教えてもらったことはすべてメモしましょう。そして、それを、改めてノートにまとめるのです。
ただメモを取っただけでは、よくわからないことが必ず残るもの。ノートに書き直すことで、不明点がわかってくるわけですね。
わからない所は必ず聞いて、わかるようにしてください。
そして、そのノートが、あなたの担当する仕事に関する「完全マニュアル」に仕上がれば、その時、仕事を覚えたと言うことになるわけですね。
水泳と同じで、仕事も一度身に着けてしまえば、忘れることはありません。
万一、忘れたとしても、ノートを見返せば、すぐに思い出せるわけなんですよ。
②「ポジティブ日記」をつける
自分で「仕事で成長できてる」という自覚をもてると、仕事が楽しく感じられるようになるものです。
その自覚を持つために有効なのは「ポジティブ日記」をつけるという方法です。
毎日、仕事が終わった後で、一日を振り返り、日記をつけてみましょう。「ポジティブなことだけを記録する」というのがポイントです。
新人時代はつい「反省点」ばかりを振り返り、そのために落ち込んでしまいがちなもの。それでは仕事を楽しいと感じることはできませんよね。
ですから、その日に起きた良かったことだけを記録してみましょう。
覚えられた仕事、ほめられたこと、できたことをどんどん書いていくのです。
どんな小さなことでもかまいません。「今日はいつもより早く出勤したら、A先輩に『はりきってるな』とほめられた」というようなことでいいんですよ。
そういう振り返りをすると、「よし、明日も早く行こう」という気になりますよね。
早く出勤すれば、それだけ仕事の準備もできますから、結果、仕事で成長しやすくなるわけです。
日記を書くときにおすすめしたいのは、「今日の自分と昨日の自分を比較する」という意識を持つことです。
新人は、つい他人と自分を比較して「自分はできない」と思ってしまいがちですが、これNG。
人と比べて仕事ができないのは、新人ならば当たり前ですよね。ですから、人とは比べず、「昨日の自分よりどれだけ成長できたか」に着目するのです。
先ほどの例で言えば、「昨日よりも早く出勤できた」というのも、小さいけれど、確かな成長なんですよ。
そういう自覚を持つために、ぜひ「ポジティブ日記」をつけてみてください。
③その仕事をする目的を考えてみる
新人に陥りがちなもの。
それは与えられた仕事を、とにかく闇雲に処理しようとする行動です。
そんな経験ありませんか?
実際、私自身もそうでした。与えられた仕事をとにかく早く処理しなくてはと、つい慌てていたのです。
しかしこれこそ、仕事を辛いものにさせてしまう一番の要因でした。
何故ならこのような行動は、失敗の大きな原因となるからです。そして以下のようなスパイラルを引き起こしてしまうのです。
目的を深く考えずに行動する⇒失敗する⇒自体がややこしくなる⇒仕事が辛いものとなる。
もうお分かりですね?
きちんとその仕事の目的を把握したうえで取り組めば、必要なことや注意すべきことが見える為、失敗を防ぐことができるのです。
そして結果的には仕事を辛いと感じる時間をぐっと減らすことに繋がるのです。
④最も楽な方法で処理できる方法を考える
仕事を辛いと感じる時。
それはいつまで経っても終わりが見えないという状況に、追い込まれた時ではないでしょうか?
- 早くこの仕事を終わらせたい
- 早く仕事を終わらせて自分の趣味に没頭したい
このような感情が高まった時、辛いと感じる方が多いでしょう。私もその一人でした。
ではどうすればよいのか?
答えは簡単、最も楽な処理方法を考え、それを実行すればよいのです。
つまり最も少ない労力で処理できる方法を生み出せばよいのです。
これは先程の③に共通することでもありますが、きちんとその目的を考えることが大切と言えます。
一見方法Aの方が早いと思うことでも、冷静にその目的を考えれば方法Bの方が早かったなんてことは良くあります。
少ない労力で仕事完了となれば自身はストレスも感じず大満足。
また企業にとっても少ない労力で成果を出して貰えれば、残業代を払う必要もありません。まさに一石二鳥なのです。
⑤「目標にする先輩」を設定する
仕事で成長することによって、仕事は「辛いもの」から「楽しめるもの」に変化していきます。
前項は仕事の成長を自分で確認する方法でしたが、仕事の成長をうながす方法もあります。
それは、目標を持つことです。
水泳の例でも、上達するためには、目標設定が有効ですよね。「とりあえず10メートル泳げるようになろう」とか、「もっときれいなフォームを身に着けよう」というような目標を持つことで、モチベーションはアップするわけです。
そこで私がおすすめするのが、「目標にする先輩を設定する」という方法。
つまり、「あんな先輩みたいに仕事ができるようになりたいな」と感じる、特定の人物を「目標」に設定するわけです。
この方法のいいところは、そういう「憧れの人」が身近にいると、その人の仕事ぶりを観察するようになることなんですよ。
仕事ができる人には、それだけの優れたやり方、流儀というものがあります。観察することで、その「秘訣」が見えてくるわけですね。
秘訣がわかれば、それを真似すればOK。より短い時間で、仕事で成長することが可能になるに違いありません。
「もっとうまく泳げるようになりたい」と思う人が、オリンピック選手のフォームを真似するのと同じことです。
できる人、優れた人に憧れ、その人の真似をするのが、仕事で成長するための近道というわけなんですよ。
⑥職場の中に「親しく話せる人」を一人作る
複数の人間が関わり合いながら進めていくのが、仕事というものですよね。
ですから、たとえ仕事の内容自体は辛くなくても、職場の人間関係が悪くなってしまうと、仕事を楽しむことはできないでしょう。
つまり、仕事を楽しむためには、良好な人間関係を作る必要があるということ。
ただ、新人時代は、どのようにしたら、良好な関係を築けるかわからないものですよね。
私がおすすめしたいのは、「とりあえず、一人でいいから『親しく話せる人』を作る」というやり方です。
「みんなとうまくやろう」と思っても、なかなかそうはいきません。
けれど「一人の人と親しくなろう」ということを目標にすれば、クリアしやすいですよね。
そして、一人でもそういう人ができると、職場にいることが辛くなくなり、仕事を楽しめる環境ができていくものなのです。
前項の「目標とする先輩」と親しくなれれば、最高でしょう。
⑦上手く上司の力を利用する
自分の思い通りに仕事が進まない。新人の力だけでは早く仕事が進まない。
これらは新人時代にはありがちであり、また仕事を辛いと感じる時でもあります。
しかし、このような時にこそ、上司の力を上手く利用するのです。
私の経験をもとに説明します。
私は新人時代、なかなか仕事が進まないことに、非常にストレスを感じていました。
要は新人からの提案では説得力に欠ける為、厳しい顧客にはYESとは言って貰えず、仕事がなかなか進まなかったのです。
そこで私は上司にある種の「操り人形」になって貰ったのでした。
要は、上司の口から私の考えたアイディアを、まるで上司の意見のように伝えて貰ったのです。
またある時は、私の意見や意図がたっぷり入った資料を作成して、それをわざと上司から顧客に提示して貰いました。
結果、仕事はとてもスムーズに。かなりのストレス削減となりました。
自身の力不足ゆえに生じる辛いという感情も、このような行動で一気に払しょくすることができるのです。
⑧お金にこだわってみる
もう一つ、「仕事って楽しい」と思える、これまでとはまったく違う方法を、最後に紹介しておきますね。
それは、「徹底的にお金にこだわって仕事をしてみる」というやり方です。
言うまでもありませんが、仕事をしていれば、必ず給料がもらえます。けれど、「仕事が辛い」と感じると、お金のことには意識が向かなくなってしまいがちなんですよね。
ですから、意識的に収入に目を向けてみるのです。
たとえば、月のお給料が24万円だとしましょう。その場合は、「月給24万円」と考えるのではなく、日給で計算してみるのです。
月の出勤日が20日だとすれば、「日給1万2千円」になるわけです。
そう考えると、けっこう高い日給に感じられますよね。
さらに、1日の労働時間が8時間なら「時給1500円」ということになり、「かなり好条件、高時給の仕事」と感じられるのではないでしょうか。
「仕事が辛い」と感じたら、ぜひ、この時給計算をしてみてください。
たとえば、9時出勤でお昼まで働いたら、すでに4500円稼いでいるわけです。
そう考えると、「けっこうおいしい」と感じられ、「仕事って、案外楽しいかも」と思えるようになるかもしれませんよ。
まとめ
ここでは、私自身の経験を踏まえながら、辛いと思いがちな仕事を楽しくするためのポイントを8つお話ししてきました。
「仕事が辛い」と感じると、多くの人は前向きな気持ちになれないものです。
「仕事を楽しくするための方法を知りたい」と考えているあなたは、その点、すでに前向きな気持ちになっていると言っていいでしょう。
その気持ちがあれば、きっと仕事を楽しく感じられるようになると思いますよ。陰ながら、応援しています。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。
診断後に無料登録すると、7万人の転職事例ビフォー・アフターが検索できるので、同職業の先輩の転職先も調べることができます。
辞めた後どうなる?を知ることで、今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。
(診断時間は約5分です)
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