入社して最初の頃は、誰でも一定の緊張感を持って勤務しています。周囲も、「新しい社員はどんな社員なのだろう?」と思って、遠巻きに見ている感じです。
しかしそこから3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月・・・と日数が経つにつれて、あなた自身が仕事や職場の雰囲気に慣れてきます。自分の中に「ドンドン仕事をがんばろう!」とやる気も高まってくることでしょう。
一方同僚も「この人はこんな人なんだ」ということが分かってきて、いろんな仕事を任したくなります。
そうなると「こんなに仕事をこなせないのでは?」「こんなに仕事を任されて、自分はこれからやっていけるだろうか?」と不安な気持ちが高まっていきます。
まずは、職場で認められ始めた時期だからこそ、仕事を辞めたくなる時期であるということを、客観的に認めるようにしましょう。
それでも辞めたい気持ちが消えないのであれば、こんな方針を試してみてはいかがですか。
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(診断時間は約5分です)
①合格点主義
仕事に対して「適当にやっておけばいいや!」と思っている方が、「仕事を辞めたい!」と悩むことは考えられません。
仕事を辞めたいと悩んでおられるということは、それだけマジメな気持ちで仕事と向き合っておられる証拠です。ただマジメな気持ちが高まると、仕事が憂鬱になったり、周囲の期待が重荷に感じられたりするものです。
世の中の人は、どこの職場に行っても、みんな100点満点で仕事をこなしているわけではありません。
誰でも、どうしても手を抜いてはいけないところだけは手を抜かないように心がけて、どうでもいいところはボチボチやっているものです。
仕事は、完璧主義ではなく、合格点が取れればいいと思い直しましょう。
例えば、
- 退社時間が来たら、周囲が残業をしていても退社する
- 仕事が完全に完成しなくても、期日になれば「ここまでしかできませんでした」と言って、仕事を納める
- 同僚に積極的に、アドバイスやヘルプを求める
など、いい意味で手を抜くことを考えましょう。
②敢えてとことん仕事第一主義
逆に、プライベートの時間も割いて、とことん仕事にのめり込んでもいいですね。ある程度、仕事ができるようになると、自分では仕事をこなせているような気になるものです。
ところが経験豊かな先輩から見ると「まだ、この程度しか、出来てないじゃないか」と冷ややかに見られていたりしがちです。
周囲のさらなる期待に応えるためには、同僚や先輩が教えてくれることを待つのではなく、自分なりに仕事を深めていって、職場に貢献をしていくことを考えましょう。
例えば、仕事に関する参考書を書店や図書館で捜して読む、社外の研修やセミナーに参加してみる、職場にある過去の資料を読み返してみる、などなどです。
また、あなたが不動産の営業をしているのであれば、「営業」という切り口から学習することもできます。「不動産業界」という観点から研究することもできます。
もしかしたら、「建築」に関する専門知識を身につけることも、お客様へのアドバイスに役立つかもしれません。
「あいつ、めっちゃ仕事にのめり込んでるなあ!」「このままじゃ、先輩の俺たちが負けそうだ!」みたいな感じで、上司をビビらせたり、同僚からちょっと煙たい存在になったりすることも、時には優越感に浸れてよいものです。
くれぐれものめり込み過ぎて、健康を損ねたり、仕事以外の興味を失ったりしないように気をつけてくださいね。
③1点豪華主義
「仕事の手を抜く感じはちょっとイヤだな。でも仕事にのめり込む気分でもないし」という時は、特定のジャンルだけは自分で究める「1点豪華主義」を目指しましょう。
例えば、
- この分野の商品知識だけは、誰よりも詳しく知っている
- このエリアのお客様だけは、徹底的にアプローチする
- この催事だけは、誰よりも率先して主宰する
どんなことでもいいです。どんなにベテランになっても、あらゆることに長けている人はいません。
「これだけは誰にも負けない」という自分なりに貢献できる分野を開拓しましょう。
砂場に深い穴を掘ろうとすると、次第に穴の周りが崩れてきて、自ずと大きな穴になるものです。1点豪華主義は、将来的には幅広い知識、経験を身に着けることにつながります。
また、1つでも詳しい分野があれば「この人は、他の分野でも物事を極められるのではないか?」と思われ、プラスに評価されます。
まずはあなたの長所が活かせるような分野や、あなたの興味が沸く分野を探してみましょう。
まとめ
仕事を辞めることは、基本的には将来いつでも出来ます。しかし、後から思い返してみると「やめたいと思った時にどう乗り越えたか」が、自分の人生の生きる原動力につながります。
また自分に後輩が出来た時には、その経験が後輩の指導にも役立ちます。仕事を辞めたいと思うほど悩むことができるほど、仕事にのめり込んでいるということは素晴らしいことです。
ここから先は、もう一度、自分の今の仕事との向き合い方を決めて、いつかどうしても仕事を辞めないといけなくなった時に「これだけは自分はがんばった」「あの時の自分はスゴかった」と思えるようにしましょう。
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