学生生活を終え、社会人になり、仕事を覚えて様々な人間関係を構築していかなければならない新しい環境というのはとても大変ですよね。

学生生活というものは、社会人になってみると勉強は大変な時があっても、遊んでいる時間も自由な時間も多かったなと思いませんか？

そう。会社に入って働くということは、やりがいもありますが責任重大で学生時代のように、いつでも気が抜ける生活とは異なるのです。

ですから、今あなたが苦しんでいる大変な状態は、本当にとてもよくわかります。そこで、そんなあなたの苦痛が少しでも軽くなるように、いくつかの対処方法をご紹介したいと思います。

①会社関係の人間関係とかかわる時間を少なくする

人間関係において言えば、会社関係の人たちとのお付き合いはほどほどにすると心に決めることです。

社内で円滑に仕事が進められるように、良い雰囲気で仕事ができるようにとアフター５やプライベートの時間の週末まで同僚と過ごしたりしていませんか？

皆さんと仲良くするのももちろんとても大切なことですが、あなた自身の時間をしっかりとることもとても大切です。

社外でのお付き合いはほどほどにしておき、その分は例えばオフィスのスタッフにお茶の時間に食べてもらえるお茶菓子などを時々持っていくくらいに留めておいても良いかもしれません。

人間関係を円滑にするためのちょっとした配慮は、社内の中で仕事の時間内にでも十分できるものです。

やはりメリハリをつけるというのも大事ですから、是非だらだらとアフター５までお付き合いを長引かせないように、そして、間違っても携帯電話のグループなどに入らないように努めると良いでしょう。

実は人間関係を円滑にしようとしてやっていることが、あなた自身の首を絞めていることにもなりかねません。あなた自身の行動をちょっと見直してみましょう。

②新しい環境で仕事を覚えたり失敗しながらの毎日には必ず自分にご褒美をあげる

まずはあなたが新しい環境に慣れながら、責任を持って仕事に励んでいることを褒めてあげましょう。

自分をほめるというのはとても大事です。そしてまた、実は同僚をほめてあげるというのも大事なのです。小さなことですが、今日も一日お疲れ様。頑張ってたね。と同僚に声をかけてあげること。上司にでも同じです。

そしてまた、他のスタッフの仕事に感謝をすることや、言葉にして伝えることで、自分自身も褒めてあげることができます。

大変だな、嫌だな、誰からも感謝されない、などと考えていたり、疲れすぎたりしてしまうとネガティブオーラを発してしまうことがあります。一日一善ではありませんが、自分が頑張ったことには必ずご褒美をあげましょう。

そして、もし自分の仕事がうまく行ったら、周囲のスタッフにも「あなたのおかげでうまく行ったよ。」などと声をかけてあげましょう。

失敗があったときにもいつでも頑張る自分をほめてあげましょう。

そして行き詰っている時には、もちろん、周囲の人たちに助けを求めましょう。いつでも相談ができる人を作っておくと良いですよ。

③会社人にならないように、社会人として生活をすることを心がける

家と会社の往復、同僚や上司に縛られるお付き合いをしていると、会社のカラーに染まってしまい、自分自身を見失ってしまうことがあります。

あなたの趣味はなんでしょうか？あなたは仕事以外にどんなことをしていると幸せだなと感じますか？

社会人というのは、社会に広く貢献するとか、社会全体について把握しているというのが本当の社会人です。消して、仕事をするようになりお給料をもらっている人のことを言うのではありません。

会社以外の場所での活動や、イベントにも参加してみましょう。

その時には、会社の肩書は捨てて、素の自分になって活動できたら良いですね。チャリティー運動に参加したり、大学の社会人のための講義などに行ってみても良いでしょう。

会社に貢献するのも大切ですが、もっと視野を広くして社会を見てみるということをすると、案外あなたが今悶々としている会社内での仕事や人間関係がちっぽけなことに思えてくるかもしれません。

もちろん人との付き合いなどが苦手な人は趣味に没頭するのでも良いと思います。ポイントは、社会を広い視野で見てみること。様々な活動をしている人を知ることなのです。

まとめ

今あなたが仕事をしている職場や人間関係は、あなたが更に成長をして真理を深めていくための一点だと考えてみましょう。

長い人生のあなたの歴史の中には、苦しいことも辛いこともあるでしょう。しかしいつでもその苦しみを乗り越えた時にはあなたはまた一回り大きくなっているものです。

人間関係においても仕事内容においても、苦しみなしに成長することはあまりありません。

物事を前向きにとらえるように心がけると同時に、あなたが壊れるまで我慢してストレスをためることのないように、上手にアドバイスを活用してまた有意義な職場生活を送られるといいですね。