毎月の給料が手取り12万で、ボーナス無しという会社で働いていると、「転職したほうがいいのかな」と思い悩むこともありますよね。
実は私も前の会社では手取り12万、ボーナス無しだったんですよ。その時は大いに悩み、いろいろな人に相談もしたものです。
そんな経験をした私は、「今の状況では、転職しないとヤバイ」と考えています。その理由をお話ししましょう。
①会社の将来が大いに不安だから
給料が手取り12万というのはいかにも低すぎます。「今は低いけれど、昇給額が大きいから、将来は給料が劇的にアップする」というならまだ救いがありますが、おそらくそうではないでしょう。
それに、ボーナス無しというのも問題ありですよね。
経営者の方針で、「もっと高い給料を払おうと思えば払える。ボーナスも出そうと思えば出せるけど、会社の蓄えを優先して、社員の給料をぎりぎりに押さえている」というケースもなくはありません。
けれど、あまりに条件が悪ければ、社員はあなたのように「こんな会社は辞めて、転職しようかな」と考えますよね。これは会社にとってマイナスのことでしょう。
経営者はそこも考えると思いますよ。給料が安すぎる上にボーナスまで無いというような条件では、能力のある社員はどんどん辞めて行ってしまうに違いありません。経営者がそんなことを考えず、わざわざ給料を安くするはずはないですよね。
つまり、「経営方針で給料を安くし、ボーナスも出さない」というわけではないのではないでしょうか。「給料はこれぐらいしか出せない。ボーナスも出したくても出せない」という経営状況なのかもしれません。
今はまだ、それでも何とか経営が成り立っているとしても、もし、そういう状況なのだとしたら、会社の将来はかなり不安と考えた方がいいでしょう。
つまり、会社自体の存続の不安があるということなんですよ。
会社自体がヤバイ状態になってから、転職活動を始めるよりも、今のうちに転職したほうがずっといいですよね。
会社の将来がかなり不安なこと、会社が経営難になるリスクが小さくないこと、これが、私が今の状況では、転職しないとヤバイと考える一つ目の理由です。
②自分の将来が不安だから
不安なのは、会社の将来だけではありません。自分の将来も大いに不安です。これは、私が言うまでもなく、あなた自身、すでに感じているのではないでしょうか。
先ほども触れましたが、現在の手取りは12万でも、将来的にかなりの額の昇給が見込めるというのならまだいいですが、きっとそうではないですよね。そうではないから、悩むんだと思います。
ということは、少しは昇給できたとしても、低賃金の状態がずっと続くということ。また、ボーナスも、よほど会社の経営状態が良くなればもらえるようになるかもしれませんが、それは確実なことではないですよね。
なので、「ボーナスはもらえない」ということを前提に考えたほうがいいでしょう。
ずっと低賃金が続き、ボーナス無しの状態が続くとすると、人生の展望が見えてきませんよね。もし、現在独身なら、結婚を考えることも出てくるでしょうし、子どもを設けたり、家を買ったりというように、人生は何をするにもお金がかかります。
「共働きで、パートナーの収入だけでじゅうぶん生活できるし、将来も安心」というならいいでしょう。
けれど、そうでない場合は、人生の展望が開けませんよね。今は手取り12万で何とかやって行けてたとしても、将来的にはかなり不安なのではないでしょうか。
会社はなんとか存続したとしても、あなた自身の人生展望が見えないのでは困りますよね。
あなた自身の将来が不安であるということ、これも、私が転職しないとヤバイと考える理由なんです。
③ストレスが溜まるばかりだから
手取り12万の給料で、ボーナス無しという状態にあることで、あなたはかなり大きなストレスを感じているに違いありません。「悩んでいる」ということ自体、小さくないストレスになっているはずです。
お金の問題というのは。常に頭から離れないものですよね。社外の友達と会っていても、相手の給料が気になるものですし、給料が振り込まれるたびに、その額の少なさにため息をつくということもあるでしょう。
ボーナス月になれば、テレビなどでも、「公務員のボーナスが支給されました」というような報道をします。それを見聞きして、うらやましいと感じることもあるに違いありません。
そのように、折に触れては自分の給料の少なさ、ボーナスが出ないことに不満を感じ、ストレスを溜めてしまうわけですね。
下手をすると、うつ状態になってしまうかもしれません。
精神的につらい思いをすること、そしてそれが今後もずっと続いていくであろうこと、これが、私が転職しないとヤバイと考える3つ目の理由です。
まとめ
手取り12万、ボーナス無しの状態であるならば、転職しないとヤバイと私が考える理由を3つお話ししました。
もちろん、最終的に判断するのはあなた自身です。転職しないという選択肢もあるでしょう。
ただ、「自分と同じ状況にいた経験者の中には、こういうふうに考える人もいる」ということを知ってもらえると嬉しいです。
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