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27歳の新卒は就活でやはり苦労するでしょうか?教えてください。
27歳の新卒で、就活に苦労されることを不安に思っていらっしゃるのですね。たしかに新卒というと22歳、受験で浪人するとすこし年齢が上がりますが、5年のギャップは厳しい、と思われるお気持ちはよくわかります。
しかし、人生がすべて平坦、ということばかりではないので、意外と高めの年齢で最初の就職をされた方は多いです。
実は私自身、27歳の新卒であったため、同じ気持ちをもって就職活動をしていたように思います。
現在は採用側ですが、27歳くらいですとあまり気にしていないのが実際のところです。そこで、以下のアドバイスが参考になるとうれしいです。
①書類は落とされるものと腹をくくる必要がある
最初につらいことを言ってしまうようですが、年齢が一番響いてくるのは書類選考の段階といえます。とくに、大手の新卒一斉採用の時期にはとくに厳しいものがあると覚悟をしてしまったほうがよいと思います。
一斉採用により、採用コストを平準化して、あまり差のない人材を取りたい、という意図のある会社が、年齢を理由に書類選考でふるいにかけてしまうことは、もうしょうがないものだ、と思ってください。
新卒採用もビジネスですので、各会社のビジネス方針には逆らえません。
でも、魅力的な中小企業や、大手であっても第二新卒にまで門戸を広げている会社さんを狙うと、これくらいの年齢の差はあまり問題にならないのが実際のところです。
27歳から働いて、一生勤め上げるとしますと、30年以上も会社に貢献できることになります。
また、27歳まで紆余曲折があったとしても、それに見合った能力があれば、採用側は年齢にとらわれるだけ損になってしまいますよね。
少子高齢化が進んでいる世の中です。採用する側も年齢ばかりを気にしていることはないといえます。
あと、一斉解禁日にあわせて就職活動することだけが就活ではありません。第二新卒の募集時期など、時期のずれをチャンスとして活かすこともぜひなさってください。
第二新卒募集、と書きながら、通常の新卒でなんらかの職務経験がある方の応募も可能な会社さんもありますので、もしもお仕事をされていた経験がおありでしたら検討なさってください。
②27歳までの苦労は無駄じゃありません。堂々アピールを。
どういう事情で時間をかけたか、企業はむしろそちらに関心があるとおもいます。
「大学院で道を究めようとしていたが、方向転換して実務で世の中の役に立ちたいと思った。」
「コックの修行をしていたところ、勉強がしたくなり、大学に入学。そして学生をやってみたらこんなこともあんなこともできることがわかった。」
「大学の専攻を途中で変えたため、結果2分野で専門性を身に着けることができた。」などなど。
これらはすべて実例なのですが、あなたが今まで進んできた道にはそれなりの理由があると思うのです。
包み隠さず説明する正直さ・率直さや、少しこれは失敗だったかな、といった進路を切り替えてリカバーしたといった強さなどは、一面において「失敗」と見られることであっても、メンタル面でのアピールポイントにできるのではないでしょうか。
また、仕事の内容に直結している分野で幅広い学業・研究経験をつんだこと、会社が教育しなければならないマナーや「報・連・相」を身につけている、といったメリットがわかると、会社側は年齢に対してこだわらなくなると思います。
むしろ新卒でも教育にさほど手間がかからずすぐに使える、と思ってもらえればよいと思います。
③選考を乗り切るストーリーをイメージし、対策を十分に立てましょう。
書類選考の厳しさを突破したら、その後はあなたの売り込み作戦の展開です。筆記試験・面接も個人・グループ・役員面接といった選考方法の違いに応じて、十分試験対策をすることが必要です。
SPIなどの練習問題をこなす時間は十分にとりましょう。
また、面接については、年次の近いOB訪問・会社からの案内・インターネットなどの情報源をもとに、想定問答を用意します。
この部分は、標準年齢の新卒の方と表面上やることは変わらないですが、「売りのポイント」を作り、よいタイミングで売り込む必要性はあると思いますので、よく考えましょう。
ところで、これは外資系の中途採用の際によく聞かれるのですが、「この会社はあなたをなぜ採用しなければならないのでしょうか」という質問があります。
この質問に的確に答えられることが準備として必要だと思います。
先ほどのアドバイスに通じるところがあると思いますが、あなたがビジネスで会社に得をさせることができる点はなにか、よく検討されるとよいと思います。な
お、会社に得をさせることができるとしても、「たった5年の差しかない」ともいえるわけですから、ここは謙虚さをもちながら前向きにアピールしてくださいね。
まとめ
大手・東証一部・有名企業、とまで行かなければ、この少子高齢化の世の中で、27歳の新卒だということだけで選考に差をつけるほどの余裕は会社側にないと思っています。
でも、それまでの経験をビジネスに活かそう、という前向きな気持ちはより重要になってきます。
どうか臆することなくあなた自身を売り込んで、就職活動を実り多いものにしてください。
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