商社で働く女性総合職の実態とは?

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商社で働く女性総合職と聞き、あなたは何をイメージしますか?
知的?クール?残念ながら、経験者の私から言わせれば実態は違います。

“泥臭い”。

この一言に尽きるのです。

今回は一見華やかなイメージのある商社で働く女性総合職の“泥臭い”実態についてお話していきたいと思います。

①社内営業が何よりも大切

社内における女性総合職は、実際のところ嫌われ者になりがちです。
理由は簡単。男性にとっても一般職女性にとっても、扱いが非常に厄介だからです。

一般職と同じ性ではあるものの、男性同様の業務や責任を伴う点から、非常に面倒なのです。

嫌われやすい、敵を作りやすいのはこのためです。

故に商社の女性総合職は“泥臭い”社内営業が何よりも大切となります。
社内の人と信頼関係を築き、相手に壁を作られないような努力が求められるのです。

商社の仕事はチームワークが命。
あらゆる部署、人の力を借りなければ折角のビジネスチャンスも活かせません。

そしてビジネスを成功させられなければ自身のキャリアアップも臨めません。

よって、ここぞという時だけでなく、普段でも円滑に業務を遂行させるためにも、
男性総合職以上の毎日の“泥臭い”社内営業が求められるのです。

②顧客に気を遣わせないことを常に意識

これは私の実体験ですが、元商社時代、私は単独訪問をした先で顧客に嫌な顔をされました。

何故女性一人だけ来たの?と。
要は若手であった私を見て、顧客は不安感を抱いたのです。

このように、残念ながら未だに女性総合職に関して難色を示す顧客は少なくありません。

私の場合、仕事柄、顧客の中には昔堅気の職人気質の男性が多いことも有った為、尚更でした。
男性総合職以上のパフォーマンスをしなければ、顧客には認めて貰えない実態があるのです。

私の場合、訪問頻度を上げる、定期的な情報提供等、
まさに“泥臭い”営業を行ったことで、幸い顧客には認めて貰えました。

また今まで競合先で行っていた案件を私に切り替えてくれ、
更には初訪問の際の態度に関しての謝罪まで頂けました。

男性同士なら築ける信頼関係、そして与えられる安心感は、
女性にはなかなか難しいのです。

華やかな女性総合職のイメージのまま顧客訪問に踏み切っても、
失敗してしまうだけなのです。

③ランチは短時間が鉄則

仕事タイムの間は、何よりも業務優先。
お洒落や美味しくて優雅なランチは、業務が片付いていればOK。

これは特に会社のルールでも無いのですが、
商社の女性総合職にとっては暗黙のルールとなっているのが実態です。

実際、商社時代、私は顧客とのランチミーティングや会食以外では、
優雅にランチを楽しんだ記憶がありません。

お弁当を食べながら仕事をするか、お店でサクッと食べたら仕事に戻るかの何れかでした。

海外の顧客との時差の問題があったからもあるのでしょうが、
ゆっくり食べた記憶は有りません。

恐らくここでも女性総合職には“泥臭さ”が求められていたのでしょう。

実際、ランチタイムにおいても、総合職としての自覚や責任はあるのか?と、
少々パワハラめいた空気感は常に感じていました。

たかがランチにおいても、想像以上に厳しい世界なのです。

まとめ

商社で働く女性総合職の実態とは、“泥臭い”この一言で完了なのです。

社内でも社外でも認めて貰う為に、男性総合職以上の姿勢、熱意、パフォーマンスが求められる為、全てにおいて“泥臭い”行動が求められるのです。

華やかなイメージそのままで行っては失敗するだけ。
華やかなキャリア、そして成功を掴む為に、常にもがいている。

これが商社で働く女性総合職の実態なのです。

 

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