仕事がしたくなくなるというのは誰にでもあることです。特に3日、3ヶ月、3年など、3の付く数字の頃は仕事が辞めたくなりやすい時期のようです。
しかし、多くの人は仕事が辞めたくなる時期を乗り越えて何年も同じ仕事を続けています。仕事を辞めるにしても、続けるにしても、様々な理由があります。
中には仕事を続けたくても続けられない事情があって、辞めていく人もいるでしょう。そもそも、自分はなぜ仕事をしたくないのかをもう一度考えてみたほうがよいでしょう。
今の仕事が嫌なのか、それとも仕事そのものをしたくないのか、それ以外に理由があるのでしょうか。
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(診断時間は約5分です)
①なぜ仕事がしたくないのかを考える
どんな悩みでもその根本的な原因がわからないと、具体的な解決策を見つけ出すことは難しいものです。
仕事がしたくないからと、簡単に今の仕事を辞めてしまっては、おそらく次の職場でも同じような気持ちになり、何度もそれを繰り返してしまうかもしれません。
他に何かやりたいことがあって、それに比べて今の仕事には魅力がないという場合もあります。
しかし、どんなにやりたいことや好きなことでも、仕事としていくためにはそれなりのスキルや準備が必要です。
自分がやりたいことだけを求めていても、それが必ずしも仕事として結びついていくとは限りません。
また、体調が思わしくなかったり、何らかの悩み事があり、仕事に身が入らない場合もあります。
問題点を見つけて、まずはそれを解決していくようにしましょう。
②自分の仕事の目的を考える
自分が今の仕事に就いた大きな理由は何でしょうか。特にやりたい仕事ではなくても、生活のために働いているという人もいるでしょう。
何らかの目的がなければ今の仕事を選んではいないと思います。
もし、今の仕事にやりがいを感じられずに、仕事へのやる気をなくしているのならば、モチベーションを上げられる何かを見つけていくと良いでしょう。
中には今の仕事が不満だらけで、家族や友人などの周りの人たちに、愚痴や不満ばかりをこぼす人もいます。
最初は同情してくれるかもしれませんが、だんだん愚痴や不満を聞いている人もそれを苦痛に感じてしまうでしょう。
愚痴や不満ばかりを言っていても、根本的な問題解決には繋がりません。どんな理由にせよ、今の仕事を決めたのは自分です。
そのため、きちんと自分の中で答えを出して、実行していくことが大切です。
仕事のストレスを解消するために、趣味で好きなことをやるのも良いでしょう。
今の仕事に不満を感じていても、それが自分の将来に繋がっていくことであれば、今は試練の時なのかもしれません。
③とりあえず3年頑張ってみる
昔から「石の上にも3年」という言葉があります。どんな仕事でもそれを一通り覚えるためには3年かかるということです。
その為、入社して数か月ではその仕事の一部分しか見えていないということになります。
まずは3年やってみて、それでもその仕事に魅力を感じられずに、これ以上続けるのは難しいと思ったならば、その時は転職のタイミングかもしれません。
しかし、3年というのはざっくりと仕事が何となくわかってきたレベルです。
頑張ってそれ以上続けていると、さらにその仕事の深みや面白さが見えてくるものです。
どこで今の仕事を辞めるかを決めるのは、結局最終的には自分の判断です。しかし、転職活動を行う際に、前職を辞めた理由は必ず聞かれるでしょう。
その時に仕事に対して前向きな気持ちで転職したのかが問われます。
ただ今の仕事がしたくないから辞めたという理由では、転職活動も難しくなってしまうでしょう。
次へのステップが明確になったところで転職を行うのであれば、それは周りから見ても、非常に前向きな姿勢と思われます。
自分の中で、何らかの目標があり、それに向かって進んでいるのであれば、就職も転職もそのステップの一つと言えるでしょう。
まとめ
学生時代に自分のやりたい仕事を見つけられずに、なんとなく仕事に就いてしまう人もいます。
しかし、どんな仕事でも自分なりの目標がないと、周りに流されてしまう可能性があります。
中には安定志向で、会社の組織に従って、無難に職業人生を送っていきたいと考えている人もいるでしょう。
しかし、現代ではどんな会社でも倒産やリストラ、または左遷など、辞めざるを得ない状況に陥ってしまう可能性があります。
会社に依存しすぎずに、どこへ行っても自分を活かせるビジネススキルを身につけていくことが必要です。
入社してしばらくは社会人としてのマナーや会社のルールを覚えていくことが優先されるかもしれません。
短絡的に考えずに、少し長い目で今の仕事の動向を見ていくようにすることで、目先のことに捉われにくくなると思います。
また、同じ商場や同業種以外の人たちと交流を持つことで、新たな発見があるかもしれません。
人脈作りは自分のビジネスチャンスを増やしていくことに繋がります。
目先の不満にとらわれずに、自分の職業人生をもっと大きな視点で捉えていくようにしたいものです。
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