新入社員は、当然のことながら仕事が上手くできないですよね。その仕事で基本とされていることができずに、悩む新入社員は少なくないことでしょう。
仕事ができなくて困っている時、上司はどんな対応をするでしょうか?
新入社員であることを考慮して手取り足取り丁寧に教えてくれる上司がいれば、そうではなくひたすら怒る上司もいるでしょう。新入社員で苦しいのは、怒ってくる上司です。
誰でも頭ごなしに怒られるのは嫌ですし「新入社員なんだからまだできなくてもしかたない」と、反発する気持ちもありますよね。ただ、怒られてばかりでは、仕事に行きたくなくなります。
そして、その感情がエスカレートすれば辞める選択もチラつきます。そんな状況に置かれた時どう行動したら良いのか、いくつかのパターンを列挙していきますね。
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(診断時間は約5分です)
①上司に怒られてしまう理由を探る
上司に怒られている時は単に「耐えなければ」と思考停止状態になってしまうかもしれませんが、それではいつまで経っても状況が変わらないです。
怒られているときはとりあえずやり過ごしたくなりますが、まずはどうして怒られているのかを探らなければいけないですよね。
ただ単に感情的になって怒るだけの上司ならある程度は受け流すことも大切ですし、まずはその点からジャッジしていかなければなりません。
そして、自分のことを一人前にしてくれるために怒っているなら、それは理不尽とは言えないのではないでしょうか?仕事の中には、しっかりしていないと大きなミスやアクシデントにつながる類の仕事もあります。
新入社員だからといってそんなミスは許されませんよね。それなら何を理由に怒られているのかを1度冷静に振り返り、自分に非がないかどうかを確認していきます。
怒られてしまう理由がどこにあるのかわかれば、改善の余地がありますよね。問題点はそこにあります。
そして、そこを直しさえすれば、怒られる機会は減るでしょう。これができれば、怒られにくくなります。
②第三者の意見を参考にする
上司と自分のように近視眼的な視野で仕事をとらえてしまうのは、あまり良いことではありません。限られた視野だけで判断したのでは、どうしても感情的になってしまいます。
なら、第三者の意見を聞いてみるのはどうでしょうか?仕事には直接関係ない人の意見を聞けば、自分にはなかった考え方が聞けるかもしれませんね。
仮にプライベートの友人なら、あなたの意見に同調してくれるかもしれません。ただ、中には怒っている上司には上司なりの考えがあるのだろうという意見を出す人もいておかしくないです。
そんな第三者の意見を参考にすれば、それまでわかっていなかったことにも気付けるかもしれないです。新入社員の立場だと、どうしても目の前のことだけにとらわれてしまいがちです。
そうすると怒られたことに対してただ落ち込んでしまい、その状況から逃げ出したくなってしまうものです。しかし、それではどこの職場でも結局同じことの繰り返しです。
ですので、まずは第三者の意見を参考にし、辞める選択は先送りにしたほうが賢明だといえるでしょう。
③会社内で四面楚歌なら辞めることも検討
新入社員の段階にもかかわらず会社内で四面楚歌、つまり孤立状態が続くようなら、辞めることも検討しなければいけないでしょう。
仕事そのものが致命的に合わない、それでは周囲の不満を募らせてしまうのもしかたありません。仕事は一定の能力が求められますので、そこに達していないと怒られ続けます。
それではいくら頑張っても評価されないですし、周囲から反感を買ってしまいますよね。
新入社員として入社したばかりなのに辞めるのは非常に大きなリスクなのですが、もう一度就職先を探して再出発することが不正解だと決まっているわけではありません。
辞める選択をしたら後戻りはできませんからその選択が正解になるよう必死で努力していかなければいけませんが、会社内であまりにも孤立してしまうような辞めることを検討するのも決して誤りではないです。
ただ、それは1度しかない人生において大きな決断となりますので、その自覚をしたうえで辞めることを検討していく必要があります。
まとめ
会社で上司から怒られ続きの毎日が続けば、1日1日が憂鬱になってしまいますよね。
休日があっても気持ちを切り替えて休むことはできないですし、そうなると日々苦しみの連続です。
そのぐらい上司から怒られるのは精神的にズシリとした重みがありますので、一目散に逃げたくなるのは人として自然な感情といえるでしょう。
しかし、よほど感情的で考えをもたない上司でない限り、怒るのには何かしらの理由があります。
最近では怒ってくれる上司が少なくなっていますので、もしも自分を怒ってくれる上司がいたらそれは幸運といえるかもしれません。
仕事で一人前になるには誰かに怒られながらの成長が欠かせないものですし、新入社員ならある程度怒られるのは覚悟しておきましょう。
ただ、あまりに孤立して先行きにまったく希望が持てないなら辞めて別の道を進むこともできますので、よく考えてから答えを出してみてください。
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