就職活動をしている学生にありがちなのが、ネームバリューに惹かれて大手企業ばかりを受けてしまい、全滅してしまうというパターンです。
誰もが知っている大手企業であれば、当然その会社を受ける学生の数も増え、就職倍率は高くなります。しかし、いわゆる大企業は、日本の企業数全体からみて、0.3%ほどだとされています。
あなたが知らないだけで、あなたが輝ける会社は中小企業の中にもきっと存在するのです。
ここでは中小企業をターゲットに就職活動する際に、やるべき3つのことをご紹介いたします。
①就職エージェントに相談しよう
就職エージェントとは、リクナビやマイナビといった人材会社のプロが、あなたの希望を聞いて、お薦めの企業を斡旋してくれるサービスです。
行きたい業界や希望の勤務地は決まっているけど、どんな会社を受けたらいいのか分からないという方におすすめです。サイトから登録すると、連絡が届くので、あとはエージェントと相談しながら気になる中小企業を探しましょう。
筆者も利用したことがありますが、相談が長くなる場合は電話でも頻繁にやり取りしていただきました。無料で利用できるサービスであることが多いので、安心して利用してください。
また、就職エージェントの良い点として、一般的な就職サイトには載っていない求人も見つけることができるのです。
企業によっては、採用活動の状況が競合他社にばれると不都合な場合があります。そこで、一般的な就職サイトには求人を載せず、限られた人にしか知られないようにするのです。
求人を知るだけでなく、履歴書の書き方なども指導してくれます。添削指導なども受け付けてもらえるため、身近にそういった相談をできる人がいなかった筆者は大変助かりました。
就活サイトとは違い、フォローが手厚い分、一度利用するとなると、面倒な点も多々ありますが、見返りが十分にあるサービスだといえます。
担当との相性が悪い場合、運営に相談すれば変更してもらえることもあるので、迷わず相談してみてください。
また、聞いたことのない怪しいサイトには手を出さないようご注意ください。
やり取りをスムーズにするためにも、しっかりと自己分析をして、自分が働きたいと思える企業の条件を、ある程度固めておきましょう。
②地元のハローワークや大学の就職課を利用しよう
訪れたことのない他県の中小企業にいきなり就職するのは勇気がいります。そこで、まずは、地元など近場に優良中小企業がないかを調べてみましょう。
地元の会社を調べるのに役立つのが、大学の就職課やハローワークです。
ここで求人票を探したり、どんな会社なのかを具体的に知るべく、職員の方に質問してみましょう。特に大学の職員は、地元企業とのコネクションも強いため、多くの情報を得ることができますよ。
大学側としても、学生の内定率を上げたいはずなので、非常に協力的です。企業の人事との繋がりもあるため、場合によっては人事に推薦してくれることも、稀にですがあり得ます。
中小企業を探す際に気を付けてほしい点が、過去何年間かの採用実績です。
コンスタントに新卒を採用していて、かつ離職率が高くなければ、安定した企業だといえるでしょう。
優良企業を見分けるコツとして、勤続年数の長さが挙げられることが多いですが、若手の人数が少ないと、企業自体の活気が失われている可能性が高いので要注意です。
相談だけでなく、面接の実践練習等も受け付けていることが多いです。予約が必要ですが、利用しない手はありません。
また、長年その地方の学生の就活に携わっている職員だと、その地方の会社の採用動向に精通しており、企業が好む学生の特徴や、重視するポイントを把握していることが多いです。
こうした凄腕の職員を見つけて、アドバイスを沢山引き出して自分の糧にしてくださいね。
③能動的に就活をして好印象を与えよう
中小企業ともなると、高額な参加料がかかる合同企業説明会にブースを設けなかったり、リクナビ等の就職サイトに登録しない企業も多いです。
その場合、自社のHP等で会社説明会の告知を行ったり、近隣の大学に社員自ら足を運んで就職説明会を開くことが大半です。
こうした情報は更新も遅く中々入手しづらいので、気になる中小企業が見つかったら、みずから電話をかけるなどして採用活動のスケジュールを聞きましょう。
早い段階から連絡をとって名前を覚えてもらえれば、それだけでも意欲的な学生という印象を与えることができ、有利になりますよ。
会社説明会や見学会を開催していない企業でも、興味がありぜひ見学したいとの旨を伝えれば、個別に対応してもらえることも多いです。
こうした融通の良さが中小企業の良い点ともいえます。企業側としても、わざわざ自分の会社を見てみたいといってもらえることは、嬉しい機会に違いありません。
もし見学させてもらうことに成功したら、必ずお礼の手紙を後日郵送しましょう。
中小企業は受験人数が少ない分、礼儀や常識のない学生は、余計悪目立ちしてしまいます。
まとめ
大企業が受からなかったからといって、あなたの就職活動が失敗というわけでは決してありません。
中小企業でも、きらりと光る個性をもった会社は沢山存在します。
最後まであきらめず、あなたが本気で行きたいと思える会社を見つけてください。
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