就職浪人すべきか大学院に進学すべきかで迷うこともありますよね。
私もあなたと同じように、新卒の就活をしている時、思うような結果が出ず、就職浪人して就活を続けるべきか、それとも大学院へ進もうか迷ったことがありました。
この迷いには、決断を下すタイムリミットがありますから、いつまでも迷い続けているわけにもいきませんよね。
ではどんなふうに対処したらいいのか。あなたに考えてほしいことを3つ、お話しさせていただきます。
①本気で勉強したいか考える
大学院へ進学した後のことを考えてみましょう。大学院で専門的な勉強をしたあとで、その専門の研究者になるという道と、大学院を卒業してふつうに就職する道がありますよね。
前者の道を選ぶ場合には、かなりいっしょうけんめいにその専門の勉強をしなければなりません。ただ、漫然と勉強している程度では、その専門家や研究者、学者にはとうていなれませんよね。
後者の道を選択する場合はどうでしょう。これは、理系と文系では少し違いが出てくるようです。
理系の分野であれば、大学院で学んだことを生かした就職をすることもむずかしくないでしょうが、文系ではなかなかそうはいかないでしょう。
いずれにしても、大学院を経て就職する際には、「自分は大学院でこういう研究をしました。こういう専門的な知識を身に着けました」というアピールが出来なければなりません。
大学院を経て就活する時には「院で学んだこと」を、面接などでしっかり説明する必要があるわけですね。
つまり、研究者の道に進むにせよ、大学院からふつうの就職を目指すにせよ、院では本気で勉強に取り組み、専門的な知識やスキルを身に着ける必要があるんです。
そのためには、「やる気」が不可欠であることは言うまでもないでしょう。
今、あなたに考えてほしいのは、自分自身の「やる気度」なんですよね。大学院へ進むという選択をした場合、果たしてどれだけ本気になって、その専門の勉強をできるか、少し時間をかけて考えてみてください。
もともと、就職を目指していて、思うような結果が出なかったために大学院進学という道を考えるようになったわけですよね。
ですから、その段階では、まだそれほど勉強に対するモチベーションは高くなかったでしょう。
今はどうなのか。大学院で本気で勉強するだけの意欲があるのかどうか、考えてほしいんです。
②自分にとってのベストを考える
次に考えてほしいのは、「自分にとってのベストは何か」ということです。
たとえば、大学院に進学したとしましょう。もしあなたが本気で勉強したいことがあって、大学院へ進学したなら、その専門分野の研究者や学者になるという道もありますよね。
本気で勉強したいことがあるなら、それを一生の仕事にすること、これがあなたにとってのベストかもしれません。
また、研究者にはならなくても、大学院で学んだことを生かした仕事に就くことができれば、それがベストになりえるでしょう。
そうではなく、就活がうまくいかなかったから、仕方なく大学院へ進むという場合は、その専門の勉強をすることがあなたのベストにはなりませんよね。
それよりも、就職浪人になって就活に専念し、希望した企業への就職に成功することが、あなたにとってのベストと言っていいでしょう。
そのベストの道を進むために、全力で就活に取り組めばいいわけです。
「自分はどうしたいのか」を判断するために、「自分にとってのベストは何か」を考えてみてほしんです。「学者として生きていけたらそれが理想の人生だ」と思うなら、大学院へ進むといいでしょう。
「学問に対する情熱がそんなにあるわけではないから、ふつうに就職して安定した生活を送るのが一番」と考えるなら、就活を続けましょう。
これはつまり、ライフプランを考えるということです。良い機会なので、自分の人生について、じっくり考えてみてくださいね。
③大学院へ進学する際の学費はどうするか考える
もう1つ考えてほしいのは、大学院の道を選択した場合の学費の問題です。
大学院へ進めば、当然学費が必要になりますよね。おそらく、自力でそれをすべて捻出することはできないでしょう。多くの場合は親に助けてもらうか、あるいは奨学金を利用するということになります。
奨学金を利用する際にも、親の収入によって違ってきますから、その点も調べてみるといいでしょう。
いずれにしても、これはあなた一人で判断できることではありません。一度、「大学院へ進学するとしたら」という前提で、親と話をしてみるといいと思いますよ。
これは、親に自分の人生の選択を相談することにもなりますよね。
最終的な判断は自分でするにしても、親の意見を聞くというもの、より正しい判断をするためにプラスに働くに違いありません。
1つの選択肢としての「大学院進学」を、学費について相談するという形で、親と話し合ってみてください。
まとめ
就職浪人か大学院進学かで迷っているあなたへ。
同じ悩みを抱えたことのある経験者の一人として、ささやかなアドバイスをさせていただきました。これは大きな人生の選択です。
あせらずじっくり考えて、あなたにとってベストの選択をしてください。
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