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仕事上のミス。職場における人間関係。人手不足。残業。会社の経営方針。自身の仕事を辛いものにさせてしまう原因は様々ですね。
そして誰もが一度は仕事が辛いと感じ、悩み苦しんだことがあるのではないでしょうか?
実際、私自身も商社時代、仕事が辛すぎて、仕事に行きたくない。仕事を辞めたいと頭を抱えた時期がありました。
残念ながらビジネスマンを続ける限り、仕事は楽しいことばかりではありません。寧ろ辛いことの方が多いといっても過言ではないでしょう。
ゆえにビジネスマンである限りは、辛い状況に陥る度に、その都度上手にその状況から抜け出していく必要があるのです。
では仕事で辛い状況に陥ってしまったとき、一体どうすればその状況から抜け出せると思いますか?そして解決策にはどのようなものがあると思いますか?
今回は、会社が辛いという状況から抜け出す為のコツについてお話していきたいと思います。
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①辛さの度合いは?
①-1.死にたいほど辛い
何をしても仕事のことばかり考えてしまう。リラックスできる瞬間がない。精神だけでなく、身体にも悪影響が出てきてしまった。
このような状況に陥ってしまった方こそ、死にたいほど辛いと感じる方に当てはまるでしょう。
この類に属する方は、最悪のケース、自ら命を絶つなんて選択をしてしまうこともゼロではありません。非常に恐ろしい状況に陥ってしまっているのです。
自分や家族が“生きていく”為に仕事をしているはずなのに、その仕事が自分の命を絶つ原因になってしまうとは、何とも悲しく、そして恐ろしい話ですね。
私の元職場にも、仕事のストレスが原因でうつ状態になり、身体にまで影響が出た方は何人もいました。
それは決して若手社員だけではなく、中堅社員等ベテランにも存在しました。
死にたいほど辛いと感じる人は、年齢・職位問わず様々であり、いつ誰がこのような状況に陥ってもおかしくないのです。
そしてこのタイプの方は早急に解決策を講じ、その苦しい状況から抜け出す必要があるのです。正直、退職も視野に入れるべきでしょう。
①-2.毎日涙が出るほど辛い(うつになりそう)
死にたいほど辛いわけではないが、その一歩手前の状態。注意しなければ更に精神を病んでしまいそう。毎日涙が出るほど辛い(うつになりそう)という方は、このような方が当てはまるでしょう。
死を望むほどではないものの、こちらも非常に危険な状態であることは確かです。
確かにこの状態であれば、まだ自身で気持ちのコントロールができ、ストレスもある程度は発散できるでしょう。
しかしあくまでそれは自身で無理矢理精神をコントロールしているだけ。一次的な応急処置に他なりません。
解決策を講じているわけではないのです。
ゆえにこの状況に陥っている方でもきちんと解決策を講じなければ、いつ“死にたいほど辛い”というレベルに達してもおかしくはないのです。
①-3.休日になればリフレッシュできる
仕事中は辛くて辛くて仕方がないが、一歩仕事空間から出れば気持ちもスッキリさせられる。これは、休日になればリフレッシュできるというタイプの方の典型的な例と言えますね。
そして世の中にはこのタイプの方が最も多いのではないでしょうか。
実際私の友人も、仕事のある平日は仕事に対して辛いだの苦しいだの愚痴や悩みが尽きなかったのですが、休日になるとケロリ。散々愚痴を言っていた姿はどこへやらといった状態になっていました。
仕事の無い休日には上手にストレスを発散し、辛く苦しかった気持ちをリセットできていたのです。
一見安全なレベルだと思いがちですが、油断は禁物。リフレッシュができなくなれば、いつ精神が病んでしまうかは分かりません。
ですので、このタイプの方であっても解決策を考え、きちんと実行する必要があるのです。
②仕事が辛い原因は?
②-1.人間関係が辛い
辛さの度合いを整理、理解したうえで、続いて原因別でそれぞれ見ていきたいと思います。まず仕事を辛くさせる一番の要因とも言えるのが、人間関係にまつわる悩み。
仕事はチームワークで動くことが多い為、職場における人間関係に一度悩みを抱えてしまうと、仕事にもすぐに影響が出てきてしまいますね。
企業によっては、このような問題を相談できる駆け込み寺を設けるところも増えてきましたが、それでも全部が全部解決できるわけではないのが実態です。
あらゆるタイプの人間が集まる空間で働く以上、ある程度のストレスは付き物です。
しかし元々は好きだった仕事に対して、人間関係が原因で“仕事が辛い”と感じてしまうレベルにまでいってしまったら・・・。それは間違いなく状況改善を行うサインなのです。
②-2.残業などの労働環境
人間関係同様、多くの方が原因として挙げるのが残業などの労働環境でしょう。
繁忙期や緊急案件等、残業をしなければならないタイミングは、仕事をしていれば多くの方が直面する為、ある程度は仕方無しと考えなければならないのは確かです。
しかしほぼ毎日残業、しかも残業代が出ない等の劣悪な労働環境に自身が置かれているのであれば、それは“仕事が辛い”と強く感じてしまうのは当然ですね。
最近は労働基準法等で厳しく取り締まられていることもあり、以前よりかはブラック企業が減ってきたのは事実。
しかし仕事柄、私はあらゆる年代の方より仕事に関する相談を受けるのですが、まだまだ過酷な労働環境下で働いている方は多い印象です。
そして労働環境が原因で自身の仕事を辞めたいと懇願している方は、とても多くいらっしゃいます。非常に深刻な問題なのです。
②-3.仕事が面白くない
新入社員等、若手社員によく見られる原因が、この“仕事がつまらない”というものですね。これが原因で、入社二年目で退職をしてしまったなんて方が私の元後輩にも何人もいました。
そもそも仕事が面白くないという気持ちは、経験上、主に“自分のやりたい仕事ができない”という不満から生まれてくるものと考えます。
自分の思い描いていたものと違った。いつまで経っても下積み作業ばかりでつまらない。
このような感情が、現在の仕事に対する不満に繋がり、結果として仕事が面白くない、
つまらないことばかりなので“仕事が辛い”なんてことになってしまうのです。
②-4.仕事が暇(社内ニート)
過酷な労働環境下で働く人からすれば羨ましい悩みかもしれませんが、仕事が暇(社内ニート)であるが為に辛いと感じる方も世の中には存在します。
実際、私の元同期もその一人でした。
業界全体が不景気ということもあり、なかなか仕事が回って来ず、結果として日々の業務量が大幅に減ってしまったのです。
彼女はその時期やることが無さ過ぎて、泣く泣く職場内の書類整理や掃除等をしていたそうです。暇でも基本給分はきちんと貰えるのだから良いではないか、なんて考える方もいるかもしれませんね。
確かにサービス残業ばかりという方や、忙しすぎて寝る暇も無いなんて方からすれば、
羨ましいことかもしれません。
しかしながら高いモチベーションで仕事に臨んでいる人からすれば、これほど辛い要因は無いのです。
②-5.仕事でミス
大小関わらず、仕事でミスしたことが原因で一気に仕事が辛いものに変わったなんていう経験。このような経験は大多数の方が一度は経験されているのではないでしょうか。
また一度ミスをしてしまうと、更なるミスを呼んでしまうという負のスパイラルに陥った経験をされた方も中には多いのではないでしょうか?
しかしながら、多くのミスは事前に防げることが多いのが事実。事前には防げない予期せぬミスというのは案外少ないものなのです。
ですので、多くのミスは防ぐことが可能な為、仕事上のミスを防ぐことは意外と簡単なのです。
意外かもしれませんが、最も解決し易いものなのです。
②-6.仕事ができない
何をやっても失敗してしまう。いつまで経っても成長できない。
世の中には仕事ができないということが原因で“仕事が辛い”と感じる方も多いですね。
自覚だけのレベルで済めば良いですが、周囲から仕事ができないというレッテルを張られてしまうと、相当厳しい状況に追い込まれてしまうことでしょう。
要は、人間関係にも影響を与えてしまうからです。
仕事ができない=信頼できないと周囲に見なされ、更に事態が悪化する可能性が高いからです。
ゆえに仕事ができないと人間関係は密接に関係しており、自身の仕事処理能力にとどまる問題とは決して言えないのです。
②-7.仕事に慣れていない(新卒・新入社員)
新卒・新入社員に多い原因として仕事に慣れていないことが挙げられます。新たな分野、世界に飛び込んだばかりですので、不慣れなのは当たり前。
周囲もこのようなことは理解したうえで仕事を依頼したり接したりしている為、自然とレベルアップし徐々に慣れてくるものです。
しかしながら変にプレッシャーや必要以上の緊張を感じ、なかなか慣れることができない人も新卒・新入社員には多いのです。
私の友人も新入社員時代、これが理由で精神を病みました。
甘ったれるな!と思わず声を荒げてしまう方もいるかもしれませんが、これが原因で仕事が辛いと感じている人にとっては、深刻な問題なのです。
③辛い現状を乗り切る方法
③-1.人間関係を良くするには先ずは自分が変わってみる
原因別の整理が終わりましたので、いよいよそれぞれの解決方法を見ていきたいと思います。先ずは人間関係の悩みに対する解決方法です。
モラハラ等の大変深刻な場合は別として、大抵の人間関係に関する悩みは、自分自身が変わることで解決できるパターンが殆どです。
相手の考えを変えるよりも、相手に合わせて自分を変えてあげた方が手っ取り早いなんてことが多いのです。
ある私の先輩は、気難しい女性との関係に非常に悩んでいました。
その女性の機嫌を損ねてしまうと仕事がスムーズに進まず、結果として自身のストレスに繋がっていたのです。
そこでその先輩は、その女性がどんなことをすれば喜ぶのかを考え、常に仕事を行う際には少々面倒でもその女性を優先にした行動を取るようしました。
結果、先輩はその女性からかなり信頼されるようになり、困った時にはいつでも助けて貰えるようになったのです。
従来の方法で強引に行ったり、相手に変わって貰うことを強要したりしては、多くの場合更に事態は悪化するでしょう。
先ずはプライドを押し殺してでも自分が譲歩してみる。
これが最も賢い方法であり、大切なことなのです。
一歩引いて相手の立場に立って考えてみた時、自身の落ち度が見えるかもしれませんし、意外な発見があるかもしれません。
自分が変わってみる、譲歩することは非常に大切なのです。
③-2.労働環境は業務効率化である程度は改善できる
業務量が常識の範囲を超えているという場合は別として、もし不要な残業を行っている可能性があるならば、それは業務効率化を図ることである程度解決できます。
つまり一度自身の仕事を見直してみれば良いのです。
そして作業効率に問題がある個所があれば、効率良い方法に思い切って変えてみましょう。またその際には必ず“如何に楽な方法で終えられるか”を軸に考えることが大切です。
その仕事の目的やゴールを考え、それをする為にはどんな最短ルートがあるのかを考えるのです。
目の前にある課題をただただ闇雲に、スピード勝負で挑んでもそれは結果としてミスを生みやすく、作業効率が悪い方法になりかねません。
組織として最短ルートで実行するには自身の力量だけでは無理、ということであれば、
上司や周囲の力を借りるのも問題ありません。
きちんと理由を説明の上、周囲を巻き込むことができれば、どんどん周りの力は利用すべきなのです。これで少し労働環境が改善できると思いませんか?
②-3.どうすれば面白くなるのか考えてみる
先程も述べたように、仕事が面白くない原因の根底には、自分のやりたい仕事ができないという不満があります。
このような不満を抱えているのであれば、先ずは冷静にどうすればその不満を払しょくすることができるのか、どうすれば面白くなるのかを考えてみましょう。
恐らく、“自分に発言権や信頼性があれば解決できる”という結論に至るのではないでしょうか。
自分の希望通りにことを進める為には、周りを巻き込んで自分の希望を聞いて貰う必要があるでしょう。発言権や信頼性があれば、周りはきっと自分の希望通りに動いてくれるはずです。
ゆえに、現在自分の希望通りの仕事ができていないのには、自分に発言権や信頼性が不足している可能性が非常に高いのです。
では発言権や信頼を周囲から得る為にはどうすれば良いか。今のあなたに必要なこと、できることは少なからずあるはずですよ。
ただただ仕事が面白くないと突っぱねるのではなく、このような形で自分なりに原因や解決法を探ってみましょう。
そうすることで事態を良い方向に改善することは多いに期待できると思いますよ。
②-4.仕事が暇なら、自分から仕事を探してみる
断言します。自分の周りに仕事が全くないということは絶対にありません。
確かに、今現在自身が置かれている場所にはないかもしれません。
しかしながら視野を広げて仕事を探したり、更には転職をして活躍のフィールドを変えてしまう方法を取ったりすれば、いくらでも仕事は転がっています。ゼロということは無いのです。
また若手ゆえに任される仕事が少ないというのであれば、進んで上司に仕事を貰う等アクションは取れるでしょう。
言われるまで動かないというのは、ビジネスマンとしてナンセンスです。
また暇すぎて有給も容易に取得できるのであれば、その有給を使用して転職イベント等に参加されてみるのは如何でしょうか。
本当に転職するかは別として、情報収集することで良い刺激を受けられますし、自身の仕事と比較をすることで客観的に見つめ直すことができますよ。
仕事が無いのであれば自ら仕事を見つける、作り出す。
このような行動が一番の解決策なのです。
②-5.ミスは仕事のやり方さえ変えれば多いに防げる
私の経験上、残業が多い人同様、ミスが多い人には目的意識も無く仕事に取り組む人が非常に多いです。仕事を“処理”することが目的となってしまって、本来の仕事の目的を見失っているのです。
ゆえに、きちんと目的を把握せぬまま思いつきで行動をしてしまう為、ミスが連発してしまうのです。どんな時でも目的意識を持つことが大切。
先ずは冷静にその仕事をする目的について考えてから行動するようにしてみましょう。
そうすることで事前にリスクヘッジができ、また必要事項も明確となる為、最低限の労力で取り組むことができます。
無駄な残業を減らすこともできますね。
このように、仕事のやり方さえ変えればミスを減らすことは非常に容易。解決方法も非常にシンプルなのです。
②-6.独自でマニュアルを作ってみる
仕事ができない人に共通する特徴。それは何でもすぐに周囲に聞くということです。
社会人であれば、一度習ったことを何度も尋ねるのは御法度。メモを取りなさいと言われるのには、このような背景があるということを今一度認識しましょう。
何度やっても覚えられない、失敗するのであれば、それは覚え方に問題があるのです。
ただただ言われたことをそのままメモしている為、読み返した際に自分でも理解できない内容になってはいませんか?
メモはあくまで自分が見返すもの。ゆえに、後で読み返した際に、自身で理解できるような内容にしておかなければ何の意味もありません。
メモを取る際、自分なりに注意点や感想を加えるなどして、独自のマニュアルを作成することを心掛けると良いでしょう。
そして質問をする前に、必ずそのマニュアルを見て確認することが大切です。
このように何度も周囲に尋ねるのは、自身の評価を下げ、職場の人間関係にも大きな影響を与えてしまいます。
その傾向がある人は今すぐ改善しましょうね。
②-7.職場の人とのコミュニケーションを大切にする
仕事に慣れていないと感じてしまう要因。それは当たり前ですが、自身がその仕事について知識や経験が乏しいからです。
したがい少しでも知識や経験を増やし、なるべく早く聞き慣れた単語や自身の中でのルーティーンワークを増やしてしまえば良いのです。
その手っ取り早い方法というのが、職場の人とのコミュニケーションです。
業務時間中だけでなく、ランチや飲み会等、あらゆる個所で職場の人とは会話ができるはずです。
何度も同じことを尋ねるのはNGですが、知りたい内容があれば積極的に質問することは周囲も大歓迎でしょう。
コミュニケーションを取ることで、少しずつ不明点は減っていくでしょうし、何よりも職場の雰囲気に慣れ親しむことができるはずです。
そして職場環境にさえ順応してしまえば、多少仕事に悩みを抱えても、周囲の支えが味方してそれほど苦痛を感じることはないでしょう。
仕事に慣れる為には、先ず職場の人と会話する。
それが結果として仕事内容や職場に慣れる特効薬となるのです。
まとめ
このように仕事が辛い感じる度合いや原因というのは、人によって様々なのです。
冒頭申し上げたように、ビジネスマンとして働き続ける限り、辛いと感じる場面には数多く直面します。
ゆえに辛い状況に陥る度に、辛さの度合い、原因別によって随時改善を図っていかなければなりません。たとえ周囲に愚痴をこぼすことでスッキリできたとしても、それはあくまで一時的なもの。
会社が辛いという状況に対する根本的な解決には決して繋がらないのです。
つまりどんなに愚痴をこぼしても、最終的には自分自身でアクションを取らなければ、今の辛い状況から抜け出すことはできません。
仕事が辛いと感じた際は、先ず自身の辛さの度合いがどのようなレベルなのか、そして原因は何なのか考察してみましょう。
レベルや原因を理解したうえで、ピンポイントで解決できる方法を考え、実行に移す。このようなプロセスで行うことが適切なアクションなのです。
あくまで今回私が述べたことは一例であり一つのヒントではありますが、是非参考にしてみて下さいね。
まずは、あなたの市場価値を調べてみませんか?
もし、今の仕事が不満なら、ミイダスを使い転職した場合の想定年収を確かめてください。
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辞めた後どうなる?を知ることで、今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。
(診断時間は約5分です)
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