振込処理、小切手処理など時間に追われる仕事が多く、とにかく時間の流れの速い仕事でした。

入社５年目位に１度本気で仕事を辞めたいと思い辞表を出した事がありました。下記はその時の体験談です。

【ノルマがきつい】

営業をしている限り常にノルマに追われるのは仕方がありません。

ただ、当時の目標が少し頑張れば手に届く数字ではなく、私にとっては頑張っても頑張っても達成できなく意欲を失いかけていました。

【飲み会が多い】

公共の乗り物での通勤が決められている会社でしたので、とにかく飲み会の多い職場でした。

週に何度も誘われても若手の私は断る事ができませんでした。

遅くまで飲んで帰り、次の日も早くから仕事なのでずっとオンモードで、切り替えがうまく出来ませんでした。

もちろん楽しい時間でもありましたが、私は友人や家族と過ごしリフレッシュしたかったのでしんどいと思う事も多々ありました。

そんな中、私は以下の行動に出て悩みを解決しました。

【飲み会を利用する】

飲み会の多い職場なら、それを利用しようと思いました。

普段は忙しく、周りの目もあるので相談がなかなかできないので話を聞いてみたい上司や先輩を積極的に誘う様にしました。

その中で私に足りない所や、仕事の進め方、営業のコツなどを教えてもらったり、愚痴を聞いてもらいました。

そのおかげで精神的にとても楽になりました。

【趣味でリフレッシュ】

平日は帰ってきても勉強をして仕事に備える事が多いので、週末はとにかく仕事から離れ様と思い始めたのが山登りやキャンプなどのアウトドアでした。

特に山登りは、登っている間は余計な事を考える余裕はありません。

ただひたすら険しい道を登っていきますが山頂での景色を見ると疲れも消え、すがすがしい気持ちになります。

それからも、仕事に悩む時は山に登り、自然に癒されました。

仕事を頑張ろうという活力が湧き、週末の山登りの事を考えると仕事へのモチベーションも湧きました。

辞表を出した時、親身に相談に乗ってくれ助けてくれたのは飲み会に誘いよく話をしていた上司でした。

この時は退職を思いとどまりもう１度頑張ろうという気持ちになりました。

そのおかげで、退職までの間素敵なお客さん・同僚にも出会う事ができ、出産の為退職する時も皆から祝福して送り出してもらえました。

続ける事が絶対に正しいとは思いませんし、色々事情も違いますが、私は『石の上にも三年』という気持ちで、とりあえずもう少し自分の出来る事をしてみようという気持ちで頑張ってみるのもいいかもしれません。