会社を辞めたいと思うことは誰にでもありますよね。それは、新卒入社2週間でも、勤続30年でも変わりません。

退職したいと思うのであれば、勤務期間にかかわらず、しっかりとした退職理由があれば、退職して構いません。しかし新卒の場合と勤務期間の長い人との一番の違いは、慣れということです。

新卒2週間では確かに辛いと感じることがたくさんあり、退職を本気で考えることもあるでしょう。しかし中には時間が解決してくれることもあり、特に新卒の場合は、その可能性の高い理由のことが多いのです。

仕事が覚えられないだとか、同じ失敗を繰り返して上司に叱られただとか、生活リズムに慣れないだとか・・・。

ですが、時間が経てば仕事は覚えられますし、覚えられれば叱られることも減ります。生活リズムや職場に慣れるのも時間が経てば経つほど慣れていきますよね。

そこで、このことを踏まえたアドバイスをさせていただきます。

①「今日で終わり。」という気持ちでもう少し頑張ってみる。

時間が解決してくれるとは言っても、実際に解決されるまではやはり辛いものです。そこで、気持ちを少しでも軽くするための方法としておすすめなのが、「今日で終わり。」と思うことです。

ついつい、年間単位で考えがちで、そう考えると、もっと辞めたい気持ちが高まるものです。「これがこの先ずっと続くのか・・・。私には無理だ・・・。」と思ってしまっていませんでしょうか。

しかし、この辛さが今日一日で終わると思えば、その日一日は頑張れると思いませんか。年間単位ではなく、一日単位で考えてみましょう。

「今日で終わり。」と思いつつも、一日頑張れると、「明日も頑張れるかな？」という気持ちになれます。そしてまた次の日も、「今度こそ今日で終わり。」と思って仕事へ行くのです。

こう思い続けて通勤していると、いつの間にか慣れてきて、仕事は覚えるわ、生活リズムには慣れるわで、悩みの解決がいつのまにかできているものですよ。

時間が解決してくれる悩みでないこともありますが、新卒の場合は特にそういった理由が多いわけですから、もう少しだけ頑張ってみてください。

②休日はしっかりリフレッシュする

新卒の場合、学生時代の自由な生活リズムとの差に本当に嫌になってしまうものです。
そのストレスはしっかり休日に発散しましょう。

学生時代のように遊びまくって、気持ちをリフレッシュするのです。時間がない、休日に身体を休めておかないと仕事で身体がもたない・・・などと思いがちです。

しかし、若いうちなら大丈夫です。なんとかなります。若いうちであれば、身体より気持ちの方がずっと疲れを左右しますよ。

身体が疲れるくらいにリフレッシュした方が、気持ちは元気になり、仕事を頑張ることができるのです。身体を休めようと一日家にいても、仕事のことばかり考えてしまって気持ちが休まらないと、身体も休めないものですよ。

休日は好きなことをしてしっかりリフレッシュしましょう。私はインドア派なので、休日には家で本や漫画を読んでいました。

しかし、現実とは異なる世界の話に入り込むことで、仕事のことは一切忘れられましたし、とても気持ちがリフレッシュしていました。

時には学生時代の友人と会って一日遊ぶこともありました。学生時代の友人と会うと、学生時代に戻ったようで、学生気分で心から楽しめました。

今では恋人ができて、休日は恋人と過ごしています。とにかく、一人で考え込むような時間を作らないようにしています。一人でいるとやはり仕事のことを考えてしまうからです。

誰かに会うなり、自分の趣味に没頭するなりして、リフレッシュしましょう。

③転職を考えるのもあり

新卒だと退職や転職を考えづらいものです。実際、これまでに述べてきたように、もう少し頑張る必要はあると思います。

しかし、退職や転職をしてはいけないわけではありません。最終的に決めるのはあなたですし、あなたの人生はあなただけのものです。

他人に、「もう少し頑張りなさい。」と言われたから頑張ったけれど幸せになれなかった・・・ということはあなたのためにはなりません。

あなたが、退職したらこの先の人生がうまくいくと心から思えるのであれば、退職するのはありだと思いますよ。そしてその場合は、転職をすることになるでしょう。

この場合に一つ言えることは、同じ過ちを繰り返さないことです。

新しい職場で、今の職場で抱えている悩みと同じ悩みを抱えてしまってはいけませんよ。退職する、転職する、と決めたからには、今より良い人生を歩まなければ意味がありません。

そのこともよく考えた上で、退職した方が良いのか、今のままもう少し頑張った方が良いのか、ということを考えてみてくださいね。

まとめ

人生は仕事のためにあるわけではありません。あなたの人生は会社のためにあるわけではありません。あなたの人生はあなたのもので、人生は楽しんだもの勝ちです。

なので、所詮仕事と割り切って最終的には転職してもいいんだと自分に言い聞かせてください。但し、転職は最後の切り札です。

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