外資系の営業職の仕事を辞めたいです【入社7年目】

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※以下は外資系化学メーカー、営業職、新卒7年目(32歳ぐらい)、男性の体験談です

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コロコロ変わる顧客に疲れがたまって・・・

私は外資系化学メーカーで営業職をしております。具体的には化学製品を製造するプラントの営業で、一件あたり10~100億円規模の額を扱っています。

前職は技術開発職だったのですが、より顧客目線で技術開発ができるようにとの意向で、上からの命令とはいえキャリアのセオリーとしては筋が通った、悪くない異動で現職にいたっております。

自分が開発したプラント製品を顧客に直接売り込めるということで、やりがいのある仕事でした。

また私は技術をよく理解していたので、顧客との交渉もプロジェクトの枠組みといった大きいところから、個別の機器の使い方といった小さいところまでスムースに行うことが出来て、結果も会社からの期待以上に出せており、仕事に面白みも感じていました。

しかしながら、扱っている商品が市場変動から受ける影響が大きく、投資額の大きさからざっくりとした判断を下せないということから、顧客の要求する使用が頻繁に変わることがありました。

例えばミーティングのために準備した仕様書の内容を、前日の夕方客から変更の要求連絡がくるといったことがしばしばありました。

営業に慣れている方にとっては当然と思われることでしょうが、営業経験が浅く客をあしらうことが不慣れな上、かつ技術開発の経験からきちんと仕事を詰めることにこだわってしまう傾向から、どうしても残業、長時間勤務が重なりがちになってしまいました。

また、マーケットが世界中にあるということから、アジアからヨーロッパ、アメリカと様々な時間帯にいる顧客と電話会議などすることが頻繁にあって、早朝はアメリカ、昼間はアジア、夜はヨーロッパの顧客と話をしなければならないような状況でした。

時間的に途切れが無いので中々気を抜く暇がありませんでした。

家庭の面でも、最近は共働き家庭も増えていると思いますが、私の場合も妻がフルタイムでかつ私より責任が重い仕事をしている関係上、帰宅しても家事の大部分をこなす必要がありました。

家に帰ってもくつろぐ時間はあまりなく、結果的に体調がどんどん悪くなっていき、しばしば体調不良で会社を休む傾向が続いてしまいました。

このような体調不良が続く状況では仕事へのモチベーションが上がりづらく、また自分の長期的なキャリアを考えても仕事を続けることは困難かと思えたので、仕事をやめたいなと思うようになりました。

もしかしたら成長のチャンスかも

このような良くない状況に陥っていた私は、転職も含め状況の打開策を探り始めたのですが、まず自分の労働市場での評価を客観的にみるため転職エージェントを利用しました。

疲弊しているときは自分の感情に任せて行動しがちですが、それはしばしば壊滅的な結果を招くことがあるので、それを避けるために自分を客観視することから始めたのです。

私の場合、リクルートエージェントを利用して、自分の希望職種をつたえて転職機会を仕事内容、待遇を含めてマッチングしました。

現在の住所を変えずに通える範囲で、経営企画から生産技術まで幅広い職種で提案をしていただいたのですが、そこで分かったことは、今自分の関わっている仕事が比較的に自分のやりたいことに近いこと、また待遇面でも他社と比べて見劣りせず良いものであることでした。

「隣の芝は青い」と職場で悩みを抱えて仕事を辞めたいという人に声をかける方は多いと思われますが、まさにその通りだと思いました。

私の場合、転職エージェントを利用してそのことを客観的にみることができ、そこで打開策の方向性として、会社に残りながらいかに仕事を続けていくかを考えることにしました。

そこでまず始めたことは、会社に残りつつ長期的に働くために必要な条件や環境を自己分析することです。

そして自分の苦境の原因はどうしても周りにせいにしてしまいがちなので、同時に行動心理についての分析を専門のカウンセラーに依頼しました。

その結果わかったことは、働く条件や環境として、気が付かないうちに自分が営業の範囲を超えて仕事をしすぎてしまっていたことがあらわになってきました。

これは、他のチームに依頼すべきことを、前職が経験上自分ができるからといって自前でやってしまっていたということです。

確かに自分でやった方が時間的に早くことが済んでしまうので、特に今はどの職場も人で不足ぎみだと思いますが、人に頼んで急かしてやってもらうのに億劫になっていました。

この事を解決するために、他のチームに動いてもらえるように理解を得て、同時に依頼の連絡をフォーマット化するようにしました。

こうすることで、連絡漏れなどを防ぎつつ、他チームにスムースに仕事を依頼して自分の仕事量を調整することが出来ました。

また、自分の行動心理の分析については、自分が他人から依頼されたことを自分が思っている以上に受けとめてしまっていることが分かりました。

いわゆる隠れイエスマンといったところでしょうか、自分では比較的仕事は断っている方だと思っていたので、これは目からウロコでしたが、逆に改善の余地を見つけることができました。

この点については、まず上手に仕事を断ったり調整したりする方法として、アサーティブコミュニケーションというトレーニングを受けました。

これは相手を尊重しつつ、自分の意見を伝える方法を学ぶといった内容で、顧客や社内の上司を想定してケーススタディを通して訓練を行いました。

結果としては、顧客から急な依頼があったときも、すぐにやりますと返事することから、もう少し進んで顧客の要望を汲み取ることができるようになり、より深い議論ができるようになったことを通じて顧客に振り回されることが減ってきたように思います。

このような自己分析と業務改善を通じて、残業時間も減らして家庭でも体を休める時間を取れるようになり、今の仕事を続ける展望が持てるようになりました。

辛いときほど周りと自分をよく観察して

会社員をしていて仕事を辞めたいって思うことは日常茶飯事だと思います。

残業が続いたり、思ったように評価されなくてモチベーションが保てなかったり・・・私もそんな一人でしたし、今でもたまにそのように思うことがあります。

現在は転職サービスがこぞって転職させようとマーケティングを行っていますし、若手のみならずより幅広い人に転職の機会が開かれているように思われるので、そういった機会を通じてよりよいポジションをどんどん求めていくことは一つの選択肢だとは思います。

それでも、転職する、しない、できない、色々な状況がある中で、一つメッセージを送るとすれば、辛いときほど周りと自分をよく観察してください、ということです。

そしてその観察のために、外部のシステムや専門家を積極的に利用してくださいということです。

実際私自身の経験としても、転職エージェントを利用してようやく自分の労働市場における評価ができたという具合に、同じ会社、仕事を続けていくと、どうしても視野が狭くなって自分のことを過大評価、もしくは過小評価してしまうのではないかと思います。

また、自分自身では当たり前だと思っていたことが、客観的に分析してもらうと、自分の性格が他人と比べて仕事をやりすぎるだとか、悲観的に見すぎるといったように、傾向に偏りがあって一般的に当たり前でないことが分かったりします。

こういった自己の気付かなかった側面は、大きな改善点としてさらなる成長機会になる可能性がありますので、行き詰ったときはチャンスととらえることも大事かと思います。

そして成長が成し遂げられたときは、転職するならばより良い転職が、同じ仕事にとどまるとしてもなんらかの打開策が見つかるのではと思います。

私の場合は仕事を辞めようと思ったが、結局同じ仕事を続けるようにしたというケースでしたが、転職する、しないにかかわらず、お仕事に悩みを抱えている方のご参考になれば幸いです。

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