年齢が上がるごとに、必要なお金は少しずつ増えていきますよね。気楽な学生生活や一人暮らしをしていれば、よほどの贅沢をしない限りお金はそれほどかからないです。
しかし、年齢が上がってくるとそういうわけにもいかなくなります。
結婚をすれば自ずと結婚生活全般にお金がかかってきますし、子どもでも生まれれば出費は飛躍的に多くなってしまいます。
また、加齢すれば病気やケガなどの医療費もかかりやすくなってしまいますし、そのときのための保険の支払いもしないといけなくってきますよね。
そこでキーになるのは、今現在の年収についてです。入社から順調に昇給していれば年収も自ずと増えていきますが、すべての会社が順調は昇給を果たすわけではありません。
時には年収がまったく上がらなくなってしまい、頭打ちになってしまったことを理由に会社を辞めて転職しようかと悩むケースもあるでしょう。
今回は「年収が上がらない会社を辞めて転職すべきかと悩むあなたへのアドバイス3つ」をしていきます。
①本当にもう年収が上がる見込みがないのか徹底的に検討する
会社には、良いときもあれば悪いときもあります。右肩上がりに売り上げを伸ばすこともあれば、反対に業績悪化の一途をたどるこもあります。
売り上げが伸びているならば、従業員への給料も自然と上がるはずです。それが上がらないのは、会社が苦しいときだからです。ただ、それがずっと続くとは限りません。
もしかしたら苦境を脱し、業績好調期が到来するかもしれません。その前に一時的に年収が上がらないからといって転職してしまったら、とてももったいないのではないでしょうか?
苦しいときは長く感じるので、即転職するのが正解だと信じ込んでしまいやすいです。ただ、そこからもうひと踏ん張りするのも考え方です。
そして、もうひと踏ん張りしてみてそれでも駄目なら、転職することへの迷いが経ち切れるはずです。
つまり、年収のことで未練を残さない転職をするためには、ある程度辛抱する期間も必要です。そして、その間に会社の状態がいったいどういう状態なのか、知る努力をすることがとても大切です。
②自己のスキルアップや能力アップは果たせているのか
頑張っても年収が上がらない会社だと安易に決めつけるのは簡単ですが、単に能力不足の場合もあります。
自己評価は高いのに会社からは評価されないと感じることは、組織に属している人間ならよくあることですよね。ただ、会社から評価されるためには、自分が思っている以上に能力を発揮しないといけません。
そのためにはスキルをはじめとした仕事の能力が必要で、それが備わっていないと転職できたとしても結局年収が上がらないままになってしまいます。
つまり、自分が希望する年収に足るだけの能力が備わってないかもしれないということも、考えの中に入れておかないといけないです。
それは自分の能力をはかり間違えているということですから、どうやっても年収アップにつながらないです。たとえば、客観的にみて自分が年収に見合っているかどうか、思い切って周りの人に相談してみるのもひとつの手段です。
それをもとに転職をするのが正解なのかどうか答えを出せば、悩みがスカッと解決するかもしれませんね。
③転職するなら転職先の年収についてよく調べる
仮に思い切って転職を決断したのに転職先の年収も実は似たり寄ったりだった、というのでは転職した意味がありません。転職をするなら、確実に年収アップを期待できる転職先でなければいけません。
そのためには転職先の年収や用意されているポストについて、シビアに判断していくことが大事です。
求人をざっと見ただけで見切り発車してしまうのは愚の骨頂で、それだと転職に失敗してしまうかもしれません。転職先の年収状況が安定して高くなることを第一に考え、確実にそうなる場合のみ転職活動をすると無難に転職できます。
よく「隣の芝生は青く見える」と言いますが、そのことを肝に銘じて有意義な転職になるよう転職先の年収についてよく調べましょう。
まとめ
年齢は上がっていくのに年収は変わらないというのは、とても耐えがたいことです。
生活に対しての不安が増大してしますし、家族を持っているならなおさら心配になってしまいます。ただ、年収が思うように上がらないからといって本当に転職することが正解なのかどうか、まずよく考えてみないとわかりません。
会社の状況はもちろんそうですし、自分自身の評価や現状についても、できるだけ客観的な判断が求められます。
また、その結果として転職を決断するなら、年収が確実に増やせる転職先に転職を果たさないと何のための転職なのかわからなくなってしまいます。
お金のことで転職をするのは非常にシビアな選択なので、ミスできないです。
ですから、転職で悩んでいるときはとことん考え尽し、未練を残さないような選択をしないといけないです。
上記に挙げた3つのアドバイスを参考に、どう行動すれば後悔しないのかをよく考えて欲しいです。
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