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最近の厚生労働省の調査で、独身女性の3人にひとりは「結婚したら専業主婦になりたい」と考えているという結果が出ました。
理由としては「家事に手を抜きたくないから」「子育てに専念したいから」というのもありますが、実は「働きたくないから」という人が増えているのです。
では、なぜ「働きたくない」のでしょうか。もう少し詳しく見ていきましょう。
①働かなくても暮らしていけるから
まず、専業主婦でいられる大前提として「夫の収入だけでやっていける」という理由があります。
経済的余裕があることで生活にもゆとりが生まれ、ゆったりとした生活をしたい人は、あくせく働かなくてもいいと考えている傾向があります。
また、子どもが小さい時は、自分が家にいて子どもの成長を見守りながら育てたいという人もいます。
自分が小さいころに両親が共働きでパパやママに甘えることを我慢していたので、自分の子どもは手をかけて育てたいとか、子どもの習い事や塾の送り迎えをするのに働いていては時間が取れないという理由もあります。
「自分の時間を自由に使いたい」と考えている人は、専業主婦として家のことを切り盛りしながら、自分のやりたい事を追求しています。
そして趣味や資格を活かして起業する人もいます。
②他人と関わることが苦手だから
「働きたくない」理由として「人間関係」をあげる人も多くいます。
就職してから会社で上司や同僚とうまくやっていけなかった経験や、お客さまからのクレームで心が傷ついてしまった経験、セクハラやパワハラなどの被害にあった経験が仕事をしたくないという気持ちにつながっています。
また、内向的な性格だったり、自分に自信が持てない人も「働きたくない」と考える傾向にあります。
もし、こういったタイプの人が再就職する場合は、人間関係に負担にならない単発バイトや派遣から始めるといいでしょう。
③家庭と仕事の両立に自信がないから
「家事と育児の両立ができない」という理由で「働きたくない」と考える人もいます。
夫婦共働きで余裕のあった家庭でも、子どもが生まれたら家事に育児が加わります。
これまで時間配分をうまくやりくりしていた人でも、子どもが急に病気になったり、怪我をしたり、甘えたりと予測不可能なことが次々と起こり、身体も心もまいってしまうのです。
また、夫が仕事で遅く帰ってくるので子どもを見てもらえない、そもそも夫が家事・育児に関心が低く手伝ってもらえず負担が大きくなった、という理由で退職して専業主婦を選ぶ人もいます。
昨今の待機児童問題もあり、子どもを保育園に入れたいけれど、どこもいっぱいで入れず、頼れる人も身近にいず、結果的に自分が仕事を辞めて専業主婦として子供をみることになったというケースもあります。
自分よりも家族との関係が大きく影響していると思われます。
④働きたくても、働けない人もいる
専業主婦になっている人の中には「働きたくても、働けない」人もいます。
親や配偶者の介護が必要になって外に出られなくなった人、自分が病弱で働くことが出来ない人、生活費が圧迫して働く必要性が出てきているのに、子どもを預けるところもなく保育料も払えないので働くことをあきらめている人。
実際にはもっと多様な事情が存在します。
この方たちは条件さえ合えば働く意欲のある人たちです。
きっかけがあれば社会に出て自分らしく活躍していただけばと思います。
まとめ
昔は「男は仕事、女は家庭」といった考え方が主でしたが、今では共働きであることが珍しくなくなりました。
逆に夫の給料だけで生活できる「専業主婦」が高嶺の存在になっているのかもしれませんね。
そして、出産・子育ての負担が多くて、仕事との両立を難しく感じる女性が多いのも事実です。もしかしたら、今の若い女性は「専業主婦になる」ことが「夢」なのかも知れませんね。
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