正社員として転職しようと思っても、
未経験であれば正社員として転職するのは難しい部分があるかと思います
次の方も、他業界からの転職だったので、
正社員での転職ではなく、まず派遣社員からスタートさせたみたいですね
ただ、派遣社員ならではの不安に直面したようです
猫子さん、33歳、女性、派遣社員歴4年
他業種からの転職のため、正社員転職が難しかったので、業界未経験でも入社しやすい派遣を選びました。
最初から雇用契約書として読んでいて、頭ではわかっていましたが、実際に働いていて大きく3つの不安がありました。
「期間限定」「業務限定」「偏見」はとても不安でした。
1つ目の期間限定は最長何年と規定があり、更新、更新ときて、ある時、「更新無し」と言われれば、また違う会社へとなります。
これが正社員なら「部署移動」「出向」と履歴書にかけますが、派遣社員の場合は「契約満了」となり別会社への「転職」扱いになるのは転職活動するにあたり辛かったです。
2つ目の業務限定も最初から理解してましたが、やはり現実は「派遣さん用の仕事」しか回ってこないので社内業務でのスキルアップは出来ませんでした。
発言力も一切ありませんでしたので改善提案も受け入れられづく、正社員より根回しが面倒でした。
仕事に慣れてきて、他の仕事をお手伝いをしたかったのですが「この仕事は正社員がするから」と言われた時にハッキリと将来がないと確信しました。
最後の3つ目は「派遣社員」自体がここ十数年で様変わりしている業務形態だから仕方ないのですが「派遣社員」ですというとマイナスイメージの偏見をもたれてしまうのは不安でした。
同じ仕事をする者として利益を上げる事を目指して、雇用形態関係なく一生懸命働いていて生活できているのに、「貧しいの?」「不安定な仕事してるね」「仕事が出来ない人なんだね」とマイナスなことばかり言われるのは辛かったです。
実際、マイナスイメージ通りの方も見かけましたが、それは正社員・派遣・アルバイトなど雇用形態に関わらず本人の能力向上力がない方なので雇用形態で偏見を持たれるのは悲しかったです。
不安の解消はまず、具体的に何が不安なのか書き出しました。
正直に書き出す時に、職場の人間関係や業務内容は正社員やバイトでもあると思いますので、そこは省き、「派遣」ならではのメリット・デメリットを書き出し、上記3つの不安の解消を考えました。
そして、改善方法として見つけたのが、仕事をしてる時はどんな雇用形態でも自身の気持ちを「常に個人事業主」になったつもりで一つ一つの仕事を丁寧に確実にこなしていき、個人事業している「一つの仕事が入った(派遣契約)」と割り切りで改善致しました。
具体的には「期間」については、期間限定の付き合いなのだからと割り切り、とくかく「毎日の仕事」を確実にこなすことを最優先に考え、期間終了後の先々の仕事受注に向けて資格取得や転職活動をしてました。
「業務限定」なのは逆手にとって「それは私はお手伝いをしたいのですが、派遣の私の仕事として扱ってもいいのでしょうか?今後の派遣さんにも業務として引き継いでもよろしいでしょうか?」と濁しながら、仕事の取捨をするようにしました。
稀に派遣社員を小間使いと勘違いする方がいるので、契約外の雑務で業務時間を取られたくなかったので、そこは「正社員しかさせない仕事」があるのなら「派遣がする仕事」をキッチリすることにしました。
それで派遣契約が切られたら「派遣社員」がほしい会社ではなく「小間使い」が欲しい会社だったんだと割り切りました。
不安で悩んでいる時間をスキルアップの時間として、自分に出来ることを吸収する時間にしました。
とにかく、派遣社員として不安を抱えているのであれば、雇用形態に関係なく「自分の仕事」を探すのをおススメ致します。
正社員、派遣、バイト、請負で働いてきましたが、どんな雇用形態かではなく「仕事ができる人」が残っていきます。
私も将来が不安だと色々、悩んできましたし、これからも将来の漠然とした不安を抱えていくと思います。
仕事も、時代によって流行り廃りがありますが、それに少しづつ乗りながら、自分の出来る事・出来ない事を取捨していき、仕事としてできる事・できない事など、自分のモノサシを持つ事をおススメ致します。
猫子さんは、自分のスキルを高めることが大切だとおっしゃっていますね
私も、バイト・派遣社員・正社員と経験してきましたが、
やはり、仕事ができる人には、需要があります
現在、バイト・派遣社員であっても、正社員への道が必ず開けてきます
ダメなのは、努力もしないのに文句しか言わないことです
あなたは、絶対にそうはならないでくださいね
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