ブラック企業に勤めていると精神的にも肉体的にもきつくなってしまってもうばっくれたいと思うことってありますよね。

度重なるサービス残業や社内の人間関係、仕事量の多さなどブラック企業で働くとどんどん追い詰められて限界になってしまうことがあります。

限界を感じてしまうとばっくれたいという気持ちもわかります。

実際に私はブラック企業で働いていた経験があり、そこではばっくれてしまったことがあります。

罪悪感に襲われもしましたがもうそんなこと言ってられないくらい精神的にやばかったので今ではばっくれて良かったと思います。

しかも何人ものばっくれる社員もいた為釣られてしまいました。

そこで今回はブラック企業に勤めていてもう限界、ばっくれたいと思っているあなたにばっくれる前にやっておくべきことを私の経験からも踏まえて大きく3つに分けてアドバイスしたいと思います。

①社内の自分の備品の整理をしておく

これは私のばっくれた際の失敗談から学んだことをお伝えします。

ばっくれてしまえば当然会社に戻るということはできません。二度と社内には入れなくなってしまいます。そうすると社内に置いたままのあなたの備品やプライベートの私物などは手に戻ることはありません。

ばっくれようと決めたのならばばっくれる日まで少しづつ身の回りの備品の整理をしていきましょう。

もちろんばれないように少しづつ行っていくのが肝心です。

私の場合、精神的ダメージが強すぎて会社を休み始めてからいくことが億劫になってしまい最終的にばっくれたという感じだったので備品がそのままになってしまい同期に郵送で送ってもらいました。

社内に頼れる同期などがいればそうやって郵送などで所持品を送ってもらっても良いと思いますがそのときの罪悪感が非常にヘビーです。

同期にも迷惑ですし周囲の社員の目がとても怖いでしょう。そうならない為にもばっくれる日にちを大体決めておいてそこまでに持って帰るべき私物や備品は持って帰りましょう。

②ばっくれてからの生活をしっかりと考えておく

会社をばっくれてしまうともちろん仕事をしなくなるわけですから給料は出なくなってしまいます。

後々色々な手続きをして日割りで給料をもらったりもすることができますがしばらくは収入がない日が続きます。なのでばっくれてからの生活をしっかりと考えた上でばっくれるようにしましょう。

生活が非常に苦しくなるようであれば少し我慢してきちんと転職活動をして次を決めて退職届を出しましょう。

ばっくれてから約3ヶ月分くらい生活ができる余裕を持っておけば転職活動もできると思います。ばっくれてから実家に帰省してゆっくりしたりするということも選択肢の一つです。

私は一人暮らしでしたのでばっくれてから一度実家に帰省してそこで転職活動をしました。

ばっくれてからも生活が不安だったりして変わらず精神的に辛い状況になるのであればばっくれた意味がありません。

精神的にも肉体的にも休める状況がばっくれた後にできるように事前にきちんと貯金するなり計画を立てる必要があります。何ふりかまわずばっくれたりしないようにしましょう。

③次のステップ(転職)へ進める準備をしておく

転職活動はばっくれた後にしっかりと身体を休めてから行うのでもいいですしばっくれる前に隠れて少しづつ行うでもいいと思います。

私の場合は実家に帰省をしてしっかりと休んで遊んだ後に転職活動を行いました。なので焦って活動を行うこともないかとは思います。

しかし将来や転職のことを考えずにばっくれてしまうのは非常に危険です。まずはあなたが今の企業を辞めることで本当に楽になれるのか、そしてどんな仕事をしたいのかを考えておきましょう。

何も考えずにただブラック企業が嫌だからとやめてしまうと後から後悔したり本当にやりたい仕事がわからず中々転職することができないということになってしまいます。

私の友人で実際ばっくれた後のことを何も考えていなかったため約1年間ニート生活をしてしまう羽目になってしまったという人もいます。

ばっくれる前に今の企業を離れることで自分にとって何がメリットになって何がデメリットになってしまうか、ノートに書き出すなどして整理をするといいです。

そうすることでばっくれない方があなたにとっていい判断になることもあるかもしれません。

またデメリットを追求することで転職先を選ぶ基準にもなるのでおすすめです。

まとめ

企業をばっくれるという行為は簡単にできるものでもありませんし、とても勇気のいる行為です。

周囲の人間に迷惑をかけてしまうことも免れません。

上記の3つに挙げたことを参考にしつつ、ばっくれた方が本当にあなたにとって幸せになれるのかどうかよく考えて行動するようにしてください。

企業をばっくれるという行為は職歴にも影響してきます。将来のことをよく頭に入れつつ、しかしあなたの心身も考えてからベストな判断をしていきましょう。