転職を行う時、様々な理由で引っ越しも同時に行うことはありますよね。
例えば、転職先の場所の近くに引っ越す場合や、前の職場のことを忘れたくて心機一転したくて引っ越す場合などがあるでしょう。
しかし、どのような理由であっても、転職と同時に引っ越しをするにはいくつかの注意点があります。
そこで今からご紹介させて頂きます。
①転職がはっきり決まってから行うこと
転職と同時とは言っても、転職と引っ越しが同じ日に決まることはまずないですよね。
つまり、同じくらいの時期に決まるということになります。
そうなると、転職が決まってから引っ越しが決まる場合と、引っ越しが決まってから転職が決まる場合があります。
前者の場合は全く問題はありません。しかし後者の場合には注意が必要です。
自分では採用された気になっていて、引っ越し先を決めて引っ越しもしてしまった後に、不採用だった・・・となれば、引っ越しが全く無駄になってしまいます。
ほぼ転職が決まっていても、万が一のことがあることを忘れないようにすることが大切なのです。
実際に私は、転職と同じくらいの時期に引っ越しをしました。転職が決まってから引っ越しをしましたよ。
また、何度も、「これは絶対に受かった。」と思った会社を落ちた経験もあります。
結果がくるまで本当のことはわかりませんので、焦らず結果を待ってから引っ越しをするようにしましょう。
②精神的に疲れることを覚悟すること
引っ越しの経験がいくらあっても、転職の経験がいくらあっても、最初は慣れるまでにそれなりの時間が必要になります。
それが、ほとんど経験なしの人が転職と引っ越しを同時にしてしまうと、疲れがどんどんたまっていってしまいます。
新しい生活、新しい通勤路、新しい人間関係・・・。色々なことが原因でストレスになり、疲れとなってたまっていってしまうのです。
職場では先輩と、自宅では近所の人と人間関係のトラブルなどとなってしまっては、とても身が持ちませんよ。
どうしても同じ時期にしなければならない、よっぽどな事情がある場合を除いて、転職と引っ越しは多少は間を空けて、1つ1つ慣れていくようにしましょう。
また、どうしても同時に行う場合、どちらも必要最低限のことだけをして、まずは生活に慣れるようにしましょう。
仕事では仕事を覚えることだけに頭を集中してみたり、新しい家の中では生きる上で必要なことだけを過ごして生きてみたりしてみるのです。
そして、余裕が出てきたら、どちらか、あるいは両方に、一所懸命取り組むようにするようにすることが大切なのです。
③転職場所のことをしっかり把握しておくこと
募集要項を見て勝手に転職先のことを誤解するようなことはやめましょう。
例えば、転勤について何も触れていない募集要項をみた時に、「書いてないから転勤はないな。本社がここだからここで働くんだな。」と勝手に判断してその側に引っ越してしまうという可能性があります。
しかしこの場合、入社してみたら転勤の可能性があることがわかるということがあり得ます。
「転勤なし。」とはっきり書いていなければ可能性はゼロではないことを忘れないようにしましょう。また、勤務時間だけを見て通勤距離を判断して引っ越してしまうということもありますよね。
しかし実際に働き始めてみると、早い時間の出社が必要な日が多かったり、残業が多かったりもするものです。
そうなれば、少し遠くに引っ越してしまった…と後から思うことも考えられます。
また、職場の最寄駅からの時間なども、短く伝えられている可能性もありますし、実は急な上り坂が通勤路にあることを後から知った・・・ということも考えられます。
募集要項などに書かれていることや、実際に面接の時などに話してもらったことなどが、事実であるということは言い切れないのです。
実際に働き始めてみると、その職場のことをしっかり知ることができ、イメージとの有無を感じることもあるものなのです。
ですから、まずは働き始めてリアルな職場の雰囲気を知ってから引っ越しを考えるようにしてみましょう。
実際に私も、入社前には勤務時間前の仕事があることがあるということを知らずにいて、入社してから知って焦った・・・という経験がありますよ。
この事実を知ってから引っ越しをしたため、本当に良かったと思っていますよ。
まとめ
今、3つの注意点をご紹介させて頂きました。あなたは引っ越しを急いでいますか?
急いでいないのであれば、今ご紹介した注意点をよくお読みになり、引っ越しはあとで落ち着いてからするようにしましょう。
その方が、仕事も家も、新しい日々を楽しむ時間をゆったりとることもできますよ。
人生はどんなに注意していても失敗するものですし、後悔するものです。
しかし、それらを最小限にとどめておくには、自ら努力できることは努力する必要があるのです。
是非、後悔しない人生を歩むためにも、転職と引っ越しは少しでも良いので間を空けるようにしてみてくださいね。
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