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エントリーシートへの記述項目でよくあるのが「大学で学んだこと」ですね。
さて、「私は大学ではたして何を学んだのだろう」と、あなたは迷ってはいませんか?
特にこれといったものもないし、でも何も書かないわけにはいかないし。
私もそうでしたが、大学に「明確にこれを学ぼう!」と入学したわけではありませんでした。
そして学生時代も入試のころに比べれば、のんびりと学んでいたような気がします。
日本の大学生活は、確かにより専門的な勉学に励むという時期でもありますが、それ以外でも学んだことはいっぱいあると思います。
例えば、一人前の社会人として独立するための準備期間であり、より良い人間関係を作り出すための、人としての付き合い方を学ぶ時期でもあったはずです。
そこで、エントリーシートの「大学で学んだこと」への書き方のポイントとして、以下の3項目を挙げますので参考にして記述してください。
記述する文字数によって1項目になったり、多い場合は3項目にしたりして調整してください。
①実際に大学で勉強したこと
以下の3項目の中から、一番自信のある項目を選んで記述してください。
大学での自分の専攻分野を記述する
ただし、専門的な言葉を並べて、いかにも難しそうに記述するのはやめましょう。
その専門的な言葉が理解できる人はいいですが、理解できない人には意味不明で、無意味な文字の羅列にしかなりません。
面接官に説明しても、「ほう!」とか「そうなんだ!」で終わって、会話があとに続きません。
文章力のある人は、言い換えると他の人に本当にわかってもらいたい人は、難しい事でも誰にでもわかる言葉でやさしく表現するはずです。
志望企業に関連することを記述する
証券会社へは芸術学部卒の人よりも経済学部卒の人の方が当然有利ですね。
つまり、初歩的なことを一から教えるにはコストと時間がかかります。
会社としては一人前になるまでの初期費用を、極力抑えたいものです。
入社してすぐに役立つ、初歩的な言葉の意味や理論を理解している人間のほうが、好印象になるはずです。
自主的に学んだことなどを記述する
大学で受講したことではなく、自主的に学んだことでもOKです。
その業界への就活のために、専門的な知識を本や雑誌やWEBで検索して学んだことはないですか?
また大学時代に、自分のスキルアップとして何か資格を取得してはいませんか?
②社会人としての一般常識
社会人としての一般常識は持っていて当たりまえで、その確認のための記述になります。
社会人としての常識とは、責任感、時間管理、言葉使い、約束事などになります。
問題はそれをどんな組織で、どのようにして学んだかです。
大学の自治組織、民間団体組織、NPO法人、ボランティア活動など、社会人と接する機会は意識すればたくさん作れます。
それ以外には、アルバイトなどの実際の職場で学ぶ場合もありますね。
例えばパート・アルバイトと比較した正社員の責任の違いなど、ちょっとしたエピソードを入れて記述してください。
社会人としての厳しさを認識している記述には、採用担当者も興味を持ちますし、面接官の質問などにも活かせます。
大学では理論は学ぶことはできますが、基本的には実践は伴いません。
その実践の機会を自ら作り出し、社会人との接点の中で、社会人としての一般常識をどのように身に付けたのかが重要なのです。
③より良い人間関係の築き方
仕事は自分一人で完結する仕事もありますが、大半はチームで行なう仕事になります。
したがって、円滑で良好な人間関係を築けることが、良い仕事をする上での重要な要素になります。
上司を尊敬し、同僚を思いやり、部下を労わる気持ちが大切になります。
会社という組織の中で一人の人間として、協調性やリーダーシップを持って順応していけるか?
企業はそれを見極めようとしています。
例えば、だいぶ年上の人とのコミュニケーションのとり方、先輩・後輩・同学年との人間関係、異性との健全な意思疎通の難しさなど、苦労したことや成功したことを記述するのも一つの方法ですね
そしてその記述の中に、協調性やリーダーシップに係る内容があれば、さらにGOODです。
まとめ
いかがでしたか?
大学で学んだことと言うのは、単なる知識としての勉強だけではなく、社会人になるための事前準備ということですね。
就活もある意味では、社会人になるための心構えと事前活動と考えれば、納得できるのではないでしょうか。
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