大学選び。
あなたはどのようなポイントで選んでいますか?偏差値?学部?それとも校風?
きっと多くの人がこのようなポイントに着目することでしょう。勿論、正解です。
ただ一つ付け加えるとするならば、短いスパンで考えたり、安易な気持ちで選んだりしてはいけないということです。
と言いますのも、そのような形で選んでしまうと、後々、後悔や失敗に繋がってしまう可能性が十分にあるからです。
そこで今回は、大学選びに失敗しないための3つのポイントについてお話したいと思います。
①目的に合った大学選びをする(学問編)
そもそもなぜ大学に進学するのでしょうか?
関心ある分野について、より深く勉強がしたいからですか?それとも将来就職をするためですか?
大学進学の目的は様々かと思いますが、いずれにせよ大学選びはきちんと自身の目的に沿った形で選ばなければ失敗に終わってしまいます。
要は、頑張って大学に通ったとしても、目的を果たせないまま卒業する形になってしまうからです。
時間もお金も無駄にしてしまうからです。
ゆえに、関心ある分野の勉強をしたいというのが目的であれば、どこの大学、どこの学部、そしてどのゼミに入って学ぶべきなのかに注意して選択をすべきでしょう。
どこの大学にも同じような偏差値のところはありますし、似たような学部やゼミも多数存在します。
しかしきちんと極めたいのであれば、実際に大学訪問をしたり、諸先輩の話を聞く等したりして自身の目で確かめることが必要です。
私は実際大学訪問をして、履修内容や他学部の受講に関する相談を直接担当者に問い合わせたこともありました。
疑問点は自身で解決。生きた情報は自身で手に入れる。これが大切なのです。
②目的に合った大学選びをする(就職編)
大学進学の目的として、将来就職をするためということを先程挙げました。
恐らく、このような目的を抱いて大学進学をする人は非常に多いのではないでしょうか?実際、私もそうでした。
”将来は第一志望の企業に就職したい。”
そのような気持ちを抱いて難関大学を目指す人も多いでしょう。
しかしここで誤解をして欲しくないのが、難関大学に入学したからと言って必ずしも第一志望の企業には就職できるわけではないということです。
逆に言えば、難関大学に入学しなくても、実現することは可能です。
事実、私は中堅レベルの大学を卒業しましたが、第一志望の大手商社に入社をすることができました。
なぜか?それは学生の就職サポートに非常に力を入れている大学に入学したからです。
サポート体制のしっかりしていた就職課を利用し続けたことで、うまく就活を乗り切ることができたのです。
そして私自身がその大学に進学したのも、大学が誇る高い就職率やその手厚いサポート体制からでした。
大学の偏差値レベルで言えば中堅校ではありましたが、希望職種に就きたいという私の目的に、その大学は合致していたのです。
もうお分かりですね?
もし将来の就職のために大学進学をするのであれば、偏差値やブランド云々もありますが、それ以上に就職率や主な就職先を必ずチェックしましょう。
就職率や、卒業生の主な就職先は必ず大学の情報の一つとして得ることができます。
その大学の偏差値やブランドに踊らされていては絶対にNGですよ?
③立地を必ず確認する
え?と思うかもしれませんが、立地の確認は大学選びをする際、非常に重要なポイントとなってきます。
それはなぜか?
最低でも4年間は通うこととなるため、自宅からのアクセス状況等の確認は現実問題としてきちんと受け止めておく必要があるのです。
立地や通学時間をきちんと理解し、納得の上での入学をしなければ後々非常に後悔することになるのです。
私の友人を例に挙げます。
私の友人の志望理由は、指定校推薦枠にたまたまその大学があったからというものでした。
つまりきちんと大学研究等はせず、取り敢えず立地はおしゃれだし進学してみようというような軽い気持ちからだったのです。
確かに大学は有数の人気スポットにあったため、キャンパスライフも期待できる場所でした。
しかしながらその安易な考えが彼女を後々苦しめたのでした。
それは、大学自体はおしゃれなところにあるものの、彼女の自宅から片道1.5時間も掛かったからです。
大学に行ってしまえば友人もお店も沢山あるので楽しいのですが、行くまでが一苦労。
1限目の授業に出席するためには朝6時には自宅を出る必要があるほどだったのです。
もともとただ指定校推薦枠に合ったからという理由だけで選んだ大学。
ゆえに彼女にとって、それ以外は特に魅力なし。
大学そのものに強い関心が合ったわけでは無かったため、そのうち彼女にはサボり癖がついてしまい、単位取得ができず、とうとう進級が危うい状態にまで陥ったのです。
実際、彼女のように立地が問題でサボり癖がつき、単位を落として留年となった人は、他にも大勢いました。
たかだか立地と思うかもしれませんが、きちんと通えなくては何の意味もありません。
通学は非常に大切なポイントですので、電車やバス等の交通機関の確認、所要時間等はきちんと確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
大学進学する目的は人それぞれですし、大学に求める条件と言うのも人それぞれでしょう。
しかしながら、先程も申し上げたように短いスパンで判断してはいけないのです。
安易な考えで大学選びをしてしまうと、後々後悔の念に苛まれます。
くれぐれも失敗せぬよう、今回のポイントを参考に、大学選びを行ってくださいね。
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