【転職理由:体力の限界を感じたため】
私は建築系の専門学校に通っていました。なので建築系の仕事ならどんなことでも携わっていきたいと好奇心旺盛でした。
見事決まった就職先は小さなリフォーム会社でした。最初は右も左も分からず上司に着いて回るだけでしたが、この会社は自分たちで材料の手配から設置、アフターケアまで行う会社でしたので、現場作業はとても楽しかったのを覚えています。
図面を書く仕事もありましたが、一番多かったのは内窓の取り付け作業でした。新築物件の作業も有ればリフォームの現場も有りました。
自分たちで現場まで材料を運んで取り付けを行う作業は力仕事でした。若かった私は力自慢で、仕事に慣れてくると戦力としてしっかりと働けるようになってきていました。
窓を1階から4階まで持って駆けあがったり、重たい枠を取り付けが完了するまでひたすら持ち支えたりと、まるで筋トレをしているかのような作業を毎日していました。そんな日々を2年間ほど続けていると、ある日私は腰痛に襲われました。その日は会社にも行けませんでした。
一日ベッドに横になり、いろいろ考えているうちに、私は体力の限界を感じてしまいました。
今はまだ若くていくらでも動けるけど、この先20代後半、30代となっていったときに、今と同じような働きは出来ないと感じました。
どうしても女性ですから筋力にも限界はありますし、男性よりも早くに衰えは来ると思います。会社の状況からいって、事務作業と図面描きだけしているわけにもいかないと思いました。
いろいろ考えた末、就職して3年目で私は転職を決意しました。
ただ、転職活動は簡単ではありませんでした。人の住まいにかかわる仕事をしたかった私は、家具屋や雑貨屋、設計事務所などをいろいろ受けました。
しかし私には資格などを持っておらず、転職にはとても不利な状態でした。販売の経験もなかったので、急募のお店などでは、書類で落とされることも少なくありませんでした。
就職期間約5カ月の間で約20社は受けたと思います。毎日のようにハローワークに通い、新しい求人が出ていないか確認していました。
そしてある日とある求人を見て、ここに行きたい!と心から思える会社に出会いました。そこは自宅の近所にあり、学生時代に毎日通っていた建物に入っている会社でした。
さらに言うと、その建物が建設されているころから、どんな建物ができるのか楽しみに見ていた建物で、完成してブルーシートが外された時の感動は今でも忘れません。
こんな事務所で働けたらなぁと思っていたことを思い出しました。私はすぐさまこの会社に応募しました。すると二日後に面接、というとてもスピーディーな対応でした。
面接に行って知ったのですが、人が辞めるのですぐに新しい人材を求めていたとのことです。面接で私は、この会社への憧れの思いの内をすべて話しました。
自分の学生時代の作品などを持っていき、建築の経験を話はしましたが、学生時代の実績は乏しく、建築士の資格も持っていないので、経験はほぼ考慮してくれていなかったと思います。ただ、自社設計のこの事務所に憧れていたということをひたすら伝えたのみです。
そしていかに建築設計に憧れをもっているかを話しました。およそ30分ほどの面接を終え、特に手ごたえもなく帰宅しました。
経験不足というのは、転職ではやはり不利なのだと感じました。しかし次の日、なんと合格の連絡をいただいたのです!正直驚きました。何の経験もなくただ憧れだけで受けた面接で、私は転職に成功してしまったのです。
あとから面接に同席していた社長に話を聞くと、経験よりも、いかに建築が好きで、この会社に興味を持っていてくれてるかがポイントだったと聞きました。
私の場合、建設当時から出会っていたのはここに就職する運命だったと感じたと言われました。さらに、ここで一から育ててやるから、戦力になるよう頑張ってくれ、とも言われました。
転職の理由は人それぞれだとは思いますが、転職先に対する思いを持っていれば、どんなつたない言葉でも一生懸命さは伝わるし、それが選考の理由にもなると感じました。
どんなに用意周到に面接に挑んでも、その会社での自分のビジョンが見えていないと、相手には型にハマっただけの面接で、伝わるものは少ないのではないでしょうか。
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