【転職理由:努力するのがばかばかしくなったため】
私はその当時カメラマンという職業に就いておりました。仕事内容はとてもハードで、毎日朝7時前後から夜の23時前から24時あたりまで働いておりました。
正直当時の私はまだ若く、この会社に入社したいと思った理由もカメラマンという肩書きがとても格好良いと思ったという不純な気持ちという事もあり、あまり深く考えないで試験を受けたのを今でも覚えております。
ですが実際にやっている仕事は1枚最低数千円で販売する写真の撮影だった為、お客様からの重圧はとて強かったです。
ある程度のバリエーションの中からカメラマンの独断で後ろのバック紙や人の並び方が変わってくるので、自分の味を出したいという気持ちが強い私にはとてもやり甲斐のあった所でした。
ですがとにかくカメラマンというのは変な話センスがものをいう世界であるといえます。なのでどれだけ続けていても上達しない人は上達しないのです。
人物を撮影する時にどの角度や画角で撮ったら良いだろうかを瞬時に判断し、時間内にできるだけのポージングの写真を撮り、その中で笑顔の写真を撮るという写真のセンスに加えてキビキビと行動できないと売上にも貢献できないという負のスパイラルになってしまう環境でした。
私は比較的センス的には良かった方でして、画角や配置等もどうしたらバランスが良くなるのかというのが自然に理解できておりました。
なので自分でいうのも何なのですが私の写真は意外に人気があったのです。その時はそれで良かったのですが、そこからが退職の道の始まりだったのです。
とにかく良い写真を撮ってしまうと、先輩達からとても煙たがわれるのです。全ての動物はやはり皆縄張り争いがありますので、人間も例外では無かったという事です。
会社では必要な戦力でも、現場からしたら自分の存在を脅かす存在にしかならないのです。そこでそういった目を気にしなければ問題無かったのですが、元々コミュニケーション能力が無かったのでそういう人の目が気になってしまっていたのです。
そういう事から努力する事がバカらしくなりカメラを置く事にしたのです。
転職をする時に私の悪い癖なのですが、普段は流れ作業が得意なのですが、働きながら転職活動が苦手なのです。
仕事をしている時は何だかんだいって体力や精神力を結構使ってしまうので、どうしても仕事が休みの貴重な日に転職活動をするのが辛すぎて、この当時は退職をしてから求人を探しておりました。
前職のカメラマンの時も転職活動をしたので、正直転職の方法等は一般的な人よりも詳しかったので、とりあえずインターネットで有名な求人サイトへ登録し、毎日とにかく面接に動き回っておりました。
とにかくその当時は仕事をしていないので、とりあえずどこでも良いのでまずは内定を頂きたかったという事もありとにかく適当な所を受け続けておりました。
そして内定がいくつか出た頃に、自分は次どういう所にいけば良いのだろうかと考え、カメラマンと違ってあまりガツガツ仕事をしないで、普通に働ける所に入りたいと考え、これから需要のある介護業界に興味を持ち始めました。
中でも私が選んだこの介護の会社は土日がしっかりと休みという事に加えて、これから確実に大きくなる介護業界に飛び込み技術を身につけたいと感じたのです。
元々カメラマンの時代は休みも全く無く、朝早く、夜遅くという流れだったので、普通の人間の生活に憧れもあったのでこの会社を選びました。
会社は星の数だけありますので、どこの会社が良いのかというのは正直誰も分からないと思います。私は今回では介護業界へ飛び込んだのですが、どの業界へ飛び込むにしろ転職に悩んでいるという事は少なからず変化を求めているはずです。
どの業界にも長所、短所は必ずありますし、理想と現実は必ずズレが生じてます。
なのでその求めている変化というのがどういった事を求めているのかを冷静に判断しないと正直いたちごっこを繰り返す事になります。
特に人間はクセになりやすいので、一度どんな理由であれ退職してしまうと次の場所の退職の敷居が下がってしまうのです。
やりたい事が見つかって退職するのはとても良い事ですが、辛いから退職してしまうという事を繰り返すと辛くなった時に逃げてしまいます。
今回私はカメラマンで出る杭は打たれてしまう事が嫌で、少人数制のデイサービスで覇権争い等と無縁でガツガツしながら仕事をしたくないと思い、そこにフォーカスして仕事を選びました。
それが次の仕事で失敗しない方法です。
自分の目的がしっかりと決まっていっれば、次にどうすれば良いのかという事も分かってきます。そういう事を沢山考えると頭が痛くなり考える事を放棄したくなりますが、転職というのはそれ程人生の中でも重要なポイントだといえます。
なので何度も転職をしてあくないのであれば、何をどうしていのかとしっかりと自分有りに噛み砕いて考えている事が重要なポイントになるといえるでしょう。
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