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美容師さんから他業種へ転職をしたいと考える人って非常に多いですよね。
実際の例として、ツイッターなんかで『美容師』と検索しようとすると、検索補助の機能で『美容師 やめたい』と出てくるんですよね。
この話しは以前ネットで話題になっていましたが、やはりかなり多くの方が美容師という仕事に悩み、辞めて転職したいと感じているようですね。
かくゆう私ももともと美容師として同じように感じており、それが積もり積もって転職したという経緯があります。しかし、簡単に辞めて転職というわけにもいかないのが美容師という仕事でもあります。
今回はそんなあなたの転職を上手に成功させるための5つのポイントを、先輩としてお教えしようと思います。
(診断時間は約5分です)
①今の状況を改めて見直す
転職を成功させるうえで、一番大事なのが見直しの作業で、一番最初に行ってほしいことです。その理由としては、美容師は非常に貴重な仕事だから安易に辞めないで欲しいという意味があります。
まずそもそも、美容師になるためにどれだけの経緯を要したか思い出してください。
おそらくほとんどの方は高校を卒業した後に専門学校へと通い、国家試験を合格して、採用されたと思います。それこそ周りでは高校を卒業した18歳から働いている人もいれば、18以降も大学に通って学んでいる人たちもいます。
これは良い意味でもあり悪い意味でもありますが、そんな周りと違ってただまっすぐに美容師になるためだけの学校に通っていたということです。
転職した後には、そのように働いてキャリアを積んだ人や、経営のノウハウを学んだ人たちと働くことになるので、本当に良くも悪くも専門学校に通っていたということを認識しなおしてほしいのです。
そしてその専門学校に費やした費用、時間も考えましょう。そういったことを考えたうえで、本当に転職が必要なのかどうかということを見直すのが大きな決意表明となり大事なこととなります。
この理由を再認識したうえで、次は転職したい理由をならべて考えましょう。
それだけ苦労してなった美容師をなぜ辞めてまで他業種に転職したいのかということです。一時的に他の仕事の魅力に惹かれているだけではないのかということや、同じようにちょっとした店内のトラブルなどの理由ではないのか。
そうした転職したい理由を次々に書き出してでも並べて再度考えましょう。その理由がわかれば、次の転職先の選び方がスムーズに行くからです。
一つの業種にもいくつもの、転職さきがあります。なので転職理由に合わせた転職活動を行うと、一番良い所を選べるようになるからです。
②実際に周囲で転職した美容師に相談する
これも転職前には必須で行ってほしい内容です。私のように美容師からの転職に成功した人もいれば、実は失敗してまた美容師に戻ったという人もいます。
なので、上手な転職をするためにはまず一人でも多くの経験者の話しを聞きましょう。
一口に美容室と言っても、チェーン店か独立店かで大きな違いがあり、働く形態の違いが転職でどれだけの差が生まれるのかというのを知ることが大切なのです。
それは例えば、休憩時間一つとってもそうです。
『今までは休憩時間が設けられていなかった』なんて人が、急に休憩時間の設けらる職場に転職して『暇すぎてやりがいを感じなくなった』という人もいますし、その逆で『休憩時間があったのになくなった』なんて方もいて、感じ方が違うからです。
なので、業種として考える以前に社会的な第三者意見を得ることが、非常に重要なのです。
③転職サイトに登録する
さあ、これまでの項目で、あなたは転職する理由や転職すべき場所が絞れてきたはずです。そんなあなたは少しでも早く行動に移すのが吉ということで、転職サイトに登録しましましょう。
今や転職サイトは多くの種類があり、サイトによって求人の内容が大きく違います。なので、チャンスを逃さないように一つでも多くのサイトに登録することが肝心です。
それによって多くの求人と出会えるチャンスを作ります。
さらにここで大事なのはスカウト機能を利用することです。もちろん自分の目指す求人を探すのは大事ですが、美容師のあなただからこそ欲しいという企業もかならずいます。
美容師さんは接客業として非常に繊細なサービスを行うということで、業種としては全く違くても同じサービス業の方なんかからは人気という声なんかもよく聞きます。
なので、これも一つでも多くの窓口を広げると言う意味にもなりますので、かならずスカウトメールには目を通すようにしましょう。
④どんどん面接をする
ここにきて、美容師であるという最大のメリットが働きます。それは、美容師はほとんどが平日休みということです。接客業の美容師と言えば基本的には土日はフル出勤で、平日休みという所がほとんどですよね。
しかし転職の面接なんかはほとんどの企業が平日のみに行われています。
なので、平日出勤で土日休みのサラリーマンなんかは転職活動が非常に難しいと言われるのですが、その反面美容師はどんんどん平日に面接を入れることができます。
それを生かして1社でも多くの面接を行くことが転職の成功にも繋がります。
ここで注意してほしいのは、完全に違う業種に転職をしたい場合です。そもそも転職には、今の環境より悪くなるかもしれないというリスクを抱えています。
それが特に多いのが美容師でもあります。
先ほどもお伝えしましたが、美容師は18歳から他の人たちとは全く違う過程で社会人になったわけなので、他とはかなり経験値も少ないからです。
しかしもちろん、そんなリスクに絶対あたるわけにはいきませんので、しっかりと面接をして、自分を見てもらうのはもちろん、相手をよく見るということが大事なのです。
これを少し時間をかけてでも多くの企業に行いましょう。そういった意味ではあらためて、美容師の転職は大きな人生の転機というこを再度確認してほしいですね。
⑤しっかりと今の美容室と別れる
これは当たり前ではありますが、オマケとして注意しておきたいことではあります。もちろんこれまでのポイントで、あなたがしっかり準備から行動をできればきっと転職は成功すると思います。
しかし、人生と言うものはどこで何が起こるかわかりません。念のため、保険を用意するというのがこの項目の重要な点です。
改めてのメリットとして、美容師は国家資格です。つまり一度取得したあなたは、最悪のことがあった時に戻ることができます。
しかし、そんな時にまた働き口がなければその資格を活かすことができません。そのために、今のお店のスタッフや、お客さんに挨拶するというのは非常に重要なことなのです。
本当に何かのきっかけで、美容師に戻ることになった時、またあなたに髪を切ってほしいという方がいるかもしれません。
まとめ
以上が、美容師からの転職に成功した私からの5つのアドバイスです。ここまで読んだあなたは、きっと今まで気づいていなかったこともあったと思います。
なので、少し悪い言い方にはなってしまいますが、厳しいことを言うと、美容師の転職は特に大変だということです。ただでさえ転職というのは成功か失敗かというのが重要視されますが、美容のためだけを考えてきた美容師は特にリスクが大きいのです。
ただ、美容師ならではのメリットや武器が多いというのも事実です。接客をこなしてきたあなたは転職面接などには非常に強いはずです。
そういった良い点、悪い点をふまえて、転職活動をすればきっと成功するはずです。
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