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アパレル職から転職をしたいけどどうやればいいか分からない。特に、他業種への転職を考えているなら尚更そうでしょう。
私も、あなたと同じようにアパレル職から他業種へ転職を考えたときは悩みました。
ですが、最終的には他業種への転職を成功させ、現在では充実した日々を送っています。そこで、私が経験したことを5つのポイントに分けてお伝えしますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
(診断時間は約5分です)
①自分の興味をあぶりだす
ただ、漠然と「転職したい」「ほかの業種で働いてみたい」と考えているだけでは、当然就職できません。それ以前に、自分がどこの方向を目指して進んだらいいのかすら見えてこないでしょう。
そこで、まずは「どんな仕事に就きたいか」を考えてみることが大切です。他業種で働いてみたけど、いざ考えてみると実際にどんな業種に行きたいか見つからないこともしばしばあります。
私も初めはそうでした。転職はしたいと思い始めたのですが、そもそも何をしたいのか、どんな仕事をしたいのか、自分自身でさえよくわかりませんでした。
そうなると、転職サイトをみてみても、ハローワークへ行ってみても、いまいち「ピンッ」ときません。ですから、働いてみたい業界をおおざっぱでもいいので絞っていく作業を行います。
では、実際にどのようにして働いてみたい業界を探していくのでしょうか?実は、紙とペンを用意するだけで、簡単に自分が見えていく方法があります。
まず、紙に今、自分が興味があること、やってみたいこと、やりたいと思っていることを思いつくままに書いていきます。
例えば、「料理」「新しいメイク」「英会話」「手芸」「車の運転」「ネイルアート」「植物育成」「子供を育てる」「エアコンの掃除」・・・といったように、一見仕事に全く関係なさそうなことでも片っ端から書いていきます。
次に、この書いた一覧の中から、自分で「似ている」と思っているもの同士を、同じ色のペンでまるで囲んでいきます。
例えば、「新しいメイク」「ネイルアート」が、両方ともオシャレに関するもので似ているのではないかと思えば、それを赤で○つけます。
こうして、全て書き出したものをカテゴライズし、最終的に一番多かった色のものが、今自分が一番興味がある業界が扱っているモノやコトになります。
参考までに私は、「新しい車」「スタッドレスタイヤ」「ガラコ」・・・などと、車に関するものが多く出てきました。
②転職サイトに登録してみる
大体どのようなものに自分が興味あるか、また、どのような業界に携わってみたいのかが見えてきたら、そこで、さっそく転職サイトに登録してみます。
転職サイトはたくさんありますので、いくつかまとめて登録してみましょう。いきなり応募などはしなくて問題ないので、気を楽にして進めていってください。
転職サイトを見ると、今度は募集側が様々な内容を公表しています。募集要件や採用条件など、堅苦しい部分から、仕事内容、それも「○○の一日」といった、一人の社員に密着したような内容や、就活中の人から寄せられた質問に、それへの回答。
さらに、社風やイベントの様子まで、その会社の様子が伝わるように、会社側も趣向を凝らしています。これらを多数見ていくことで、なんとなくその業界全体のイメージや雰囲気が伝わってくるのではないでしょうか。
そこで、「何か合わないかも」と思えば、①で行ったカテゴライズから、二番目に多かった業界をのぞいてみてください。このようにして、私は様々な業界とその雰囲気を学んでいきました。
また、これは行っても行わなくても構いませんが、私は記録の為に、それぞれの業界の雰囲気をメモに残し、まとめておきました。後で見直す時にとても見やすかったです。
③アパレル職と似たような部分を探してみる
新しく働いてみたい業界とそのイメージはなんとなくつかめたでしょうか。そこまでできたら、今度は自分の今までいた業界を振り返ってみましょう。
例えば、私は学校を卒業してから転職するまでずっとアパレル業界にいましたが、自分からみたアパレル業界はどんな世界だったのか・・・。それを思い出して、また思いつくままにノートに書き出してみます。
例をあげますと、自分にとってのアパレル業界はこのようなイメージでした。「オシャレ」「きらびやか」「若い人が多い」「人に勧める仕事」「社交性が必要」「物を売る仕事」「話が上手な人が多い」・・・。
今まで自分がいた業界です。少し考えるだけでたくさんのイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。その中から、自分が今興味を持っている業界と共通すると思う部分を探してみるのです。
私は、もともと車が好きで、自動車販売業界に興味を持ったのですが、その業界には必ず「営業マン」がいて、花形として第一線で活躍しています。
その「自動車販売の営業マン」と「アパレル」の共通点を探してみました。結論から言いますと、これが思っている以上に出てきたのです。
二つの業種とも、「人に勧める仕事」であり、当然「社交性」が最低条件となります。さらに、「物を売る仕事」であり、仕事を長年続けるにつれて、営業トークが磨かれていく仕事です。
また、意外だったのが、営業職も「オシャレな人が多い」仕事でした。人と接し、自分を売り出す仕事なので、身なりをきれいにまとめている人が多く見られました。
このように見てみると、特別な資格をもっていなくても、今までの経験を生かして転職できる業種であると考えられますね。
④身近な人に相談する
ここまで自分で決められたら、そろそろ身近な人に相談してみましょう。初めの時点で相談してしまいたくなりがちですが、初めのうちに相談するのはあまりお勧めできません。
というのも、ある程度自分自身が固まり、自分が見えてきてからでないと、相手の言葉にまどわされ、流されてしまい、結果として自分が本当にやりたいことがわからなくなり、転職難民になってしまう可能性があるからです。
悩んでいる時期の自分にとって、人の言葉というのは、自分が思っている以上に多大な影響力を持っています。ですから、ここはぐっとこらえて、自分を見つけてから相談してみましょう。
相談相手は当然親身になってくれる方ですが、贅沢をいうのであれば、今度働いてみたいと思っている業種の方がいれば、是非その人に相談してみましょう。
そして、必ず、「いい部分」と「悪い部分」を教えてもらい、客観的に判断しましょう。もし、周りにいないとしたら、なるべく平等にジャッジしてくれそうな人を選んでください。
人は大体、相談する時点で自分の中で結論が出ていることがほとんどです。
だから、相談相手の発言に対抗してみたり、乗ってみたりするのです。要するに、「後押し」してほしいというのが、相談する側の本音です。
今回も、人に相談することにより、その人の反応をもとに、自分の中での「その業界で働きたい!」という気持ちを確固たるものにします。
⑤いままで働いてきたことに自信を持つ
今まで私はアパレル職で働いてきました。あなたも、アパレル職で働いてきました。そして、お互いに仕事に就いたことで身についた何かがあるはずです。
私は、人に物を勧め、それをお客様が気に入ってくださり、購入する度に、自分のトークと物を選ぶセンスが磨かれていくような気がしました。
それは、「国家資格」 のように認められた資格とは違いますが、自信であり、積み重ねなければ手に入らなかったものです。そして、次のステップにあがったときに、役に立つものだと転職を通して知りました。
実際に私は、自動車販売会社の営業職に就き、現在働いていますが、お客様に車を勧めるときの話の組み立て方、相手の心の奥底の希望の聞き出し方、また、悩んでいる時に必要であろう後押しの言葉など、これらはアパレル職時代に学び、培った技術だと思っています。
今は、アパレル職時代より高価なものを販売することで、自分自身の仕事のスキルの上達や、また、接客態度の向上を感じることができ、とても充実しております。
まとめ
以上、5つのポイントをお伝えさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
やはり一番大切なのは自信です。自分が今までやってきたことに自信や誇りを持てるなら、次の職場でも必ず活躍することができます。
面接の場でも自信を持ってアピールするようにしましょう。
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