近頃では、正規社員にならずに、派遣会社を通して仕事をすると言う人も少なくありません。また、自分が納得する仕事に就けるまで、派遣で仕事をしてお金を貯めると言う人もいます。

この派遣を通しての仕事ですが、いろんな職種があり、男性では工場作業や、女性では事務系なども人気があるようです。

しかし、派遣を通して仕事をしていると、どうしても職場の人間関係が悪く、仕事にも影響したり、自分が担当していない仕事まで押し付けられてしまったりと、いろいろと問題が出てくる場合もあります。

このような時は、せっかく仕事をしていても、どうしても辞めたいと思うものです。けれど、派遣会社には、退職理由に何と言えば良いのか分かりにくいものですね。

あまり変なことを言うと、もしかしたら次の仕事を紹介してもらえなくなるかも・・・などと言う心配もありますので、以下のようなことを参考にしてみるのもいかがでしょうか？

①出来るだけやんわりと担当者に話をする

もし、人間関係で悩み、仕事を退職したいと思うのならば、その旨を担当者に話すのも良いかと思います。

けれど、○○さんに苛められたから辞めたいです！などと言うと、派遣会社の営業担当の中には、幼稚ないい訳だと印象を悪くする人もいるかも知れません。

そのため、出来るだけマイルドに話をすることをおすすめします。

例えば、○○さんと組んで仕事をしていたのですが、私の力では○○さんに迷惑を掛けてしまっているようなので、他に適任者を探してもらえませんか？などと、相手に対して自分の存在が迷惑になっているから、転職をしたいとアピールするのも良い方法です。

このような言い方ですと、やんわりと○○さんと何かあったと派遣の担当者も気がつきやすいものですので、苛めを受けたと声高に叫ばなくても良いですし、こちらの印象もそんなに悪くなりません。

営業担当者の一部の人には、何とか辞めさせないように取り繕う人もいますが、それでもどうしても辞めたい場合には、辞意の気持ちをはっきりと伝える必要があります。

②他にやりたいことがあるとアプローチするのも良し！

また、上記以外にも、派遣会社に退職の意を伝えたい時には、別の方法もあります。例えば、正社員での就職が決まったため、派遣を辞めたいと伝えてみるのも良いかも知れません。

この場合には、最初に派遣会社には、正社員で仕事をしたいと伝えておく必要がありますが、どうしても仕事を辞めたいと思ったら、途中からでも派遣会社に正社員での仕事を探していると伝えておきましょう。

それに、進学が決まったので仕事を辞めたい、事情があり、実家に戻らないといけないなどと言う私的なことも、退職の際には有効ですが、あまり大きな嘘をついてしまうと、バレた時に問題となるケースもありますので、注意しなくてはいけません。

③担当者次第では素直に話をしてみるのも・・・

また、仕事を辞める際には、素直に仕事内容が合わないことや、職場で問題があることなどを、営業担当者に素直に話すのも良い場合もあります。

ただし、営業担当者が比較的穏やかで、こちらを親身に心配してくれる場合のみであり、そのような担当者ならば、やはり何らかの解決法を提示してくれますので、こちらとしても信頼して良いかと思います。

けれど、中には、派遣会社に迷惑が掛かるなどの怒声を浴びせる営業担当者もいますし、返って、問題を大きくしてしまうようなタイプの人もいますので、しっかりとした見極めが大切です。

それに、自分自身も仕事の際には、派遣会社に迷惑を掛けないように、遅刻や無断欠勤をしないようにしましょう。

派遣だからと言って、ダラダラと仕事をするのではなく、しっかりと仕事をこなさないといけません。自分が真面目で一生懸命仕事をすれば、営業担当者も理解してくれることも多くなります。

派遣会社の中には、期間内に辞めてしまうことを禁じているところもありますが、やはり人間ですので、どうしても仕事が嫌になる場合もあるかと思います。

そのような場合には、まず、同じ派遣会社から来ているスタッフに相談してみるのも良いでしょう。

同じ派遣社員の立場ですので、具体的なアドバイスをもらえるかも知れませんし、仕事のストレスも軽減されます。

また、嫌なことがあったからと言って、すぐに辞めたいと思うのではなく、まずは半年、次は一年と言った具合に、様子を見ていくのも良いでしょう。中には、時間が解決してくれるケースもありますので、常に長い目で見ることも大事です。

まとめ

派遣が忙しいと、残業代がプラスになり収入も高くなりますので、その場の空気に流されてしまい、浪費してしまう人もいますが、将来はどうするかなどのビジョンも、きちんと考えておかないといけません。

それに、あくまでも仕事は仕事だと、割り切って考えてみるのも良いかと思います。まずは目先の仕事をこなすことを第一にして、自分の悩みと向き合うようにしましょう。