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新卒入社2ヶ月で退職を考える人って多いですよね。五月病なんて言葉がありますが、これも当てはまりますよね。大丈夫では決してないと不安になってしまうと思いますが、安心して下さい。大丈夫です。
そもそも新卒入社って難しいですよね。要は社会人経験がなくて右も左もわからない状態で就職活動をして入社するわけです。
そんな状態で自分に合ったピッタリの仕事に就ける人の方が珍しいぐらいではないでしょうか。だからあまりに難易度が高すぎる話だと思うわけなんです。
しかもこの2ヶ月という期間がまた重要ですよね。2ヶ月ほど会社に在籍していると、ちょうど色々ことが見えてくる頃だと思うんです。
想像していたものと違って失望することだって絶対にありますよね。ましてや社会人経験がないんです。そういった失望があって当たり前です。
嫌な面も本当にたくさん見えてきてしまうと思います。
私も入社2ヶ月で毎日罵倒されてばかりのパワハラを受け、サービス残業を半ば強要されていました。そのためもう退職したいという気持ちでいっぱいでした。それが故にあなたには本当に強く共感できるのです。
そこで、入社2ヶ月で退職を考えたときの対処法についてこれからお伝えさせて頂きますが、まず、今の仕事が自分に向いているか?を調べてみてください。
2ヶ月働けば見えてくるものがありますからね。それを辞めるかどうかの判断基準にしていいと思います。
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①入社2ヶ月で辞めたいときにやるべきこと
まず誰かに相談する
誰かに口を開くだけで、肩の荷が下りて一気にスッキリとするからです。けれどももしかしたらあなたが両親には相談しにくいと考えているかもしれませんね。
確かに今まで育ててくれた両親に恩返しをしていかなければならない状況にて、いきなり退職の話は持ち出しにくいと思います。
別に両親でなくていいんですよ。友達の方がよっぽど気楽だと思います。友達にも相談できる人がいないというならば、バイト時代の先輩や親戚などのまた他の人でも構わないと思います。
誰かしら相談できる人が一人はいるはずです。因みに私は地元の同級生である友人に相談しましたよ。私の場合は、友達が何か具体的な解決策を教えてくれたわけではありませんでした。
そんな解決策など友人が持っているはずがありませんよね。でもそれでいいんですよ。友人に悩みを打ち明けただけで、何だかスッキリした気持ちになったからです。
友人と一緒に辛い話を思いっきり笑い飛ばしました。職場の人間の悪口も言ってしまいました。それによって気持ちが一気に楽になったのです。
気持ちが楽になると頭が柔軟になるため、何か良い自分なりの打開策を思いつける可能性が高まります。
思い切って直属の上司に相談する
でもこれってすごく勇気がいりますよね。でも良い上司ならば相談にのって解決策を提示してくれるはずです。ある意味でこの方法が問題解決のための一番の近道でもあります。
でももし上司が良い人ではなく、罵倒するばかりで全く相談にのってくれなかったらどうしましょうか?
それも大丈夫ですよ。
それならばすぐに転職活動を行えば良いだけです。上述しましたが、20代ならばいくらでも正社員の転職が可能な時代です。
私もそうでしたが、他の知人達も簡単に正社員の転職を実現させていました。正社員の転職ができないなどと考える必要はありません。
最後にまとめると、全然大丈夫だということです。問題解決策もいくつもあります。自分に合った方法を見つければ何も問題ありませんよ。
自分へのご褒美を考える
一日の終わりに、そして、一週間の終わりに是非ともご自分にご褒美を考えましょう。一生懸命慣れないお仕事を頑張っていらっしゃるのですからちょっとした贅沢しましょう。
美味しいものを食べることだっていいし、普段足を運ばないところへ足を運ぶことでもいいのです。週末ともなれば、気の合う同期の人がいれば居酒屋へ行くのもいいし、レストランでもいいのです。
きっと同じ時期に入社した仲間も同じような思いをされていて愚痴をこぼしたいにちがいありません。不満をぶちまけてすっきりしましょう。
会社の同期にこだわらなくてもいいし、人と時間を共にするのがおっくうであれば一人でもいいのです。1人カラオケもいいかもしれないし、普段足を運ばないようなしゃれたレストランに足を運ぶのもいいかもしれません。
ご自分が一番リフレッシュする方法で時間をすごしましょう。きっと仕事をもう少し頑張ろうと思えてきますよ。
会社を休んで休養する
どうしても煮詰まって先へ進めないと感じたのなら、思いきって会社を休んじゃいましょう。ただし、その際は最低限のルールは守りましょう。
一つはもちろん、休む当日の朝は職場に連絡を入れること。もう一つは職場の空気とタイミングを読んで実行すること。
最後は社会人という自覚をもって頻繁にはこの方法は用いないということです。あまりお勧めできないかもしれませんが、私は時と場合によっては会社を休んじゃいました。
仕事が休みの日以外のひょんなタイミングで休日をとると心底リフレッシュできたりします。そして、一日仕事を休んでいると悩んでいることが小さなことのように思えるものですよ。
そして、一日を終えるころには明日は職場へ復帰しようと思えます。
目標を設定する
仕事を続ける目標を作りましょう。「○年間たったら仕事は辞める!その間はは我慢する!」というふうに。これはネガティブな考えのように思えますが、「○年間は仕事をがんばる!」というポジティブな考えにつながります。
私のお勧めは3年です。「石の上にも3年」というように、3年間1つのことをコツコツとりくむと必ず自分の血となり肉となり身に着くことがありますよ。
あなたの身についたことは人生の糧となりその先の人生を豊かにしてくれるものです。新卒2ヶ月ではまだまだ「人生の糧」になりえることは身についていないし、この先の人生に活かされるものはまだまだないと思いますよ。
辞める時期としては早いと思います。今、辞めたところでまた、次なる越えなければならない山が待っているのが人生です。
そのとき、あなたの血となり肉となったものをもって挑むのと全く持っていないのとではまるで違ってくるのです。苦悩をのりこえることは人生の肥やしとなり、自分を成長させてくれます。
それを実感するときがきっといつかやってきます。
3年たつ頃には、あなたをとりまく状況がかわっているかもしれません。あなたの頑張りを認めてくれる人も現れるでしょう。仕事に対する考えもかわっているかもしれません。あなたの存在が職場にとって必要とされるのかもしれません。
辞めるのはそれからでも遅くないのではないでしょうか。
転職サイトを見る
新卒の3人に1人が入社してから3年以内に退職している時代ですので、転職を検討するのも悪くはありません
別に2ヶ月だからといって転職が不利になることはほとんどありません。そんなことはあまり気にされないのです。しっかりと面接の際に説明できれば構いません。
嬉しいことに、30歳まではいくらでも転職する会社は見つかります。私も30歳になるまでは、簡単に正社員に転職ができました。つまり何とでもなるのです。
ただ、いざ転職となるとかなり勇気がいるのも事実なので、まずは転職サイトでどんな求人があるのかを確認してみましょう。
②新卒入社2ヶ月で転職を成功させる3つのポイント
自分の職歴に正直になる
まずは自分の職歴に正直になるということです。職歴といっても入社して2ヶ月しか働いていない今のあなたの会社のみということになりますが、そこで無理意地を張らずに転職活動に臨むということです。
面接などでは必ずと言っていいほどなぜ2ヶ月で退職をしたのかと聞かれます。中には持続性がないといって色々な嫌味や嫌な質問を投げかけてくる面接先もいるかもしれません。
そのようなことを恐れて職歴を偽装したりしてしまうと返ってばれたときに信用もなくなりますし、晴れて就職できたとしても一生その嘘と付き合っていかなくてはなりません。
なので入社2ヶ月で退職したという事実をしっかりと受け止めて転職活動に臨みましょう。2ヶ月だけですが得られたものはたくさんあるはずです。
2ヶ月間の間で自分が成長できたところ、会社に貢献できたところをピックアップしてその部分を面接などでたくさんアピールしましょう。
転職活動はスピーディーに行う
次に転職活動の期間についてです。転職活動は今の仕事をしながら行うということもあれば退職をして転職活動一本で励むという選択肢もあります。
あなたがどちらの方法で転職活動を進めるかは自由ですが、私は退職をしてから活動することをお勧めします。入社2ヶ月ということはまだ覚えるべき仕事もたくさんあって仕事に慣れていない時期だと思います。
そんな中で仕事をしながら転職活動をするとなるとどちらも疎かになってしまいダラダラと活動をする可能性も出てきてしまいます。
また新卒なのでまだ引き継ぎもないでしょうし、それならばキッパリと退職をして転職活動に精を出す方が成功させる確率がぐんと高まります。
しかしその間収入源がないので活動はスピードが命です。またあなたが転職活動をしている間会社で働いている同年代の社員はどんどん成長します。ライバルたちと力の差を広げないためにも転職活動は集中して手早く進めましょう。
しかしだからと言って一日に何社も面接を入れたり質より数にこだわっていたりするのはいけません。数をこなせば転職が成功できる確率が上がるというわけではありません。
面接の受け答えなどの質をしっかりと高めてスケジュール管理をしっかりして素早い転職活動を心がけましょう。
入社した会社を悪く言わない
最後に面接などで注意すれば成功するポイントをお教えします。それは新卒で入社した会社のことを悪く言わないということです。
退職する理由は様々ですが例えば上司や同僚が嫌な人ばかりだったや、仕事内容がつまらなかったなど今の会社のマイナスになることは極力口にしないことです。
面接官は退職した理由を会社のせいにしている、もし自分のところに転職をしたら自分の会社も悪く言うのではないかと気にする面接官が結構多くいるのが事実です。
今の会社で得られたもの、成長できた点など会社への感謝の気持ちを忘れないということが転職活動を成功させる大きなポイントでもあると思います。
人間関係がうまくいかなかったという場合は関係がうまくいくために自分が工夫したことなど、自分がなにをしてきたか、そのマイナス面に対してどう対処してきたかを伝えるのがポイントです。
まとめ
思いつくことをいくつかアドバイスさせていただきましたが、最終的に決めるのはあなたです。あなたの悔いのない選択をされることを願って止みません。
ただ「気は病から」といわれるように、悩みが過ぎて心身のバランスがとれずに病気になれば身も蓋もありませんから、アドバイスをもとに上手に息を抜くことも忘れず次なるステップに進んでほしいと思います。
今は、慣れないことばかりで視野が狭くなりがちで周囲の事を見渡せないこともつらい気持ちを助長させていることも1つ原因があるかと思いますよ。
是非、辛くなったとき仕事の合間をみて深呼吸をして周りを見渡してみてください。後ろの席に座っている人が、もしくは隣りの席の先輩が考えてみればよい人だと気づくかもしれません。
仕事のいいところが見えてくるかもしれませんよ。
人は、本気で苦難を乗り越える時、いままで思いもしなかった考えが湧いてくるものです。そうして人間って成長していくと思います。縁あって今の会社に就職されたのですから、成長なしに辞めるのはもったいないと思いますよ。
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辞めた後どうなる?を知ることで、今の現状を解決するヒントが掴めるはずですよ。
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